ヨーロッパ政治に息づくキリスト教民主主義/土倉莞爾 - SYNODOS

現代フランスの代表的な政治哲学者マルセル・ゴーシェによれば、教会と国家の分離、宗教と政治の分離は、政治の価値を高めたと言う。こうした分離に対して、宗教の側は粘り強く勢力を保ち、国家、すなわちライシテ（政教分離の原則）の側は、宗教を打倒する野望を抱いた。 この対立は、国家が、宗教も含め社会のすべてを取り仕切るという考え方と、宗教の自由は社会に厳然と存在し、国家といえどもそれを縛ることがあってはならないとする考え方の闘争であり、その闘争は民主主義の歴史に影を落としてきた。 本稿では、第二次世界大戦後のヨーロッパにおける政治と宗教の問題について論じていく。とくにフランスを中心として、カトリック主体の「キリスト教民主主義」に焦点をあてて考察してみたい。 キリスト教民主主義の第二次世界大戦後の貢献として、ヨーロッパ統合をあげることができる。当時、各国で政権与党の座にいたキリスト教民主主義政党は、ヨー

[haruhiwai18]

"キリスト教民主主義""基本的な社会の単位としての家族を再建する必要があると…""女性はカトリック政党に不均衡に投票"　→例えば大平正芳を思い浮かべると分かりやすい(こなみ／一方、日本では親学と江戸しぐさが(ry

[toraba]

統合したEU圏内でも国家間の再分配をしようとすると富める国（ドイツ）は反対してる。結局、国民（同胞）意識の成り立つ範囲でそれぞれの国が格差是正するしかないのでは？

[popoi]

メモ。 #政治 #宗教 #キリスト教

[asamaru]

真っ先に顔が浮かぶのはコール首相だな

[chuujou]

全然関係ないが、惣領冬実「チェーザレ」のマキャベェッリのセリフが思い出された「ローマ人として――ローマ帝国の末裔として」

[kash06]

穏健的な保守として、歴史的にも安牌…ってところだろうか。政治体にしては宗教的で、宗教体としては政治的という意味で、良くも悪くも距離があるから人が集まりやすい時期もあるし、それが困難になる面も。

[takashi1982]

ヨーロッパでは社民主義よりも勢力が大きいキリスト教民主主義について。または穏健保守とでも言えるか。

[asanomi7]

共同体志向「が、他の党派に比べてキリスト教民主主義者たちが、ヨーロッパ統合に対して情緒的障壁を感じない理由となった」。なるほどなぁ。

[IkaMaru]

「宗教がない日本人に公平や平等の精神はない」などと言われるのはまっぴらなので、これに代わるものを理性から捻り出す事は諦めないでいたいね

[daybeforeyesterday]

うーむ

[laislanopira]

カトリックが後押しした穏健保守