タグ

ブックマーク / karonyomu.hatenablog.com (1)

  • 第55回 三山喬『ホームレス歌人のいた冬』 - 短歌のピーナツ

    足で読む 土岐友浩 ホームレス歌人のいた冬 (文春文庫) 作者: 三山喬 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/12/04 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 公田作品の魅力は、透明感だった。極限状況に置かれても、それをストレートに嘆くわけではない。あくまで淡々と情景を描写する抑制的な姿勢に、公田の凛とした人格がうかがわれた。 短歌という三十一文字の世界は、平等な共和国のようなものだ。井村はそう感じた。そこには強者も弱者もない。実生活において、リストラをする側にいる者も、される側にいる人間も、作品は等しく扱われる。それどころか、路上生活者という社会の最底辺にいる者が、空前の反響を巻き起こしたのである。 しかし、あの寒い冬以来、共和国の最有名人となった公田は、二度目の冬を迎える前に共和国を去った。 (三山喬『ホームレス歌人のいた冬』) 2008年12月8日の朝日歌壇の紙

    第55回 三山喬『ホームレス歌人のいた冬』 - 短歌のピーナツ
    Re-KAm
    Re-KAm 2017/05/26
  • 1