世界的な不景気の影響を受け新卒採用を減らす企業も出ているが、2010年3月に大学を卒業する予定の学生はどのような就職観を持っているのだろうか? 毎日コミュニケーションズの調査によると、学生の就職観で最も多かったのは「楽しく働きたい」(35.3%)がトップ、次いで「個人の生活と仕事を両立させたい」(22.7%)、「人のためになる仕事をしたい」(12.9%)であることが分かった。 1991年に卒業した学生の就職観を見ても「楽しく働きたい」(31.9%)がトップ、次いで「個人の生活と仕事を両立させたい」(28.8%)がランクイン。20年前の学生と今の学生の就職観に大きな違いはないようだが、今の学生は「人のためになる仕事をしたい」(12.9%、1991年の学生は4.6%)と答えた割合が増えていることから、「“ボランティア精神”が加わってきているようだ」(毎日コミュニケーションズ)としている。 また