日本国内で不法滞在の外国人が増える中、不法移民の流入が続く欧米では、どのような手段で彼らを祖国へ送還しているのか。とりわけ同じ島国である英国では近年、英仏海峡をボートで渡ってくる難民が激増。「ストップ・ザ・ボート」をスローガンに7月には彼らの難民申請を認めないとする法律が成立した。一方の日本では「労働開国」が急速に進みつつあり、不法滞在者をめぐっても一部マスコミなどから「日本は難民に冷たい」などの批判が上がる。2つの島国は今、大きな岐路にある。 英仏海峡の玄関口ドーバーの北約30キロにあるマンストン村。トウモロコシ畑が広がる田園地帯に鉄条網と監視カメラに囲まれた施設がある。水際で阻止された不法入国者が一時的に移送され、身元調査などを受ける。 入り口に施設の名称などはなく、周囲もカバーに覆われて中の様子はうかがえない。警備犬のほえる声だけが頻繁に聞こえる。近くに住む白人男性によると、一部住民
![【「移民」と日本人】英は「ストップ・ザ・ボート」、日本は「難民かわいそう」 岐路に立つ2つの島国](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9de64b1d3be5ed9d37ef401e24a7739cf3ce3d65/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2F4PyJAJ0WbX4B4DT3AV--D6Ba_IU%3D%2F1200x630%2Ffilters%3Afocal%282440x2200%3A2450x2210%29%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FGKNRHUMI2BI45KKPYBFIBJV5KY.jpg)