このたび研究計画A02班は、龍谷大学社会科学研究所アフリカ研究センターとの共催で、立命館大学国際関係学部准教授・川村仁子(さとこ)氏を講師に迎え、下記の研究会を開催いたします。 ■テーマ: オートポイエーシス理論と国際関係 Autopoiesis Theory and Its Applicability to International Relations ■趣旨: オートポイエーシス(autopoiesis)は、チリ人の生物学者マトゥラーナらによって1970年代に提唱された概念で、その後、ルーマンによって社会システム論(社会学理論)として体系化されました。オートポイエーシス理論は国際関係分析にもこれまで一部援用されてきましたが、それには批判の声がけっして少なくありませんでした。今回の研究会では、オートポイエーシス理論の基礎を学ぶとともに、それを国際関係分析に適用することが果たして可能なの
「三〇才以上のやつは、それが誰であれ信用するな」。こういう言葉があるのを大学生の頃に知って、いい言葉だな、と思っていたのですが、三〇才を過ぎたら自分が信じられなくなってしまいました。まだ十の位で四捨五入すれば〇才になる年齢ではありますが、同世代の知人たちは「大学生の考えていることが分からなくなってきた」と言い始めています。学年によっては半分以下の年齢ですから仕方がないのかもしれませんが、実を言えば、私自身は加齢によるそうした変化を感じていません。なぜなのかを考えてみたら、自分が大学生の頃から、周りの大学生の考えていることがよく分からなかったからだ、ということに気づきました。――なぜかほとんど年齢の話になってしまいましたが、だいたいこういう気分で倫理学を研究したり講義したりしています。そろそろ規定の字数を越えてしまいますので、以上をもって自己紹介に代えさせていただきます。 研究・略歴 著書・
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く