「ディスコース」という言葉をよく聞きますが、ディスコースの定義やディスコース分析の対象もいろいろ変わってきているみたいです。1980年代と1980年後半以降に分けてまとめてメモしておきます。 1980年代もともとディスコースは、文より大きいまとまり(パラグラフ、会話、インタビューなど)を指し、ディスコース分析はこれらの文より大きいまとまりの中で、話し言葉・書き言葉がどう使われているかに注目していたそうです。(Richards, Platt and Weber 1985)。例えば、文の中のcohesionとかcoherence研究などがそれにあたります。 cohesion(結束性)は、基本的には文と文がつながっているかを見るものです。例えば、私が今突然、「わしは今からcohesionの例とか書いみるつもりじゃ。聞いとくれ」と書いたとすると、さっきまでの文とスタイルが変わってしまっており、文と
会話分析とディスコース分析の違いについて 2018年6月16日 ディスコース研究 critical discourse analysis, discourse analysis, discursive psychology, Harvey Sacks, Membership categorization analysis, sequential analysis, シークエンス分析, ディスコース分析, ディスコース心理学, ディスコース研究, フーコー, 会話分析, 成員カテゴリー化分析, 批判的談話分析, 用語の整理 会話分析・ディスコース分析ディスコース分析を学び始めると、最初に会話分析、談話分析、ディスコース分析といろいろな用語が出てきて、何がなんだかわからなくなります。 これについて(私が理解している範囲で)まとめておきます。この記事を書く際に参考にしたのは以下の本です(ただ、参
Discursive Psychology(ディスコース心理学)についてのメモ 2017年12月5日 ディスコース研究 Jonathan Potter, Margaret Wetherell, ディスコース心理学, ディスコース研究, 言説心理学 ディスコース研究といっても、この前紹介した批判的談話分析(critical discourse analysis)など、いろいろな形態があり、discursive psychology(ディスコース心理学)もその一つです。名前はよく聞くのですが、詳しくは知らなかったので、下記の動画で紹介されていたことをメモしておきます。(あくまで紹介動画なので、原著にあたったわけではありません。) Graham R Gibbs (2015) Discourse Analysis Part 1: Discursive Psychology. University
小特集1世論調査の現場から 小特集2質的調査研究の“質”を問い直す 一般社団法人社会調査協会では、機関誌『社会と調査』を発行しています 『社会と調査』の投稿締め切りは、2月末と8月末です。 『社会と調査』の投稿規程はこちら 『社会と調査』3号は廃版となりました。当ページよりpdfファイルをダウンロードしてご覧ください。
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