2016年9月17日,18日に関西学院大学で開催される日本社会心理学会第57回大会では,「社会心理学の学際性を追究する」ことをメインテーマとして掲げています。 社会心理学をバックグラウンドにして他のさまざまな学問分野の研究者と共同して研究をされてきた木下冨雄京都大学名誉教授と大会準備委員長・三浦麻子関西学院大学教授に,社会心理学の学際性に関してお話を伺いました。(編集部) 木下冨雄(きのした・とみお):京都大学名誉教授。 三浦麻子(みうら・あさこ):関西学院大学教授。 学際研究との関わり ――木下先生はこれまでにさまざまな学際的な研究をされてきていますね。 木下: たしかに言われてみると,「投票行動」「法規範」「廃棄物処理」「原子力リスク」「放射線影響」「群衆制御」「宇宙環境」など,他分野との共同研究はたくさんあります。しかしそれが学際的か否かについて,私自身はそれほど関心がありません。外
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