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「23時まで営業、定休日なし…それでも赤字」夢の焼きそば店に挑んだ25歳元証券マンの想定外 味に自信はあるが、客が集まらない
元大手証券マンの黒田康介さん(当時25歳)は、2018年に脱サラして下北沢で焼きそば店を始めた。味には... 元大手証券マンの黒田康介さん(当時25歳)は、2018年に脱サラして下北沢で焼きそば店を始めた。味には自信を持っていたが思うように客が入らず、開店4日目には赤字に転落。打開のために23時まで営業時間を延ばし、定休日も返上したが、経営は上向かない。黒田さんの元同僚で、兼業作家の町田哲也さんがリポートする――。(第2回) 調子がいいのはオープン後2日間だけだった 東京焼き麺スタンドがオープンしたのは、2018年7月1日だった。 「焼き麺」としたのは、焼きそばは一つのステップでしかないと考えているからだ。メニューの柱は焼きそばだが、将来的にはパッタイやミーゴレン、上海焼きそばなど中国のさまざまな炒麺にも広げていきたい。黒田のそんな野心が反映された店名だった。 開店してからの食数は、7月1日(日)、2日(月)ともに70食程度と順調だ。売り上げは6万円を超えた。日曜日は昼の混み合う時間帯にばらつきが
2022/02/20 リンク