どこから高濃度放射性物質が漏れたか、ワシントンポストを読む: 極東ブログ

昨日の27日、福島第1原発2号機のタービン建屋地下にたまった水から1シーベルト/時を越える高濃度の放射性物質が検出された（参照）。今日は、国の原子力安全委員会が「１号機や３号機に比べて数十倍の濃度であり、一時、溶けた核燃料から放射性物質が漏れて格納容器の水に含まれ、何らかの経路で直接、流出してきたと推定される」（参照）との見解を出した。どこから漏れたのだろうか。13時34分付けのNHK「高濃度の水 格納容器からか」（参照）では、明らかにされていない。 福島第一原発では、１号機と３号機のタービン建屋にたまった水から高い濃度の放射性物質が検出されたのに続いて、２号機でも、２７日、運転中の原子炉の水のおよそ１０万倍に当たる放射性物質が検出されました。これについて、原子力安全委員会は、２８日、「１号機や３号機に比べて数十倍の濃度であり、一時、溶けた核燃料から放射性物質が漏れて格納容器の水に含まれ、

[tetsuya_m]

華氏350度が低すぎという人がいるけど、カーボンシールの耐熱温度と黒鉛の融点を一緒にしちゃ駄目、ただし363℃程度までは想定している模様ではある http://www.valqua.co.jp/products/seal/gland/carbon.html

[ka-ka_xyz]

うーん。どう見ても黒鉛の融点が一桁低すぎる。超臨界水（http://bit.ly/ihaP63）とかだと溶けるのか・・・とか一瞬思ったが、たぶん圧力的にそこまで行ってない。

[Cru]

コメ欄。この時点だと、安心するか早いとこ逃げ出すか材料を必死で探してる人（推定）が噛み付いてるんだねぇ。ほとんど難癖

[yetanother]

「華氏350度(摂氏176.6度)」はもちろん、摂氏350度でも通常運転中に達するレベルの温度なんだが…

[nayutti]

http://www.washingtonpost.com/world/radiation-levels-reach-new-highs-as-conditions-worsen-for-workers/2011/03/27/AFsMLFiB_story.html　　原文

[oonishin]

黒鉛の融点は、3570℃なので、考えにくい。黒鉛製の栓ではなく、制御棒自体が溶けちゃったんじゃないの？しかし、制御棒自体はなにでできてんだろう？

[orakio]

設計が新式の反応炉異なり、より古い方式の福島第一の沸騰水型軽水炉は、華氏350度(摂氏176.6度)で穴が開く

[takunama]

"古い方式の福島第一の沸騰水型軽水炉は、反応炉容器の底が数十の穴によって貫通されている" "華氏350度(摂氏176.6度)を越える温度で黒鉛製の栓は溶けはじめる"

[hiro7373]

176.6度で圧力容器の栓は溶け始めるとのことだが、3/29 6amで圧力容器下部の温度はなんとか下回っているが既に溶けた可能性はありそう http://www.nisa.meti.go.jp/earthquake/plant.pdf

[ggg123]

大変だこりゃ。格納容器が破損問題ではないってことか。だとすると３基ともか。

[keloinwell]

摂氏176.6℃で原子炉下部にある黒鉛の栓が溶け始める。

[elm200]

興味深い推測。

[mkusunok]

いろいろ旧式炉故の仇が出ているなあ

[langu]

確かに「圧力容器の下の方に穴が開いているイメージ」という回りくどい言い回しと符合する

[yura_saito]

なるほどねぇ。素朴に興味深い。これとは別にどっかでGEのエンジニアがサプレッションチェンバーには設計上の問題があると書いてたのソースなくしちゃったんだよな

[Zarathustra1951-1967]

←俺が。/失礼しました, finalventさん。id:tetsuya_m さんありがとうございます。制御棒駆動機構+グランドパッキンで検索すると他ならぬ東芝の特許で従来の方法が分かりますね。元々経年劣化で漏洩しやすく実際そういう例も

[nijuusannmiri]

うーむ。

[chintaro3]

「華氏350度(摂氏176.6度)を越える温度で黒鉛製の栓は溶けはじめる。」