司馬遼太郎は史学的には「あるジャンルで二次創作の超大手」で原作にない設定をみんな信じ込んで原作を読む人が頭を抱えている状態になっている

hajime@hajime0083@fedibird.com @hajime0083 司馬遼太郎が史学を齧ってるとどんな立ち位置かというと、とあるジャンルで二次創作の超大手がいて、その大手が書く本の三次創作がめちゃくちゃ溢れてるので「この設定は原作！(原作にはそんな設定はない)」とみんなが思っており、「そんな設定ないんですよ！！」と原作を読む人が頭を抱えてる状態 2023-11-30 09:52:53

[c_shiika]

司馬遼太郎は最初に忍者ものとか読んでおくと山田風太郎と同じ箱に入れられるので安心

[osaan]

それは司馬遼太郎の作家としての力量を称賛している、ということでもある。とにかく人物描写のリアリティが凄い。小説でなくエッセイでも、今東光の描写は眼の前で生きて動いているように錯覚するくらいだった。

[mshkh]

「ローマ人の物語」もそんな扱いだよね

[oriak]

シバリョの場合、社会的権力のある成人男性の読者が多かったこと、それらの人々が学び直す機会がないこと、などが弊害を大きくしてる面もある。シバリョの作品もロマンも好きなので現状が悲しい。

[ko2inte8cu]

講談や歌舞伎を正史だと思う人はいないが、司馬作品は真実に近いと思わせる変な力がある。単に史実に創作を混ぜるという野暮な手口ではなく、史実の間の補助線の引き方がうまい。創作性のない「街道をゆく」なら気楽

[wosamu]

このネタも中世ファンタジー世界のジャガイモ話とかとおなじでいいかげん繰り返しよね。

[petronius7]

古くは三国志と三国志演義の混同に始まり、塩野七生とかも同様に、話を面白くする為に色々盛り過ぎと言う感じはする。正直中公の歴史とか読んでるとそんな事ありましたっけと思う事も多いが、なまじ面白いのが問題。

[shijuushi]

三国志正史には出て来ない関索、関羽の息子の割には演義であまり活躍せず謎だったのが、後に「花関索伝」からのコラボキャラであることが判明する流れは面白い。（このまとめとあまり関係ない）

[sillanda]

司馬遼太郎が読めないのこれなんだよな。歴史詳しくないのでフィクションなのか史実なのかで混乱して、一冊読んで敬遠したまま。「大きな嘘に小さな真実を盛り込むことでもっともらしく見せる」を最大限に発揮してる

[pikopikopan]

藤村シシン先生の話聞いてると、ギリシャ神話でも起こってるやつだ。気軽に摂取して欲しいし、原典読んでなくてもいいと思うが、聖典と棍棒振り回す人がいるとゆるいのOKにしにくいし難しいね（気持ちはわかるけど）

[daruyanagi]

三国志演義に比べたらマシ ( ˘ω˘ )

[ysync]

ヘロトドスの盛りすぎ問題とか、ホメロスの完全創作だと思ってたのにトロイア掘ったら出ちゃった問題もあるのでさ。／今回fgoでの伊藤の新選組評ってアレだったけど、竜馬も似たようなものよね。

[sds-page]

「新聞記者」とか「Winny」も同じ扱い

[gryphon]

司馬遼太郎作品を「ここは創作、ここは史料が…」と注釈をつける試みは磯田道史氏が「歴史の読み解き方 」で挑戦／史実はともかく、二次創作の人気設定問題は　https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2022/03/10/041026　と考えてます

[kukky]

司馬という名を選んだ時点で、歴史みと説得力とホンモノ感を備えてるからなあ。ペンネームかくあるべし。

[kei_mi]

いきなり三人称で始めないで導入に身の回りのことから書き始めるの、「これって私が勝手に言ってることなんですよ」って示すためかも。

[ite]

原作が様々な理由で読みにくいのが問題。できることは二次創作に注釈入れるくらいか。

[ueshin]

司馬遼太郎のいちいち史実対照表みたいな本でもあったら、逐一訂正できるのだろうけどね。そういう事実訂正ができないと、いつまでも史実のままに思われてしまう。

[tottotto2009]

NHKの大河ドラマとかも全部そうでしょ？史実とかけ離れてたりするの普通でしょ？ああいうの好きな人って史実とかあまり関係ないのよ。司馬遼太郎的ロマンが好きなだけ。

[usomegane]

『講談や歌舞伎を正史だと思う人はいない』これは一見正論のようでいて、一般大衆は講談や演劇によって歴史を知り史実と思ってきた。そして実像以上に崇められて関羽が神様扱いになったりする。

[ext3]

悪質～

[BIFF]

創作だっていうのは重々理解してるつもりだったけど、『「坂の上の雲では分からない」日露戦争陸戦』を読んで自分の乃木将軍像が影響をもろに受けてたのに気付いてショックだった。あれからまだ15年経ってないか。。

[nornsaffectio]

今だったら偽史創作のコンテンツなんて掃いて捨てるほどあるから、いくら事実っぽくてもあくまでフィクションと弁える作法が確立してるけど、司馬遼存命時の人達はそういう文化訓練が足らなかったのよ。

[doko]

でもさ、えーあれ違うのー、まで含めての司馬遼太郎じゃないの？

[h5dhn9k]

良い例えだとは思うけど……。【歴史(的事実)】と原著作物を並べちゃうのって危うくないか？……　『歴史』とは何か？という問題設定もあるので……。

[pribetch]

ドラえもんの片倉設定みたいな

[FEMRIK]

正史に基づいた面白い小説を出してくれれば良いだけだ。知らなれてないからフィクションで補うわけで。正史って言える確証があるのなら、だけど。

[tdaidouji]

小説の中じゃなく後書きで批判してくる読者に反論してたりするので「小説の中の文章でそれっぽく思わせるのがうまい」という話とも違うのですわ。あと小説じゃなくても怪しい話書いてるという指摘も以前あったね

[kalessinlord]

単純な疑問なのだけど、史実とごっちゃにしやすいなら、歴史小説全てNGだと思うけど。司馬遼太郎さんだけ没後30年経っても繰り返し史実でメッタ刺しにして良い理由は多く読まれてる以外あるのだろうか？

[out5963]

塩野 七生さんも同じ分類

[delphinus35]

三国志演義は歴代皇帝や権力者が必読書として推奨するくらい完成されてるのだから司馬遼太郎なんかと一緒にされては困るのです。／司馬遼太郎の作品自体は好き。

[hiro7373]

三国志演義みたいなものだよね

[albertus]

そらそうだ。

[duckt]

まあどっちにしろ実際に見た奴はいないわけで。

[z-heaven]

司馬遼太郎は史実と間違えられれば称賛されるけど、漫画アニメゲームetcは現実と同じ名前でキャラ出すと検索汚染とか非難されるの、違いは何なんだろうな。権威かな？

[snowcrush]

頭を抱えすぎた結果学級会オタクみたいになった人が大量にいて新規ファンからしたら知らんがなと言いたくなる状況が昔から続いている状態。純粋に創作として楽しんでる人からしたらそっちの方がうざい。

[masa8aurum]

・司馬遼太郎は「二次創作の同人作家大手」 ・棘米によると、ローマ史学における塩野七生もそんな感じらしい

[hazardprofile]

塩婆がいっしょにアレコレ言われるけど、独自の想像で埋めてるとこはそう書いてるイメージで、ちょっと違うと思う　あれは専門の学術書ではねえぞと学生に注意あるのはわかる

[furugenyo]

それでも歴史に興味を持つきっかけになるし、結局人間っていつになってもそうだろうなと思うからロマンを感じるんだろうな。塩野七生も同じ。

[augsUK]

神話や三国志演義くらい昔ならともかく、直近200年で正史も沢山あるからな。