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ブックマーク / www.webdice.jp (13)

  • “楽園”は常に目の前にあり、覆い隠されているだけ―空族新作『バンコクナイツ』語る - webDICE

    映画『バンコクナイツ』 ©Bangkok Nites Partners 2016 甲府に生きる地元の派遣労働者と外国人労働者たちを描きロングランを記録した『サウダーヂ』(2011年)をはじめ、『国道20号線』(2007年)『雲の上』(2002年)など地方都市の現実を描き続けてきた映像制作集団・空族。ソフト化をせず劇場上映にこだわり活動してきた彼らの新作は、タイ・バンコクの歓楽街で働くタイ人娼婦と日人の男たちの旅を描くロードムービー『バンコクナイツ』だ。webDICEでは2月25日(土)からの公開にあたり、監督・脚の富田克也と共同脚の相澤虎之助のインタビューを掲載する。 ふたりは“娼婦・楽園・植民地”をテーマに、バンコクの歓楽街タニヤやアピチャッポン・ウィーラセタクン監督がテーマとしてきたことで知られる東北地方イサーン、そしてラオスで撮影を敢行。今回のインタビューでは、構想から10年に

    “楽園”は常に目の前にあり、覆い隠されているだけ―空族新作『バンコクナイツ』語る - webDICE
  • アジアン・カルチャー探索ぶらり旅【第1回】:上海で衝撃を受けた日本のアニメの浸透度とライブハウス・シーン - webDICE

    コントリビューター山佳奈子さんがアジアのサブカルチャーをレポートする連載、今回は上海におけるジャパニーズ・アニメの隆盛とライブハウス/クラブの現場について。 これがアニメショップ街が連なる文廟前の通り。もちろん、軽屋台もあり。 アジアのアート・カルチャーの勢いを見てみたくなった 今回は、カルチャーをテーマにアジアを旅行している。 再びこのwebDICEにて連載を始めさせていただくにあたり、軽く自己紹介しておこう。自分が今までどのようにしてカルチャーというものと関わってきたのかを簡単に。 高校時代にさかのぼると、当時新しく導入された総合学科(大学のように単位制で自分でカリキュラムを組む学科)に入学したも関わらず、ルーズソックスを履き、やれ透明ピアスだのやれ目を二重にしたいだの、フツーの女子高生たちにかこまれてうんざりしていた。そんな高校時代の私の楽しみは、放課後、定期券で途中下車して三宮

    アジアン・カルチャー探索ぶらり旅【第1回】:上海で衝撃を受けた日本のアニメの浸透度とライブハウス・シーン - webDICE
  • グレイトフルデッドが1ヶ月毎日無料DL実施中 - webDICE

    グレイトフル・デッドが「30 Days Of Dead」と題し、11月の1ヶ月間毎日異なる楽曲の無料ダウンロード配信を行なっている。 1960年代のヒッピー/サイケデリック・カルチャーの代名詞的バンドであり、80年代以降はライブ会場でのテープ録音やテープトレードを開放、1995年の解散以降も熱烈な信仰者が絶えない彼らだが、今回の企画はプロデューサー、デヴィッド・レミューによってセレクトされたまだリリースされていない音源が320Kbpsのmp3音源とストリーミングで提供される。また過去の日付の楽曲もさかのぼってDL可能。 彼らは今年、1972年4月から5月にかけて敢行した初のヨーロッパ・ツアー全22公演を完全収録した72枚組のボックスセット『Europe '72: The Complete Recordings』をリリース、わずか4日間で7200セットがソールドアウトとなった。 30 Day

  • 「石岡正人監督が撮ってくれたからこそ、ウツから戻ってくることができた」(代々木忠監督)─『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』を両監督が語る - webDICE

    “YOYOCHU”こと代々木忠監督の性差を超えた目線を捉えたドキュメンタリー、銀座シネパトス、渋谷アップリンクXにて公開中。 代々木忠監督(右)と石岡正人監督(左) 数々のヒット作・問題作を生み、AVの枠を超えて高い評価を獲得している“YOYOCHU”こと代々木忠監督。彼の波乱の人生、そして日の性産業の変遷を検証する映画『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』公開にあたり今作のメガホンを取った石岡正人監督と代々木忠監督の対談が実現。含蓄のある発言の数々、様々な手法で人間の欲望を暴き出していく代々木監督。そして代々木監督の助監督を6年務めることからキャリアをスタート、今作で代々木作品のオリジナリティと日の映像文化の変容を鮮やかに捉えた石岡監督。両氏の『YOYOCHU SEXと代々木忠の世界』に対する思いが語られた。 「人間の心を活性化していく、人々が生き生きしてくる何かを提供したり、発

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  • 円盤のライブ映像を一挙上映!田口史人、吉田アミによる『円盤上映会』9/18開催 - webDICE

    「円盤」の店主・田口史人氏 インディーレーベル「OZdisc」を主宰していた田口史人が2003年にオープンしたお店「円盤」は、特定の営業形態を持たない喫茶店でありCDショップでありイベントスペースである。この特殊な感じは、取り扱っている商品に対しても同じで、「作った人が自分で納品してくれたもの」しか置かない、卸は一切使わない、というこだわりを持つ。形態もジャンルも問わない、何が出てくるのかわからない面白さがあるお店だ。 今回、アップリンク・ファクトリーで『円盤上映会』が開催される。円盤が企画してきた数々のイベント、地方で撮りためてきた未知なるバンドの記録映像を観ながら、店主・田口が解説をおこない、聞き手に前衛家の吉田アミが登場する。そこで、田口史人に円盤や上映会について話を訊いた。 ── なぜ、OZdiscをやめて円盤を始められたのですか? OZdiscという名前が先行するようになって、つ

    円盤のライブ映像を一挙上映!田口史人、吉田アミによる『円盤上映会』9/18開催 - webDICE
  • 「パゾリーニの『テオレマ』に出てくる荒れ地が私のなかにある」─ 新作『FIVE FINGER DISCOUNT~万引き』でPhewが屹立する場所 - webDICE

    傑作アルバムである。様々なアーティストがカヴァー・アルバムをリリースしている、それらは好きな音楽を唄ったもの、売るために企画されたもの、オリジナルより容易く制作できるからといった理由が大半だろうが、このPhewのアルバムは違う。彼女がライブで歌っていた「Love Me Tender」を除き、今の時代にリリースすべきアルバムとしてオリジナルアルバムを創るように、歌詞を選んで構成したという。まず言葉があり、アルバム1枚がまるで絵のない映画のようにカヴァーされた歌により物語られていく。その物語は寄り添う人も、寄り添うものも何もない荒野に立ち尽くし、歩き始める主人公の物語だ。骨格のはっきりした他人の楽曲をブレンダーにかけ、そのエッセンスを濾過して、今の時代に黄泉がえさせるためにはテクニックを超えたシャーマニックなパワーが必要とされる。Phewとそのセッションメンバーによる、テクニックと呪術力により

    「パゾリーニの『テオレマ』に出てくる荒れ地が私のなかにある」─ 新作『FIVE FINGER DISCOUNT~万引き』でPhewが屹立する場所 - webDICE
    atosakav
    atosakav 2010/10/02
    "生身の肉体を持った人間、第三者と関わることでこれだけ優しい雰囲気になるというのは、希望っていってもいいんじゃないかな"
  • 8/22再UST決定!!宇川直宏の現在美術作品DOMMUNEになったBLANK MUSEUM - webDICE

    2010年8月26日(木)から29日(日)にかけて原美術館で開催の『BLANK MUSUEM』を前に、当日出演者等によるイベントが開催された。 日比谷カタンによるライブ、そして伊東篤宏とメガネ、アンダーウェアによるポールダンスが加わった凄まじいパフォーマンス 2010年8月26日(木)から29日(日)にかけて原美術館にて開催される『BLANK MUSUEM』。 開催を前に、8月16日(月)、Ustream中継配信チャンネルDOMMUNE(ドミューン)で「渋谷慶一郎の王様と割礼。/BLANK MUSEUM特集」が行われた。※8月22日(日)19:00から再放送決定!! 番組は蛍光灯の放電ノイズを拾って出力する「音具」OPTRONプレーヤーの伊東篤宏による強烈なパフォーマンスと、メガネ、アンダーウェアと呼ばれる怪しげなポールダンサー二人による妖艶なダンスでスタート。続いてオルガンの弾き語りをす

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  • HMV渋谷の劇的な幕切れにはなむけの雑音を贈った非常階段インストアライブ・レポート - webDICE

    単行『A STORY OF THE KING OF NOISE』の刊行を控えた彼らが、閉店直前のHMV渋谷店を多幸な空間に変えた。 ここ数年で苦戦を強いられ続けてきた音楽業界におけるCD販売、そのなかでもHMVはユーザビリティに優れたオンラインショップの評価が以前より高かった。2000年代後半の時点で、HMVの総売り上げに対するネット店舗の割合は3分の1を超える高いパーセンテージを誇っており、相次ぐ店舗の閉店と引き替えに、ネットでの販売に移行することで生き残りを図ろうとしていたように見えた。2010年3月にカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下CCC)が全株式を持つ大和証券SMBCPIからの買収に名乗り出たニュースも大きく報じられたが、CCC運営のツタヤオンラインの売り上げを上回るHMVのイーコマース売上を見込んでの買収交渉だったとされる。しかしCCCが最終的に買収を断念したことからも

    HMV渋谷の劇的な幕切れにはなむけの雑音を贈った非常階段インストアライブ・レポート - webDICE
  • 「自分のなかのラップ観ががらっと変わった」ヒップホップを再び獲得したECDの新作『TEN YEARS AFTER』 - webDICE

    ECDがニューアルバム『TEN YEARS AFTER』をリリースする。昨年リリースされたアルバム『天国よりマシなパンの耳』以降も、ジャンルを問わず続けられるライブ・パフォーマンス、そして短編小説集『暮らしの手帖』、植一子との共著『ホームシック生活(2~3人分)』を上梓と、精力的な活動を続けている彼が発表する新作は、15年ぶりのヒップホップ・アルバムという形容もむべなるかな。リスナーとしてのめり込んでいるという昨今のヒップホップの大きなムーブメントのひとつであるサウス系からインフルエンスによるトラックメイキングは、ここ数年の極日常的な言葉の世界にさらなるアイディアと幅を与えたようだ。 ヒップホップばかり聴いている ──昨年から今年にかけてはとてもアクティブに活動されているなというのはリスナーも感じていると思うんですが、前作のインタビューの際にも「次はヒップホップな感じになる」というお話を

    「自分のなかのラップ観ががらっと変わった」ヒップホップを再び獲得したECDの新作『TEN YEARS AFTER』 - webDICE
  • 「聴いた人がハートをぐっと掴まれる」22世紀になっても聴けるうたのコンピレーション『日曜日のうた』 - webDICE

    アルケミー・レコードJOJO広重が語るインディーズ哲学、そして女性アーティストの音がいま必要とされる理由 『日曜日のうた』に参加したアーティスト。上段左からひらちん、穂高亜希子、下段左からSHIHO、見汐麻衣、藤田ゆか アルケミー・レコードとアップリンクが共同でリリースした『日曜日のうた』は、70年代よりライブハウスという音楽の現場に関わり続けてきたJOJO広重という音楽家の視点から集められた、女性シンガーのコンピレーションだ。昨年のとうめいロボの活躍などに代表されるように、現在のシーンに女性のうたが必要とされていることを彼は敏感に感じとっていたという。彼の音楽の現場への洞察と愛情に基づきコンパイルされた今作は、それぞれのアーティストの個性にさらに豊かな輝きを与えている。 女の人のほうがズバリ確信を突いてくる ── 今回の『日曜日のうた』は、収録されている女性アーティストに広重さんが魅力や

    「聴いた人がハートをぐっと掴まれる」22世紀になっても聴けるうたのコンピレーション『日曜日のうた』 - webDICE
  • 「ゼロ年代以前が終わることで、ゼロ年代とは何だったかが確認できるんじゃないか」─STUDIO VOICEトークショウレポート - webDICE

    「ゼロ年代ソウカツ!Greatest Dead」イベントに元編集長の松村正人氏、宇川直宏氏、岸野雄一氏、三田格氏、湯山玲子氏、ばるぼら氏が出演 先日、惜しむ声が相次ぐなか休刊となった雑誌STUDIO VOICE。その元編集長の松村正人氏のほか、宇川直宏氏、岸野雄一氏、三田格氏、湯山玲子氏、ばるぼら氏といった歴代の執筆陣が出演したトークショウ「ゼロ年代ソウカツ!Greatest Dead」が開催された。スタート当初は松村氏とばるぼら氏の2人のみの登壇から、徐々に参加者が増え最終的には全員が登場するという「STUDIO VOICEの入稿状況みたい」(岸野)という状況のなか、休刊のニュースが与えた影響から、雑誌メディアの行方や可能性についてまで、2時間以上にわたって白熱した議論が交わされた。今回はそのなかかからほんの一部をご紹介。 2万部発行のクラス・マガジンが消えた?! 松村:いらしていただい

    「ゼロ年代以前が終わることで、ゼロ年代とは何だったかが確認できるんじゃないか」─STUDIO VOICEトークショウレポート - webDICE
    atosakav
    atosakav 2009/10/27
    "お金と時間を使って情報を足で稼がなきゃ""ブログって自分的にツボだったっていうことを書く場所でしょ。自分的にツボかどうかっていうことは、他人にとってはどうでもいい話なんで。結局そこが限界だよね"
  • ノイズバンド『非常階段』の30年間:JOJO広重最新インタビュー - webDICE

    「アートになっちゃうと無意味という意味みたいになってしまうから」─ 非常階段唯一のオリジナルメンバーにしてリーダーであるJOJO広重氏に話を訊いた。 日のロックの現場で30年間に渡り、地道に、しかし日常ではあり得ないほどの大音量を以て、ロックの極限形態としての雑音=“ノイズ”を表現し続けてきたバンド『非常階段』。 30周年という、その節目の年を記念して、これまでの活動の中でのハイライトや未発表音源ばかりを集めたCD30枚組ボックス『THE NOISE』をリリースし、国内外でのライブも数多くこなすなど、2009年は非常階段というバンドにとって特別な1年となっているようだ。 アップリンクでも、8月21日(金)に「非常階段の30年間」と題し、非常階段という世界的に見てもユニークな魅力を持つバンドの歴史を映像とトークショーで振り返るイベントを行う。 このイベントに先駆けて同バンドのリーダーである

    ノイズバンド『非常階段』の30年間:JOJO広重最新インタビュー - webDICE
  • webDICE - 骰子の眼 連載 吉田アミの"マンガ漂流者(ドリフター)"

    books 2010-07-30 20:48 吉田アミの"マンガ漂流者(ドリフター)" 『マンガ漂流者(ドリフター)』37回 満員御礼!「マン語り」Vol.4の報告と反省 去る7月8日(木)に荻窪ベルベットサンで開催された「マン語り」。満員御礼に感謝しつつ、慢心せずさらなる精進を誓った反省会の模様と当日の様子を交えながらレポート!

    atosakav
    atosakav 2009/06/14
    吉田アミ氏の『マンガ漂流者(ドリフター)』
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