親鸞会との出会い そんな中、平成元年の冬、自宅近くで浄土真宗親鸞会の法話案内のポスターを見つけました。まあ、どんなもんだろうか、寺の説教と変わらなかったらすぐに帰ろう、と軽い気持ちで会場に足を運びました。 法話の内容は、「人間の実相」でした。お聖教のご文を一文字一文字解説する法話は、この時初めて聞きました。そして、信の一念でハッキリ救われる体験がある、信心決定の話を聞き、父の叫びがよみがえってくるのを感じました。 父の死から、15年が経っていました。 ここだ、ここなら父や姉が勧めた信心の世界を聞かせて頂ける。そう思って続けて聞くようになりました。そして、滋賀で初めて高森顕徹先生の法話に参詣することができました。あーっ、父と同じ、お父ちゃんと同じことをお話下さる方がおられた、と心が叫びました。 一念で救うと誓われた阿弥陀仏の本願。信心決定、無碍の一道の世界。そして後生の一大事の解決。 お金も