日本語のLinuxディストリビューションのほぼすべてに収録されている,東風(こち)明朝フォントなどのフリーの日本語アウトライン・フォントに,原作者の権利侵害の問題があることが判明した。これは,一部のビットマップ・フォントを含め,フリーの日本語アウトライン・フォントの多くが字母(の一つ)として使用している32ドットのビットマップ・フォント(渡辺フォントなどと呼ばれている)が,1980年代にタイプバンクと日立製作所デザイン研究所 (現在の日立製作所 デザイン本部)により開発された商用フォントをほぼそのまま複製したものだったことに起因する。ディストリビュータらは対応に苦慮している。 東風明朝フォントは,開発者である古川 泰之氏が,問題の32ドットのビットマップ・フォントにウエイトを落とす(文字を細くする)などの変更を加えたものを字母(原字)としてアウトライン・フォント化し,独自にデザインした仮名
2006年10月14日 Google Docs/Spreadsheetsを初体験(1)で、Google Docsで作成したPDFで使われているフォントが「Kochi-Mincho」になっていることに気がつきました。Googleのサーバで作成したPDFの日本語フォントには、Kochi-Minchoが埋め込まれています。 私の記憶では、Kochi-Minchoは日本語フォント名「東風フォント」と言い、確か権利侵害の問題で公開停止になっていたものではなかったかな? その後、この問題はどうなったのでしょうか。少し気になりましたので、Webでざっと調べて、状況を整理しておきます。 ■この経緯についての情報リストはここにあります。 StolenBitmap 緊急作成 --- 32 ドットビットマップフォントの無断複製について これに基づいて、私なりに整理しますと。。 ■渡邊フォント(ビットマップ) ま
BSDライセンスのソースを改変してBSDライセンスで再配布した際のライセンス表記例。 /*- * Copyright (c) 1991 Regents of the University of California. * All rights reserved. * Copyright (c) 1994 John S. Dyson * All rights reserved. * Copyright (c) 1994 David Greenman * All rights reserved. * Copyright (c) 1998,2000 Doug Rabson * All rights reserved. * * This code is derived from software contributed to Berkeley by * the Systems Programmin
オープンソースライセンスをまとめてみました。 GNUのどや顔が好きです。 でも、自分ならBSDライセンスを使います。 <追記> 2010/05/09 19:00 はてブでApache Licenseもお願いします、とあったので追記しました。 unagiameさん、ご指摘ありがとうございますm(_ _)m MITまたはXコンソーシアムライセンス 要約すると、MIT Licenseとは次のようなライセンスである。 1.このソフトウェアを誰でも無償で無制限に扱って良い。但し、著作権表示および本許諾表示を、ソフトウェアのすべての複製または重要な部分に記載しなければならない。 2.作者または著作権者は、ソフトウェアに関してなんら責任を負わない。 テンプレート BSD License(Berkeley Software Distribution License) 「無保証」であることの明記と著作権およ
iPhoneのSDKの条項に変更が加わり、Flashのクロスコンパイルを含む 純正開発ツール以外で作成されたバイナリの配布が禁止となるようです。 世間でも散々言われていますが、この変更は正直とても残念です。 Apple的には「製品のクオリティーが保てないから」という理由だそうですが、 Windows版iTunesが意味もなくQuickTime入れたり、Windows非標準のUIを 使いまくっていて、お世辞にもクオリティーが高いとは言えないのを棚にあげて、 クオリティー云々と言い訳できるのでしょうか。アプリなんて所詮 玉石混淆。決めるのはユーザです。 MeCabは以前GPL/LGPLでした。Appleを含む複数の方からこのライセンスでは 使いにくいと言う指摘をうけ、前職の同僚と協議をしながらBSD/LGPL/GPL のトリプルライセンスにしたという経緯があります。結果としてこの変更は うまく
「オープンソースカンファレンス2009 Sendai」が1月24日、宮城県仙台市の東北電子専門学校で開催された。公式サイトのタイトルには「来ないとお仕置きだっちゃ☆」との追記が見えるが、アットホームな雰囲気の中で進行するカンファレンスであった。 本稿では、NEC OSSプラットフォーム開発本部 エキスパートの姉崎章博氏による講演「OSSをライセンス的に正しく使う/プロプラだけの製品とするための11のチェックポイント」を紹介する。なお、特に断りがない限り、全て日本の著作権法について説明している。 オープンソースソフトウェアをライセンス的に正しく使うために 姉崎氏が挙げたチェックポイントは次の11点。 その社製プログラム、すべて自社の著作物ですか? 商用プログラムを同梱している場合、必要な手続きはお済みですか? 他人の著作物を使用していないことを確認するためコード検査をしていますか? OSSの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く