佐々木俊尚『ブログ論壇の誕生』文春新書→商業出版や商用サイトが個人blogを引用しても連絡してこない件→追記あり - 天漢日乗

先日の『諸君!』の鼎談のときに 『諸君!』の連載を纏めたものを文春新書で出す と佐々木俊尚さんご本人から伺っていたのだが、発売されたので、珍しくbk1から買ってみた。(いつもはアマゾンか楽天) 内容は、ご本人の仰るとおり 『諸君!』の「ネット論壇時評」のリライトが中心 だ。ただ、時系列に沿って並べてあるのではなく、章立てには工夫が見られる。 なかなか面白かった。 で、社会学なんかでネットを対象にしている研究で、佐々木さんより調べがたりなくて、更に何も知らない上のおじさん・おばさんをダマしている論文はあるな、と感じた。学生や院生に舐められてますな、文系大学人は。つか、今年のネット関連卒論・修論には、佐々木さんの著書の何冊かを下敷きにしてリライトした論文が多数出そうな悪寒。 問題は、「あとがき」にあるように 本書ではさまざまなブログから、さまざまな文章を引用させていただいた。ひとつひとつのブロ

[noisegate]

引用と転載の違いを知らないでここまで言い切るとは……22世紀の著作権法へ向けた新提言かなにかでしょうかね/編集作業の意味が分かっていない人に編集を語ってほしくない

[lastline]

引用と転載の区別が付いてない。この人の場合、２ちゃんねるの文章を中心に話を進めるので引用じゃなくて転載だし。　というわけで、件の本が引用なのか転載なのかが分からんので

[REV]

言及の対象として引用する場合は、通常連絡しない。

[TakahashiMasaki]

(<-ひさびさにでた（"このリストに上がるブロガーに事前にまず断りを入れてから掲載するのがスジ"(いつも引用してる新聞の新聞社とかにそのつど連絡してるのだろうか

[hatayasan]

転載した側が一次ソースであるかのように振舞うのが問題、という話なのだろうか。感情が入ると問題のありかが見えにくくなる。

[DRAM64KB]

あきれた。アイタタタ。プロのライターなら信用を失うレベルの無知蒙昧。松本零士症候群と名付けたい

[takanofumio]

>わたしの本業は引用と編集のオリジナリティで成立する稼業である<　って、ナニ屋さんなの？

[fukudablog]

気持ちは分からなくもないが、引用のたびの連絡は物理的に無理。特に連絡先を明示していないブログなど連絡先を特定するのに相当な時間を要する。

[yetanother]

もしかして業界内ではこういう引用する場合に「ひと声かける」のが慣例になっているのかと思ったが、そういうわけでもなさそうだな。

[machida77]

典拠を示した引用元に断りや挨拶をする義務や礼儀なんてどこの世界にもない。

[arrack]

何を勘違いしているのかしらんけど適法な引用は自由です。

[dhalmel]

あれ？

[himagine_no9]

もはや「著作権」タグを付ける必要性すら感じない。言論の自由ってすばらしいですね（棒読み）。

[fjsk]

「参考文献」を巻末に載せるのとどう違うのかというのは考える価値のあることだと思う。

[gotanda6]

天漢さんは２ちゃんねるの書き込みを引用するときに、すべて事前に断りを入れている偉い人だったんだ！

[ex_hmmt]

↓「これはひどい」タグをつけてる人は、何がひどいのか明示したほうが（特にこの記事の場合は）いいのではないか。私は「引用」と「転載」の区別もつけられない(もしくは、意図的に混同している）所に「これひど」

[taro-r]

連絡をいれて断られたらどうするんだろう?。引用の範囲なら出典を明らかにすればいいように思う。引用元に連絡をするのは良心的だと思うけど，断りで断られたら原稿吹っ飛ぶので難しいだろう

[copyright]

ユリイカにブログの紹介を書いたときには、ブログ主に連絡しなかったよ。

[stella_nf]

「引用に連絡が必要」が個人ブログにまで浸食している

[orihime-akami]

引用が自由だ、という著作権の趣旨を丸ごと破壊する議論。著作物の引用が法的に自由であっても、コストがかかったらそれは実質的に自由ではないことをお忘れかな？あなたに言わせればリンクも自由じゃないのか。