29日、ボッシュの女満別テストコースにおいて、同社の自動運転やADAS技術搭載車の試乗会が開催された。開発中の対歩行者緊急ブレーキシステムや危険回避操舵アシストなどいくつかのデモや試乗が体験できた。 その中で、すぐにでもすべての車に取り付けてほしい機能がひとつあった。駐車時衝突緊急ブレーキ(MEB:Maneuver Emergency Break)と呼ばれる機能だ。前後のバンパーに6つずつ計12個の超音波センサーを取り付け、駐車など低速走行を想定した衝突防止ブレーキだ。 超音波によるコーナーセンサーによる警報システムなら珍しくないが、MEBでは、周辺の障害物位置と舵角、進行方向を計算し、衝突や接触すると判断したら強制的にブレーキによる停止を行ってくれる。コーナーセンサーはあくまで対象との距離の警報をだしてくれるだけだが、MEBはドライバーが見えていても見えていなくても、車になにかが当たる、