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業界が“先祖返り”している――『ハルヒ』『らき☆すた』の山本寛氏が語るアニメビジネスの現在
優れているアニメと面白いアニメとを切り離して考えるべき ――具体的にはこれからアニメ業界はどういうこ... 優れているアニメと面白いアニメとを切り離して考えるべき ――具体的にはこれからアニメ業界はどういうことをしていけばいいのでしょうか? 山本 もうけが少ない中で、制作費だけよこせというわけにはいかないので、やっぱり意識の問題ですね。意識改革をしないといけない。 例えば、実写の『私の優しくない先輩』は低予算映画で、制作日数も短い中、やれることをやったという作品です。だからといって、「この作品はクオリティが低いので、見れたものではない」とは言わないじゃないですか。実写ではそれが成立するんです。低予算で3日で撮っても、面白いものは面白いと言ってくださる。A級映画だろうが、B級映画だろうが関係なくて、むしろそれが崩れてきている。制作費100億円と銘打ったハリウッド映画がどんどんこけているようなご時勢ですから、もうそういうのが通用しなくなっている。 アニメもそうしてほしいということです。アニメも面白い
2011/01/07 リンク