門前の参道 門前の参道 敷石、寄敷石の延段 玄関 玄関「孤篷庵」の扁額 方丈 奥(南)の敷石、寄敷石の延段 瓦による雨落 空濠と石橋、二径間の板橋、橋脚は四角のものが2本立つ。櫛形高欄付。濠は唯一、小堀遠州作庭遺構となっている。 手前の敷石、石橋、門を隔てて奥の敷石と、中心線があえてわずかながら右(西)に外してある。 石橋の櫛形切石欄干は、内側にわずかに傾斜させてある。地覆石も緩やかな曲線を描く。 自然石の割石による橋のたもとで欄干を押さえる橋挟み石(橋添石)、川の流れに対して欄干などを補強する意味があり、のちに意匠の一つに変化した。 欄干下に開けられたわずかな隙間部分、櫛形に抉られている。 大徳寺垣、山門脇の石垣上 遠州辞世の歌「きのふといひ 今日とくらして なすことも なき身の夢の さむるあけぼの」 大徳寺塔頭・「瑞源院跡」「大行院跡」の石標。孤篷庵近くに立つ。 大徳寺塔頭・孤篷庵(こ
エジプト・カイロで会談したサウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジズ国王(左)とエジプトのアブデルファタハ・シシ大統領(2016年4月7日撮影)。(c)AFP/HO/EGYPTIAN PRESIDENCY 【4月9日 AFP】サウジアラビアのサルマン・ビン・アブドルアジズ(Salman bin Abdul-Aziz)国王(80)は8日、同国とエジプトを結ぶ橋を紅海に架ける計画を発表し、エジプトのアブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領とその政権に対する支持を惜しみのない形で表明した。高齢のサルマン国王は異例の5日間の日程で、エジプト訪問を行っている。 サウジアラビアは、エジプト軍最高評議会議長だったシシ氏がイスラム主義者のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領を追放した2013年以降、シシ氏の後ろ盾となってきた。 サルマン国王は「わが兄
『むかし・あけぼの 小説枕草子(上)』 (田辺聖子 著)「枕草子」と清少納言は、そのいずれも、こんにちなお、解明されていない謎(なぞ)をたくさん孕(はら)んでいる。それだけにさまざまな想像を働かせる余地があって面白い。 従来の学術的研究書をよんで痛感するのは、それが男性的見地からの発想に拠(よ)るものが多いことである。私は「枕草子」をよんで、 (ああ、女だなあ。女なればこその、ものの見かた、発想だなあ――) という感慨をもつことが多いが、その点に触れるような解説は、今までごく僅(わず)かだった。学問の世界は、それが女手の王朝文学といえども、いままで男性学者で占められることが多かったからであろう。女性に大学の門戸が開放されて、たかだか四十年足らずである。 しかし最近ようやく、女性的視野に立つ王朝文学研究も、活溌(かっぱつ)になって、われわれ一般人もそれに触発され、アカデミズムの拘束から脱け出
2016年4月9日(土)~5月29日(日) 会期中の休館日:4月27日(水)、5月25日(水) 主催:武蔵野市立吉祥寺美術館 協力:河出書房新社 1969年に『ルルとミミ』でデビュー以降、『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作を生み、幅広いジャンルを手掛けてきた萩尾望都。竹宮惠子や大島弓子など同時期に人気を集めた漫画家らとともに「花の24年組」と呼ばれ、1970年代の少女漫画黄金期を築きました。 そうした中で1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女漫画では例をみない本格的SF作品として、その華麗なる登場が当時の漫画界に衝撃を与えます。以後、『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍)、『スター・レッド』、『マージナル』、『バルバラ異界』などの名作を世に送り出し、今も多くのファンを魅了してやみません。 本展覧会では、日本の少女漫画史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都のカラー
金融庁は、1秒間に1千回前後の頻度で株を取引する「超高速取引(HFT)」の規制に乗り出す。先行する欧州や米国を参考に、今月から有識者会議の金融審議会で規制のあり方を話し合う。株価の乱高下を防ぐ狙いだが、市場関係者から反発も出そうだ。 麻生太郎財務・金融相は8日の閣議後会見で「相場急変動の要因の一つになっているのではないか」と述べた。審議会ではHFT業者を登録制にすることなどが検討されるとみられる。 HFTは「アルゴリズム」と呼ばれるプログラムで自動的に行われる取引で、東京証券取引所で成立する取引の4割を占めるとされる。大量の売買を繰り返して利ざやを稼ぎ、その過程で株価が急変動することがある。 2010年5月には、米ダウ工業株平均が数分間で前日比約1千ドル下落し、すぐに元の水準まで戻る「フラッシュ・クラッシュ」と呼ばれる現象が起きた。HFTが原因かははっきりしないが、海外でHFTを規制する議
ベルギー連邦警察が公開した、仏パリ同時テロに関与した疑いで指名手配されたモハメド・アブリニ容疑者の画像(作成日・提供日不明)。(c)AFP/BELGIAN FEDERAL POLICE 【4月10日 AFP】ベルギーの検察当局は9日、フランス・パリ(Paris)の同時テロ事件の容疑者として前日ブリュッセル(Brussels)市内で拘束したモハメド・アブリニ(Mohamed Abrini)容疑者を「テロ殺人」の容疑で正式に逮捕したと発表した。検察によると、同容疑者はブリュッセル国際空港(Brussels Airport)で自爆犯2人と共に映像に捉えられた「帽子の男」であることを自供したという。 9日はアブリニ容疑者に加え、男1人がブリュッセルの地下鉄で発生した自爆事件に関連して「テロ殺人」容疑で、男2人がアブリニ容疑者ら2人を支援した容疑でそれぞれ正式に逮捕された。9日に逮捕された4人はいず
書かないのが普通だ。 完成には時間が要る。書くために我慢せねばならない楽しみもあれば、この時間で出来たこと、という妄念もちらつく。ありふれた苦労でも、苦労は苦労だ。それでどこかに応募したり投稿した結果が芳しくなければ、多少はがっかりして当然である。 ただ読んで欲しくて書いたのなら、読まれない時点でその小説は失敗である。失敗になってしまう。何が悪かったのか、納得いく答えが見つからない。読み手を責めてもつまらないし、だいたい読み手とは具体的に誰なのか。自責はつらい。失敗の気分だけがずるずる残る。 小説に限らず、創作全般でよくある話だろう。 読まれることに主眼を置くと、他人本位になる。他人を動かすのは、自分を動かすよりはるかに難しい。読まれるか否かが、一か八かの賭け事にしか見えてこなくなる。努めてそう見ようとしている、節もあるかもしれない。外れを繰り返すと、所詮は賭け事だと言い聞かせたはずが、無
本展では明治維新後に上野において明治政府主導で開催された内国勧業博覧会や、博覧会が終了した後に陳列販売方式で一世を風靡した勧工場など、百貨店へと受け継がれていった祝祭空間の変遷をご紹介します。 祝祭空間を演出するため百貨店に博覧会や展覧会を導入していった高橋義雄(箒庵)は呉服店の近代化のために三井銀行から三井呉服店の理事に就任し、アメリカのワナメーカーの小売方法を参考に、欧米で盛んであった博覧会や展覧会を取り入れ、百貨店の博覧化を図っていきました。 高橋義雄の次に経営を引き継いだ日比翁助は1904年(明治37)に「デパートメントストア宣言」をし、本格的に近代的な百貨店へと転換を図っていきました。その三越は多くの博覧会や展覧会を主催することで祝祭空間を演出し、近代的な百貨店を作っていきました。 最後に三越の広報担当として「今日は帝劇、明日は三越」のキャッチ・コピーを生み出した濱田四郎によって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く