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ブックマーク / baigie.me (8)

  • Webデザインの没個性化と認知容易性 | ベイジの社長ブログ

    Webサイトのデザインは紙のデザインと異なり、技術的な制約が強く、特に最近は様々な環境(デバイス、ブラウザ、画面サイズ、屋内・屋外など)での閲覧に対応できることを求められます。そのため、戦略から要件、コンテンツ、機能と論理的にデザインを決めていくと、どこかで見たことあるような没個性なデザインになりやすいものです。(注:ここでいうデザインは視覚的なデザインを指します) マルチデバイス、マルチブラウザが進み、レスポンシブWebも選択肢の一つとして一般化した昨今では、Webデザインの没個性化はますます進んだ印象があります。例えば、Googleが公開しているマテリアルデザインのガイドラインを見ても、デザインのパターン化と属人性排除の思想を如実に感じることができます。また、データドリヴンなサイト改善を積極的に行っていくと、「デザインの個性」と成果に大した因果関係がないことを痛感します。 没個性なデザ

    Webデザインの没個性化と認知容易性 | ベイジの社長ブログ
  • ワイヤーフレームを捨ててHTMLプロトタイプに移行した結果 | ベイジの社長ブログ

    私たちの会社では長らく、画面設計といえばPowerPointを使い、ワイヤーフレーム(以下、WF)を作っていました。Web制作会社における非常にスタンダードなやり方であったため、ベターな方法と受け入れつつも、例えば以下のような無駄も多く、決してベストではないとも感じていました。 設計者がコーダーに文書構造の意図を説明する時間の無駄 設計者が考えたファイル構造やヘッダ情報を定義するためのドキュメントの無駄 コーディング時にWFやPSD上のテキストをコピペして移し替える無駄 リンク構造や動き、使い勝手を紙面上で表現しようとする努力の無駄 共通パーツに修正が入った時に各ページごとに修正を入れていく無駄 PC用とスマホ用の2種類のWFを作る無駄 更新するたびに新しいWFを印刷する紙の無駄 いずれも工夫次第で軽減できる問題でしたが、意思疎通のための中間成果物の体裁を整えるための多くの時間が無駄では?

    ワイヤーフレームを捨ててHTMLプロトタイプに移行した結果 | ベイジの社長ブログ
  • デザイン提案に説得力を持たせる6つのステップ(スライド付き) | ベイジの社長ブログ

    Webサイトのデザインの方向性決めというのは、検討が長引いたり、スケジュールの遅れに繋がったりする要注意ポイントの一つです。弊社も例外ではありませんが、一方で、デザインに至った過程を丁寧に解説することで、スムーズに進めることは可能であるとも感じています。ここでは、デザインコンセプトを自然に理解していただくために弊社が行っている提案方法を共有しようと思います。 以下のスライドは、実際に使われたスライドです。公開用に細部は少し変えましたが、内容はほとんどそのままです。 クライアントは、株式会社マネジメントサービスセンター(以下、MSC)という企業の人事戦略や人材育成の支援を行っているB2B企業です。ターゲットは人事部や経営層などで、前段として戦略、設計が完了し、ベースとなるデザイン案を初めて提案する際に使ったものです。こちらを元に、ステップごとに細かな解説をします。(スライド中に出てくる検討プ

    デザイン提案に説得力を持たせる6つのステップ(スライド付き) | ベイジの社長ブログ
  • アップルとグーグルのガイドラインに学ぶスマホWebデザインの要点(スライド付) | ベイジの社長ブログ

    スマートフォン対応させるWebサイトが急増しています。しかし、スクリーンが小さくタッチ操作がメインのスマートフォンでは、デスクトップ向けWebサイトのデザインで培ったノウハウの多くが通用しません。このような時代におけるスタンダードなデザインルールを学ぶために、弊社デザイナーの荒砂を中心に、Appleが公開しているiOS Human Interface Guidelineと、Googleが公開しているMaterial Design Guidelineの比較を行いました。(以降、両者をガイドラインと略します) スマートフォン向けのWebサイトのデザインを考える上で、アプリのUIデザインの定石を知ることは重要です。なぜなら、スマートフォンにおいてはWebサイトをブラウズする機会は14%しかなく(comScore調査/2014)、多くの時間をアプリの中で過ごしているためです。さらにユーザは「これは

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  • PCサイトのUIデザインにおける12のトレンド | ベイジの社長ブログ

    スマートフォンの普及で、PCで閲覧するWebサイト(以下、PCサイト)に対する注目度は下がっています。しかし、BtoBのデジタルマーケティングにおいては、PCサイトが今後も戦略の中心になるでしょうし、BtoCにおいても、PCサイトが不可欠な領域もまだまだ多いです。 ハードウェア的に大きな変化のないPC向けのWebデザインというと、ノウハウは固定化されている印象もありますが、実際には時代の流れを受け、今も変化を続けています。特に以下のような環境変化が、PCサイトのUIデザインにも大きな影響を与えています。 表示デバイスの多用化 スマートフォンアプリの一般化 タッチスクリーンの普及 トレンドに合わせれば成功、というではありませんが、その根底に流れているユーザ動向の変化については、十分に理解しておく必要はあるでしょう。そこでこのエントリーでは、PCサイトのUIデザインにおける最新動向を、その背景

    PCサイトのUIデザインにおける12のトレンド | ベイジの社長ブログ
  • ユーザ体験(UX)を語るWeb制作会社に求められるサービスの質とは | ベイジの日報

    僕はコーヒーを飲まないのだけど、外出時に時間が空くと、ついスタバに行ってしまう。コーヒー以外に飲むものがあるから、というのも確かにそうなのだけど、理由はそれだけではない。 快適な店内空間、隣と程よく離れた席のレイアウト、PCが繋げる電源、禁煙であること、どの店員さんも必ず愛想がよいこと、といったような、スタバで体験する様々なことの質がおしなべて高いため、わざわざGoogleMapで検索してまで最寄りのスタバに行く。行ってみたらやたらと狭いお店でガッカリすることもたまにはあるのだけど、そういうことが一番少ないのがスタバだと思う。 そして、これこそが「良質なユーザ体験がデザインされている」ということなのだろう。 Webやアプリを作る業界では、毎日のように「UX(=ユーザ体験)」という言葉が飛び交っている。僕はいろいろと考えがあって、この「UX」という言葉はあまり使わないようにしている。なのでこ

    ユーザ体験(UX)を語るWeb制作会社に求められるサービスの質とは | ベイジの日報
  • HTMLコーダーのキャリアに存在する5つの問題点 | ベイジの社長ブログ

    HTMLコーダーとは、企画や設計、デザインが、ユーザーインターフェースとして完成する直前を担う業務であり、成果物の品質の最終防衛ラインを守る仕事でもあります。HTMLコーダーの能力が、SEOの精度やユーザビリティ、更新性を左右し、Webサイトのパフォーマンスに影響を与えることも少なくありません。 このように、HTMLコーダーはWeb制作における重要な部分を担っているにも関わらず、Web業界の他の職種以上にキャリア面でのリスクが大きいように感じています。その中でも、特に私が強く感じる問題点を、5つにまとめてみました。 ※なおこの記事は、最後は弊社の求人ページへのリンクに繋がっています。 問題点1:分業化が進んでいて、次のステップに行きにくい 最近のWeb制作は分業化が進んでいます。HTMLコーダーも当然、HTMLコーディングに特化して日々の業務を過ごすことが多いと思います。しかし業務の性質上

    HTMLコーダーのキャリアに存在する5つの問題点 | ベイジの社長ブログ
  • Web制作をやってて、老後を安心して過ごせる貯蓄ができるのか? | ベイジの社長ブログ

    年始の社内打ち合わせで、会社の目標と各自の人生計画は繋がっているべきだ、という話をみんなで行いました。その中で特にこのテーマについて盛り上がったので、ブログにまとめてみました。 老後に必要なお金と年金について考えてみる あなたは、いくら貯金があれば、安心して老後を暮らせますか? 私はファイナンシャルプランナーではないので、詳細は各自お調べていただくとして、様々な話をざっと総合すると、以下のような試算にまとめられます。条件としては、60歳で引退し、60歳から85歳まで夫婦で生きると仮定し、子育ては終わってて、家は持っている(ローンの返済は終わっている)場合です。 なんだか、思ったよりたくさん貯金していないと厳しそうですね。しかし安心してください。わが国には年金という制度があります。年金の受給額は人によって異なるので詳細はこちらも各自お調べいただくとして、現行制度を元に少し多めに、だいたい各自

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