『宇宙戦艦ヤマト2202』とは何だったのか 第五章「作劇篇」

日本映画・洋画を問わず、ネタバレ・あらすじを交えて感想(レビュー、 批評、 解説…?)を語りながら、映画の魅力を再発見していきましょう。ラストを明かすことも。 (この連載の初めから読む) たとえば、『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の第9話「ズォーダー、悪魔の選択」。 帝星ガトランティスの大帝ズォーダーともあろう者が、なぜか辺境の星・地球の一士官ごときに目をかけて延々と自分の心中を語り続ける。 それを聞かされた古代は古代で、ズォーダーの長広舌から解放されると三隻のガミラス艦に向かい、三隻に分乗している民間人らすべてに声が届く状態で、艦内の森雪一人への個人的な思いを長々と告白する。 いずれも相当に恥ずかしい展開だ。 このように時と場所を考えない長広舌は、日本の映画やテレビ作品でしばしば見かけるところではある。福田靖氏が脚本を担当した『LIMIT OF LOVE 海猿』をニューヨークで上

[y-mat2006]

旧作2199と比べてスタッフがアレなので、見なかったんだが…

[hitac]

2199も良かったのは元を尊重改良した部分で、独自色を出した所はことごとく駄目だったよね。2202はその独自色の絶対量が多かったってだけだと思うけどな。

[nejipico]

謎空間に長台詞か。なんか旧シリーズが迷走していたころ言われてたようなことだな。

[furuichi]

id:Helfard そういえば宇宙（そら）派と宇宙（うみ）派がいましたねぇ。松本零士だと宇宙（うみ）なので「船頭多くして船宇宙（うみ）を行く」……なんだ普通じゃないか（え？）

[el-condor]

まあ歴史修正主義者は何やってもダメなんだなという感じはする。現実より自分の願望を優先すると、論理的整合性は必ずどこかで破綻するからね。アニメですらそうなんだなあ。

[minoton]

2199は6、7章でとっちらかした、終わりが悪かった印象が強くてねえ。2202はそこは無かった点と、あと2199で投げっぱなしにしたとこを回収してたのを評価してる

[s-eagle]

出渕裕と福井晴敏の作劇法のスタンスの違いがあって、ヤマトという題材にとってはどちらが相性が良かったかという問題に帰結するのではないかという気がするのよね。

[sho]

ヤマトに限らず(というかヤマトは観てないけど)、日本の映像作品にはこの手の問題がとても多いよ。体系的な脚本家育成ができてないんだろうな。

[sink_kanpf]

船頭多くして船山に登る…的な？　まあ個人的にはこの手のリメイクは2次創作を観る感じで観てるんで、筋を追わないからあまり気にしなかったな^^;　確かに笑っちゃいけないトコで笑えたトコはあったがｗ

[bml]

デスラー砲のくだりが面白すぎる。アニメの作法だと一発かすって２発目の間に対処ってとこなんだろうな。

[kaos2009]

[マンガ原作のアニメ脚本を書くのが意外と大変。 (略) 実際に絵コンテを描いている人でさえ気づいてなかったりするんですけど、マンガを映像にすると“疑似三次元”になる。たとえばですね、「時間」が生まれるんです

[kaitoster]

『2202は、小説の作法でつくられているのではないか。2202で、しばしば物語の核心になると登場人物が突っ立ったまま演説をはじめてしまうのは、映像の力を理解していない・信じていないとしか思えない』

[indorahashi]

2199も7章とか全く褒められたもんじゃないし、2202叩くのに小林靖子を引き合いに出してくるのもちょっと

[nakex1]

時間経過や距離移動の違和感は1話から感じた。艦隊行動のさなか，突然単艦で敵艦隊中に出現し縦横無尽に暴れまわる古代艦，そして味方ピンチや大戦艦登場で戦闘中なのに固まったままになる古代。

[Harnoncourt]

ただのわがままおじさんだ／この作品は相変わらずプロデューサー（これもわがままおじさん）の介入が問題。2199では最小限に抑えられたんだけど、2202は無茶振りがひどくて折り合いをつけるのに苦労したようです。

[Helfard]

船頭多くして船宇宙（そら）を飛ぶ。

[topiyama]

監督がケツ持って取捨選択するんだけどな

[IGA-OS]

謎展開の多さのわけ

[rAdio]

『そのジャンルを好きな人がやりがちな「あれもこれも盛り込みたい」という欲望』