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書評と中国に関するLouisのブックマーク (6)

  • 三体2 黒暗森林 読了|ハウス加賀谷

    パートワンの三体から、それほど間を置かずに拝読しました。 あれほどのクオリティで、しかも三部作! 僕は一発目の衝撃の大きさゆえ、まだ二発も玉を持っているという作者に、人間を超えているかのような恐ろしさすら感じたものです。 SF的解釈やストーリーについて語るなら、相応しいかたがゴマンといることでしょう。 僕が読みながら感じていたのは、キックボクシングで言えば、ワン、ツー、ロー、の巧みさでした。 右利きで説明すると、左手ジャブ、右手ストレート、右足ローキック、の黄金のコンビネーションになります。 この作者、作中全てに於いて、ワン、ツー、ロー、を出し続けるのです。 これは決して単調、というのでは無く、老練なコンビネーションで読者を嬲り続けます。 そして絶妙なタイミングとスカしの複合コンボを発動。 長い作品なので薄々来ることを予見しているのに、見えない角度の左ハイキックで、バッサバッサと伏線回収と

    三体2 黒暗森林 読了|ハウス加賀谷
    Louis
    Louis 2020/06/27
    ハウス加賀谷さんの『三体2』評。「僕が読みながら感じていたのは、キックボクシングで言えば、ワン、ツー、ロー、の巧みさでした」1作目しかまだ読んでませんが、あのリズム感の心地良さには共感します。
  • 倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて

    別にアカデミズムに籍があるわけでもない素人ライターが、ベストセラー・倉山満『嘘だらけの日中近現代史』(扶桑社新書)を読んだ所、高校世界史レベルの間違いも有り、どうかと思う誤りが多数あったので指摘します。倉山氏は国士舘大学の講師で憲政史学者を名乗って居られます。 ※批判・追加指摘歓迎

    倉山満『嘘だらけの日中近現代史』の誤りについて
    Louis
    Louis 2016/07/12
    「倉山満氏の中国史観って三国志演義が主なんだね…彼が「発見」した「中国歴代王朝滅亡の法則」って三国志演義以外の何物でもないんだよな…北方異民族が「文字を持たない(!)」と素で言い出すのも凄いよね」おお
  • 「姑娘」水木しげる著

    水木しげるが後年、中国出兵していた人物から聞いた体験談を元に描いた短編作品。姑娘(クーニャン)とは、中国語で若い未婚女性、お嬢さんといった意味である。 第二次世界大戦中、中国侵略を進めていた日軍のある分隊は、小さな村へと侵攻、ある家に女性物の下着が干されているのを発見したことから、狂気にかられ始めていく・・・ 「姑娘を捕虜として部隊長の前へ出せば「殊勲甲」まちがいなしというところでしょう!」そう部下が進言し、分隊長も「どうやら敵もいないようだし・・・・・・こうなったら姑娘ひとりでもつれてかえらなきゃあ手ぶらでかえるわけにもいかんな!」その部隊の暗黙の了解として、中国人女性の略取が日常化していたかのように描かれている。 かくして分隊長以下若い女性「姑娘」探しに奔走。ついに、彼らは村長宅で息を潜めて隠れている村長の娘を見つけ出し、懇願する村長夫婦を一喝して、強引に彼女を連れ去っていくのだった

    「姑娘」水木しげる著
    Louis
    Louis 2015/12/01
    「何を赦していないのか?かつて、徴兵され必死の思いで戦い左腕を失って命からがら帰還した武良茂という男、つまり水木しげる自身をだ」
  • 内藤 明宏「なぜ中国はこんなにも世界で嫌われるのか」で中国人の考え方を知る - あざなえるなわのごとし

    幻冬舎がセールをやってたので買ってみた。 今は、続けて安田 峰俊「知中論 理不尽な国の7つの論理 (星海社新書)」を読んでる。 もともと中国に対して悪感情は無い。 カンフー映画だの、チェン・カイコーとか中国映画はよく観るし、封神演義も春秋戦国も項羽と劉邦も三国志も読んだし、反日運動とかガス抜きとはいえひどいなぁ、とは思うがだからと言って中国人全部があんな感じとも思ってない。 「悪の出世学」も読んで毛沢東がどうやって昇りつめたかも理解した。 とはいえ中国の生の姿や、中国人の考え方などには疎い。 しかし仕事で関わりになることもある。 特に詳しいわけでもない、普通の日人程度の知識じゃないだろうか。 そういう前提でこのを読んだ感想が以下。 【スポンサーリンク】 著者近影 タイトルは「なぜ中国はこんなにも世界で嫌われるのか」なので嫌中かと思いきやそんなことは無かった。 著者は、中国でベンチャー

    内藤 明宏「なぜ中国はこんなにも世界で嫌われるのか」で中国人の考え方を知る - あざなえるなわのごとし
    Louis
    Louis 2014/11/01
    アイ・ウェイウェイもまた中国人だということ
  • 井上純一『中国嫁日記』 - 紙屋研究所

    週刊「プレイボーイ」の2011年9月19日号の「この漫画がパネェ!!」のコーナーで井上純一『中国嫁日記』のレビューを書いた。 『中国嫁日記』は、40代オタク男・井上が20代の美人(と思われる)中国人女性・月(ゆえ)と結婚し、その結婚生活を4コマ漫画にしたものである。ブログで人気を博したので書籍化されたものだ。 なんでウケてるのかってことなんだけど、結婚という異文化衝突・交流があってだな……という要素はもちろんある。特に国際結婚だから、その異文化衝突という側面が極端なまでに強調されている。 味噌汁に香菜を入れてものすごく生臭くなるけど、月は当然という顔をしているとか、肉じゃがセットを「炒め物」と勘違いして炒めたがものすごくうまかったとかそういうやつ。 しかし、実際、上のように書いてみてもわかるとおり、その異文化衝突の事実自体はそんな「大人気ブログ」になるような中身でもない。むしろ「はあ……

    井上純一『中国嫁日記』 - 紙屋研究所
  • 【政治部デスクの斜め書き】「中国の大盗賊」からみる尖閣諸島問題 (1/4ページ) - MSN産経ニュース

    最近、中国の異質ぶりが浮き彫りとなる出来事が相次いでいる。尖閣諸島沖でおきた中国漁船衝突事件での日への報復措置、ノーベル平和賞をめぐり服役中の民主活動家、劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏に授与しないようノーベル賞委員会(ノルウェー)にかけた圧力。エスカレートする中国の対応をみて、北朝鮮の核問題を巡る六カ国協議取材のため、たびたび北京を訪れた際、同僚記者に勧められた「中国の大盗賊・完全版」(高島俊男著、講談社現代新書)を思いだし、改めて読み直してみた。 同書では「中華人民共和国は、中国歴史上、漢、明につづく強力な盗賊王朝である」と規定。漢の初代皇帝劉邦(りゅうほう)、明の初代皇帝朱元璋(しゅげんしょう)ともに「盗賊」だとする。ほかにも唐末の黄巣(こうそう)や明末の李自成など都を攻略した人物はいるが、長続きしたのは漢(約400年)と明(約300年)だった。 そして、毛沢東率いた中国共産党につい

    Louis
    Louis 2010/10/11
    とりあえず『中国の大盗賊』を読んでみたいと思わせてはくれた記事。なんだろう、トンデモ本を妄信した人の記事にしか見えないので著作を読んでみたくなる。
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