Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。Twitter: @shiropen2 米スタンフォード大学とGoogle Researchに所属する研究者らが発表した論文「Generative Agents: Interactive Simulacra of Human Behavior」(プレプリント)は、ChatGPTなどで制御したキャラクター25人が1つの町で一緒に生活したらどうなるかを検証した研究報告である。それぞれ架空の人格を持ったキャラクター達がバーチャル世界で創発的な行動を繰り広げ、その様子を観察し考察する。 研究者らは、ChatGPT(GPT-3.5)とカスタムコードで制御する25人のキャラクターが、高度にリアルな行動で
今や日本人の80%以上が利用しているとも言われるSNS。特に若年層にとってはもはや生活の一部となっている。恋人へのノロケ話や、バイト先についての愚痴、社会問題への意見……。リアルの人間関係を円滑にしたり、自分の心のバランスをとったりするために必要不可欠、という人もいるだろう。 しかし人々がSNSに慣れすぎてしまった弊害も出ている。今年1月には回転寿司店での迷惑行為が社会問題化するなど、SNSへの投稿のリスクが増大しているのだ。 そんな“1億総SNS時代”の就職活動において、企業側が採用候補者の素顔を知るために活用し始めているのもまたSNSだ。特に注目されているのはいわゆる“裏アカ”。本名を明かしている“本アカ”とは違い、裏アカでは名前や属性を隠し、親しい友人たちにだけ公開するなどクローズドな使い方をされることが多い。
ネットの誹謗中傷問題で有名な唐澤貴洋弁護士は、日本テレビ「世界一受けたい授業」に出演した際 炎上した時の最善の対処法は"沈黙"であると語った。 2019年時点での発言だが現在でもこれが正しいことがわかる。 謝罪などをしてしまうとそれを材料にさらに燃えてしまうし、 被炎上側が炎上した事実を認めることになり、訴訟や誤報のリスクがなくなるためマスコミも挙って報道し始め、さらなる拡散、延焼に繋がる。 その根拠として2022年、炎上しても沈黙を貫き見事鎮静化に成功した事例を挙げておく。 堀川絵美2022年1月、有名ラーメン店「中華そば堀川」店主による女性従業員への暴行が週刊文春に報じられる。 その折、店主の姉がお笑い芸人の堀川絵美であることが判明、彼女のSNS上に 弟についてコメントを求めたり、もうお姉さんの芸で笑えないなどといった書き込みが殺到した。 https://twitter.com/hor
月間10万人が読んでいるCoral Insightsのニュースレターにご登録いただくと、Coral Capitalメンバーによる国内外のスタートアップ業界の最新動向に関するブログや、特別イベントの情報等について、定期的にお送りさせていただきます。ぜひ、ご登録ください! プロダクトを急成長させる「ネットワーク効果」を体系化した書籍『ネットワーク・エフェクト 事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク』がスタートアップ業界で読まれています。オリジナルの英語版は2021年12月に出版、すでに約10万部を売るベストセラーとなっており、待望の日本語版が11月に出て話題となっています。 著者はシリコンバレーのトップティアVCとして知られる、Andreessen Horowitz(a16z)パートナーのAndrew Chen(アンドリュー・チェン)さん。IPO前のUberでグロースチームを率
22歳の大学生が「趣味で作った」というアプリが、12月6日現在、App Storeの無料アプリランキング1位になっている。 友人同士で位置情報を共有できる「NauNau」だ。同様な機能を持つ米Snapchatの人気アプリ「zenly」が2023年2月に終了することを受け、代替サービスとして開発。zenlyユーザーの受け皿として人気を集めている。 NauNauは、位置情報や歩数などを特定の友人同士で共有できるアプリ。2022年10月、iOS/Android向けにリリースし、ユーザーから要望を受けながら機能追加を続けている。 開発したのは、早稲田大学創造理工学部の片岡夏輝さん(22)。これまでに20以上のアプリを手掛け、学生SNS「ガクチャ」やNFTユーザー向けSNS「Crypties」、ぼっち飯同士マッチングアプリ「ぼっち飯」などを作ってきた。 片岡さんは、東大・早稲田発のスタートアップ企業
スマホは「スロットマシーン」 2017年4月、アメリカの人気ドキュメンタリー番組「60ミニッツ」で「ブレイン・ハッキング」と題された特集が放送された。特集は、ジャーナリストのアンダーソン・クーパーによるインタビューの模様から始まった。 インタビューの相手は、きちんと手入れされた無精髭に薄茶の髪の細身のエンジニアだ。シリコンバレーの若年層から圧倒的な支持を得ている人物で、名前はトリスタン・ハリス。スタートアップを起業したのち、エンジニアとしてグーグルに勤務していたが、用意された道を自らはずれ、テクノロジー業界という閉じられた世界では極めてまれな生き方を選択した──内部告発者となったのだ。 「こいつはスロットマシンなんです」。インタビュー開始から間もなく、ハリスは自分のスマートフォンを持ち上げてそう言う。 「スロットマシン? どういう意味でしょう」。クーパーが訊き返す。 「携帯をチェックするの
写真撮影や国道復旧、「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」では謎のブームが起きている。ゲームクリエイターである小島秀夫氏のロングインタビュー、ゲームに込められた思いとコロナ禍のコミュニケーションの変化を聞いた前編に続き、後編ではゲーム内で起こっている謎の現象やこれからのゲームづくり、さらには小島氏の今後について聞いた。 ▼前編はこちら 小島秀夫氏ロングインタビュー 模索する新しい「つながり」 ――「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」内では、多くの人が他のプレーヤーの行動に対して「いいね」をしていますね。(インタビュー前編でも少しお話しいただきましたが)次に来る人のために自然に何かをしようというプラスの感情が生まれているように見えます。 小島秀夫氏(以下、小島) 人に褒められて嫌な人はいませんよね。デス・ストランディングではそのシンプルな考え方を
※日経エンタテインメント! 2021年12月号の記事を再構成 すでに生活の中でなくてはならない存在になりつつあるSNS。2021年はどんな動きがあったのか。2人の識者に話を聞いた。最初に話を聞くのはSNS全般のユーザー分析を手掛けるユーザーローカルの伊藤将雄氏。YouTube、Instagram、Twitter、TikTokの動きをどう見ているのか。 分析1 SNS全般 「動画化」がさらに進んだ2021年 YouTubeチャンネルは芸能人の財産に ――2021年のSNSで、1番大きかったトレンドは何だと思われますか? 1番の大きなトレンドは「動画化」ではないでしょうか。20年からその流れは活発ではありましたが、より本格化した印象です。芸能人とYouTuberのコラボは少し前だと考えられなかった部分がありますが、そういった事例は当たり前に起こっています。宮迫博之さんがYouTubeを主戦場と
世界が多様になるほど、なぜかお金や数字のパワーが強くパラドックスについて、仕組みと対策のお話。 社会が多様になるほど、年商やフォロワー数、RT数のアピールが増えていきます。 多様な社会は価値観が多様多様な社会には多くの価値観があり、人によって大事なものが異なります。 まさに十人十色、理念の上では素敵なユートピア。 …ですが、価値観の多様化は、無条件の善ではありません。よいことと合わせて、課題やデメリットも生まれます。 たとえば、コミュニケーションのコストの増大。これは多様性社会がかかえる、大きな課題の1つです。 多様な社会は意思疎通のコストが高い価値観が多様になるほど、社会のコミュニケーションは、どんどん高まります。 多くの友人と、飲食店にいくシーンを想像してください。 中華マニアと、ラーメンマニアと、フレンチマニアと、ファーストフードマニアと、バーマニアと、居酒屋マニアと、宅飲みマニアで
「結局、みんなVRChatで何をしているの?」という質問には大抵、中にあるコンテンツをだらだらと羅列するか、冗談交じりに「飲み会w」などの答えが返ってきてしまうので、「どうしてそのゲームに何千時間もログインし続けているのか」の本質的な答えにはなっていない。 ここに私なりの答えを書いてみることにする。後述するがこれはほんの一例なので正しいとか間違ってるとかいうのはそもそもナンセンスである。本当の意味で知りたいならとっととVRChatに来てその目で確かめて欲しい。 生活 VRChatで何をしているのか。「何でも」である。動画を眺め、友達とおしゃべりし、写真を撮ってSNSで共有し、ゲームワールドを渡り歩く。飲み会をする。特別な人と出会い、恋をする。喧嘩したり別れたりもする。ここにあるのは生活のほとんど全てであり、故に「何をしているのか」と訊かれると逆に困ってしまう。これを"外"の人間に説明するに
リモートワークやハイブリッドワークが当たり前になり、ビデオ会議が普通のものになった。しかし、多くの人がビデオ会議にうんざりしていることも確かだ。そこで、会議にビデオゲームやVRの要素を取り入れる動きが活発になっている。 by Tanya Basu2021.09.14 29 1 6 フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO(最高経営責任者)は3週間前、テレビ番組『CBS ディス・モーニング(CBS This Morning)』に出演し、司会のゲイル・キングと対談した。だが、2人はスタジオの席に座っていたり、ビデオ会議アプリを使ったりして話していたのではない。実質現実(VR)の中で会話していたのだ。 ゴールデンタイムに出演したザッカーバーグCEOが紹介したのは、「ホライズン・ワークルーム(Horizon Workrooms)」というフェイスブックが開発したアプリだ。このアプリは、同社の「オ
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。 当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。 ~ 建設的なコメントを評価する特許出願中の技術を外部に提供し、業界全体でインターネット空間の健全化を目指す ~ 詳細ページ ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は、「Yahoo!ニュース コメント」の健全化を目的に導入している「深層学習を用いた自然言語処理モデル(AI)」を利用してコメントを評価する技術(以下、本AI技術)のAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)の無償提供を開始します。投稿系サービス事業者は、Yahoo! JAPANのAPIを活用することで、自社サービスに投稿されたコメントをAIで評価し、それをもとに自社においてコメントの削除や表示順の並び替え
こんにちは!けんすうという名前で、インターネットサービスとかをよく作っているものです。 このnoteでは「何者かになりたいという欲を刺激して、一部のインフルエンサーと大量のワナビーを作りだすようなSNSがそろそろ飽きられて、違う目線のSNSが増えていくんじゃないかな?」的なことを書きます。 ----- 予防線 ------ あ、ちなみにまとまりは全くない、ふわふわした記事です。ロジックも何もないので、注意です。 なんでこんな記事を書いたかというと、5年くらいに振り返った時のためです。 こういう未来予測は「未来なんて予測していないで自分で創ろう」派ですし、自分でも創っているんですけど、あの時のあの空気感で、何を思って創ってたか、というのは残しておかないと、自然と自分の頭の中で、結果に合わせてストーリーをでっち上げちゃったりするので、積極的に残しておいたほうがいいなあ、と最近思っています。 と
なべ @Nabe_Dental488 最近うちや他の歯医者さんもそうだけど、クソ業者がGoogleマップの評価に星1評価かつ適当な事を書き込みした後電話かかってきて、いくらで評価取り消しますという事が横行してます。 悪質過ぎて反吐が出るわ。 ちなみに痛いと言われて予約を2週間後にするような歯医者じゃないわ() pic.twitter.com/C5BEhBzWrk 2021-05-20 14:25:45 なべ @Nabe_Dental488 Ferrari 488GTB / Porsche 911GT3(992)/ Porsche Macan GTS / BMW F82 M4 / Audi A4 Avant S line / VW Polo / 歯の大工🦷/ FOCJ / ZENITH /CORUM/ 東京🗼⇆静岡🗻 https://t.co/F7xoHTUeQ9 なべ @Nabe_D
質問 はてなブックマーク経由のPV/ブクマ数の比率は、3年前と比べてどうなっているでしょう? A 減少している B 変わらない C 増加している 3年前はすごかった説 この記事に気になることが書いてあった。 それでも3年前なら150ブクマもついてたらさすがに5000pv~10000pvくらいは「はてブからだけで」流入があったりしたものです。 ところが、昨日書いた記事、内容の是非はともかくとして、はてなブックマークが150以上ついているのも関わらず、はてブ経由でのPVはわずか2000でした。 ブコメを見ても人が減っていることについて同意が多く、限界集落はてな村だから仕方ないといった雰囲気である。かつてあった、はてな黄金時代と比べて見る影もない、と。 黄金時代には、人間は神々と共に住み生きていた。「世の中」は調和と平和に満ち溢れて、争いも犯罪もなかった。あらゆるコンテンツが自動的に生成され、手
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