「東京」 1月16日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請していた、元ジャスダック上場のエス・イー・エス(株)(資本金72億4592万8731円、国立市東1-4-13、登記面=青梅市今井3-9-18、代表北島文雄氏、従業員430名)は、5月1日に破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は井窪保彦弁護士(中央区八重洲2-8-7、電話03-3273-2600)。 当社は、1978年(昭和53年)11月に設立された半導体洗浄装置メーカー。半導体製造工程における半導体・液晶ガラス等の薬液処理装置の製造を手がけ、台湾、中国、韓国、アメリカに現地法人を設置して業容を拡大、91年5月には株式の店頭登録(現・ジャスダック)を果たし、2007年3月期の年売上高は約217億3500万円を計上していた。 しかし、2007年10月以降、半導体メモリー価格の急落から顧客となる半導体メーカーが設備投資を抑制したことで受注