古代中国から伝わる『竹書紀年』(ちくしょきねん)は、紀元前2400年ころの伝説時代から、紀元前299年ころの戦国時代にいたるまでを記録した歴史書です。 司馬遷の『史記』と並んで古代中国の最重要資料となっていますが、このほど、『竹書紀年』の中に、人類が記した現状最古となるオーロラの観測記録が見つかった、と発表されました。 記述には「夜空に五色の光が輝いた」という内容が見られたようです。 研究の詳細は、2022年1月17日付で科学雑誌『Advances in Space Research』に掲載されています。 Earliest Known Report of Aurora Found in Ancient Chinese Chronicle http://www.sci-news.com/space/bamboo-annals-aurora-10703.html オーロラが教えてくれる宇宙のこ
とある方にリクエストを受けて、『春秋左氏伝』の訳書や概説書の手引きを作ってみることにしました。(この方の学識には及ぶべくもないのですが、何故私が…。)週一回更新を守りたいのですが常にネタ切れ気味ですので、何か良いネタがありましたら教えてください。 『春秋左氏伝』は歴史書ということで、その訳を求める初学者の多くは歴史物語的なものを想像するのかも知れません。が、手に取ってみれば分かるように、その記述は非常に簡潔なものになっており、翻訳だけを見てその背後にあるストーリーを読み取るのは至難の業です。また、基本的に年代順に書かれている(=”編年体”)ため、一連の事件があちこちに分断され、筋が追いにくくなっている場合もあります。 この点に配慮し、初学者向けに読みやすい訳を作ったものとして、松枝茂夫『左伝』(徳間書店、1973)があります。 これは抄訳で、なおかつ分断された事件を再構成し、系図や解題を逐
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