｢読書革命｣なんていらない？Koboの炎上が照らしたもの : 本とeBookの公園

AppleStoreでのスマート出版にチャレンジしてわかったことは、2012年夏時点ではオリジナル電子出版事業で黒字化するのは困難だという現実でした。 原稿料と人件費をペイして黒字化するためには、毎月1万ダウンロード以上を記録して、常にAppleStoreブックランキング10位以内をキープし続ける必要がある。新作を毎週投入できれば、無理ではありませんが、売れるジャンルが限られるので競合タイトルが多いことを考えるとかなり高いハードルです。 他の電子書店でも売ればいいじゃないか。 当初はそう考えていましたが、国内の電子書店事情をリサーチしてみると、マンガやラノベ、ＢＬ、官能系タイトルではない一般書籍がそこそこ売れるストアはないに等しい。仮にAppleStoreで1万冊売れるタイトルでも、他の国内電子書店全てあわせて千冊売れるか売れないかといったところ。 AppleStoreの販売合計数☓110

[hidematu]

端末はkindle+iPadでOK。変な端末作って被害者を増やさないで欲しい。

[suikyo]

読書革命なんて考えたことも無かった。紙の方がいいに決まってるんだから、端末はいかにリカバーするか。劣化版デスクであるところのGUIで例えればウィンドウみたいなキラーリカバリー機能が欲しい。

[takigawa401]

楽天Koboの失敗の要因を、電子出版に携わる目線ながら、非常に丁寧に客観的にまとめている

[egamiday2009]

「読者が望むものはバーチャルな｢読書革命｣などではなく、｢書店革命｣だ」

[motiaruki]

この半年の総括と今後の希望。身につまされる内容でもある。

[a_matsumoto]

「Koboの炎上が明らかにしたものは、読者が望むものはバーチャルな｢読書革命｣などではなく、｢書店革命｣だという事実だったのです」

[bluecrowp]

電子書籍では食えない

[mkusunok]

Koboは本当に勿体なかったな。トップダウンで急かし過ぎたんだろう