憧れのJリーガーが試合で走った距離と同じだけランニングし、達成できたらその選手にメッセージを送れる-。Jリーグが実施したあるコンテストで、そんなアプリ(システム)を開発できないかという提案が、最優秀賞に選ばれた。使用者の運動不足解消などが目的のこのアプリ。Jリーグは「大変興味深いアイデア」として、この提案をもとに事業展開できないか模索中だ。 Jリーグは今季、試合中の選手を追跡し、走行距離やスプリント回数などのデータを取得する「トラッキングシステム」を導入した。このデータをさらに有効活用できないかと、Jリーグがアイデアを募集。71件の応募があった中で、最優秀賞に選ばれたのがこのアプリだ。米村俊亮さん(27)が考案し、アプリ名は「サポラン」。 運動はしたいけどなかなか続かない-。そんな人がこのアプリの主な対象者だ。まず、自分のお気に入りのJリーガーを1人登録。その選手が前節に走った距離が、この