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ブックマーク / suumo.jp (101)

  • 西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン

    西荻窪の魅力を発信すべく、2013年から2016年にかけて西荻窪駅周辺をボランティアで案内するスペース、その名も「西荻案内所」を運営していた奥秋圭・亜矢夫に、古さと新しさが混在する西荻窪の紹介をしていただいた。 偶然と必然が生んだ西荻窪での新生活 今回、西荻窪を案内してくれる奥秋夫の出身地は、デザイナーである圭さんが山梨県、そしてディレクターの亜矢さんが愛媛県。どちらかが、あるいはお二人ともが地元民だと勝手に想像していたのだが、全然違った。 西荻窪とはまったく関係ないところで生まれ育ち、それぞれが東京にある別の大学へと進学し、卒業後に共通の趣味である演劇を通じて出会ったという間柄。 そんな二人が、なぜ「西荻案内所」を運営することになったのだろうか。まずは西荻窪に移り住んだ理由から伺ってみた。 在りし日の西荻案内所、2016年4月頃。写真提供:奥秋圭 奥秋圭さん(以下、圭):「上京してか

    西荻の街が好き過ぎて「西荻案内所」を運営していた夫婦が語る西荻窪の魅力とは【いろんな街で捕まえて食べる】 - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2024/05/28
  • 私の大好きが詰まった街・京都 祇園祭と自然とコーヒーとケーキとか|文・てらいまき - SUUMOタウン

    写真・文: てらいまき大文字山から望む京都市 ただの幼なじみ程度の関係だった京都 私は結婚して家を出るまでずっと京都の中京区で暮らしてきた。中京区は錦市場(京都錦市場商店街)があったりお寺も多く、八坂神社があり祇園祭とも関係が深い地域なので、クラスメイトには、囃子方*1や旅館の跡取り、和菓子屋の⚫︎代目など京都と縁のある家柄の子がたくさんいた。 でも私の家は継ぐものがない一般家庭だったので、京都が歴史ある街であり、日を代表する観光地であることに気づいたのはだいぶ時間がたってからだったように思う。 京都っぽいところといえば家の造りが町家だったことくらい。でもそれも夏は暑くて冬は激サムの古い木造の家という認識であった。 二条城のまわりを体育で走らされることはあっても中に入ったこともないし、京都御苑(地元民は「御所」と呼ぶ)もとてつもなく大きな公園という認識だし、成人するまで金閣寺も見たことな

    私の大好きが詰まった街・京都 祇園祭と自然とコーヒーとケーキとか|文・てらいまき - SUUMOタウン
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    kitone 2024/05/25
  • 俵万智が惚れ込んだ、短歌県・宮崎の暮らし - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 小沢あや 「子を産みて仙台・石垣・宮崎と慌ただしかり我の十年」。そんな歌を詠まれている歌人の俵万智さん。東京を離れて、宮城県仙台市、沖縄県石垣島、そして宮崎県宮崎市と、子育てをしながら暮らす街を転々とするライフスタイルを実践されています。2016年に移住し、俵さんが愛する「宮崎」の魅力を伺いました。(取材は2021年1月末、オンラインにて実施しました) 宮崎は「短歌県」? 終始にこやかにお話してくださった、俵万智さん ―― 俵さんは、大阪出身ですよね。今回、暮らしの拠点に宮崎市を選んだのは、どんな理由があったんでしょうか。 俵万智さん(以下、俵):短歌の仲間がきっかけです。高齢者や介護職員らの歌を集めた「老いて歌おう」を始められた伊藤一彦さんという歌人がいらっしゃるんです。伊藤先生は、歌人としても素晴らしいですし、人望もあるんです。彼を慕って宮崎にやってきたり、歌を始

    俵万智が惚れ込んだ、短歌県・宮崎の暮らし - SUUMOタウン
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    kitone 2024/03/17
    “「都会の良さは気軽につまみ食いできるけれど、地方の良さは住んでみないと分からないことが多い」”
  • 離婚後、町田で私は「一人でも大丈夫」と思えるようになった|文・吉玉サキ - SUUMOタウン

    著: 吉玉サキ 離婚しても、私たちは相変わらず町田で遊んでいる 離婚してそろそろ一年になる。 私は2015年から町田の団地に住んでいる。町田といっても、町田駅から近いわけではない。どこの駅からも遠い、日当たりのいい部屋だ。 離婚後は夫がこの家を離れ、私は引き続き住み続けることになったため、部屋の名義を夫から私に変更した。ここ数年、家賃は私が払っていた。というか、夫は働いておらず、生活費はすべて私が払っていたので、名義が私でないことが不思議なくらいだった。 離婚しても町田に住み続けるのは、単純に、町田とこの家が好きだからだ。洗濯物を干すときに、ベランダから丹沢山地の稜線(りょうせん)が見えるのが好き。団地内を歩いていると、お散歩中の保育園児の列とすれ違うのが好き。団地はペット禁止のはずなのに、広場には犬の散歩をしている人がたくさんいるのが好き。 私はここが好きで、ここで過ごした日々が好きだか

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    kitone 2024/03/15
  • 胃袋を掴まれる街「西荻窪」|文・木下龍也 - SUUMOタウン

    著: 木下龍也 人生が安定しそうになると、その安定が壊れてしまうことを想像して苦しくなる。そんなとき僕は、諦める、辞める、別れる、去る、などの方法で不安定になることを選んできた。いつでも逃げられるように深入りはしないようにしてきたし、そこに留まれば得られたはずの安定から逃げてきた。具体的な事例を書けないのは、それで傷つけたり、失望させたりしたであろう人の顔がいくつか頭に浮かぶからだ。 ひとつだけ書いておくなら、僕はおそらく父を失望させている。2016年に宅地建物取引士の資格を取得し、「東京で修行してくる」と父に申し出て、父の経営する山口県の不動産会社から東京の不動産会社へ転職をした。 住む場所として西荻窪を選んだのは、その会社に通勤しやすく、高いビルのない街の風景が地元に似ていたからだ。けれど2020年、僕は不動産業界から離れて、歌人として生計を立て始めた。そのことを直接は父に言っていない

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    kitone 2023/11/10
  • 大都会の下町・曙橋で過ごした、第二の実家「埴輪ハウス」での青春記|文・小指 - SUUMOタウン

    著: 小指 私はかつて、都営新宿線曙橋駅が最寄りの、一戸建ての二階部分を間借りして住んでいた。隣は新宿三丁目、しかも一戸建て、と言うと随分景気がいい奴だなと勘違いされてしまいそうだが、その家は築六十年のオンボロ木造家屋。風呂トイレはちゃんとついていて月5万円だった。 この家は、いろんな意味で特殊な物件だった。というのも、古い上下で賃貸にしていて、その一階には知らない”おじいさん”が住んでいた。互いの生活圏は薄い板一枚で仕切られていたが、物音が筒抜けなので、おじいさんのところに電話が来るたび黒電話のジリリリリという音が警報器のように響き渡り、電話の声はおろか受話器の向こう側の相手の声まで聞こえてきて、しまいには夜に何回トイレに起きてるのかさえも把握できてしまうくらいプライバシーもへったくれもない家だった。 もう一つ変わっているのが、この家の周りには何十体という「埴輪」が置かれていて、近所でも

    大都会の下町・曙橋で過ごした、第二の実家「埴輪ハウス」での青春記|文・小指 - SUUMOタウン
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    kitone 2023/10/27
    ちょうど曙橋駅の記事
  • 個人店とチェーンがうまく混ざり合い進化する街 福岡の六本松|文・おほしんたろう - SUUMOタウン

    著: おほしんたろう 福岡を拠点にお笑い芸人として活動している。芸歴は15年目。所属事務所はワタナベエンターテインメント九州事業部だ。「よくわからない流れで、我が家の杉山さんが一時期いたとこ」と言えば、お笑いファンには伝わるだろうか。所属芸人は主に福岡や佐賀の情報番組に出演することが多く、僕は同時にイラスト漫画などの仕事もちょこちょこやっている。かっこよく言えばマルチに活動していて、かっこ悪く言えばあれこれ手を出してそのどれでも大成していない。 そのあれこれの一環で、2年前からnoteで毎日文章を書いている。始めた頃は「これでコラム的な仕事がじゃんじゃん来るに違いない! うひひひひひ!」とか思っていたが、現実はそう甘くはなく、これと言って仕事には繋がらないままなんとなく習慣として続けてきた。そんな中今回、SUUMOタウンへのエッセイ寄稿のお話をいただき、待ってましたとばかりに飛びついた

    個人店とチェーンがうまく混ざり合い進化する街 福岡の六本松|文・おほしんたろう - SUUMOタウン
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    kitone 2023/09/27
    九大卒
  • 日々「好き」が更新される高円寺の暮らし|文・碓氷ユミ - SUUMOタウン

    著: 碓氷ユミ 銀杏BOYZ「銀河鉄道の夜」と高円寺への憧れ自分でいうのは少しダサいかもしれないけれど、わたしは結構愛着心が強く、何かを好きになる力も強い。生まれ故郷である栃木県・那須町も、高校時代を過ごした黒磯という地域も、上京して姉と住んだ八王子の片倉町も、初めて一人暮らしをした立川も、今住んでいる高円寺も、すべての街が大切で大好きだなと思う。 ただ、この中で憧れて住んだ街は、今住んでいる高円寺だけ。片倉町は姉とわたしのそれぞれ通う大学へのアクセスの良さで選んだし、立川も大学への行きやすさと街自体の利便を重視して住んだ(駅ビルも多く、ちょうどIKEAができた時期だった)。高円寺は上京する前からその名前を知っていて、自分の「憧れ」という気持ちから居住地として選んだ街だった。 早朝のパル商店街。高円寺を代表する商店街のひとつ 高円寺に引越したのは大学4年生の頃で、そこからもう丸8年ほど経つ

    日々「好き」が更新される高円寺の暮らし|文・碓氷ユミ - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2023/09/09
    “また、繁華街と住宅街が入り混じっている高円寺の街は、どの時間帯もわりとガヤガヤとしているのも、わたしにとってはうれしかった。”
  • これが図書館? 全面ガラス張りの開放的な空間。大企業が始めたコミュニティ型図書館「まちライブラリー」を見てきました 西東京市

    これが図書館? 全面ガラス張りの開放的な空間。大企業が始めたコミュニティ型図書館「まちライブラリー」を見てきました 西東京市 地縁型のつながりが薄れ、都会では近隣に暮らす人たちと接点をもつのが難しくなっています。そこで、地域密着のゆるやかなコミュニティの入口として、全国に増えているのが「まちライブラリー」です。を介して気軽に人と関わることができるコミュニティ型の図書館。自宅やお店の一角にを置いて、誰もが気軽に始められるというので人気があり、今や登録数は1000件以上にのぼるのだとか。 そんなまちライブラリーのひとつが、新たに6月末、東京都西東京市に誕生しました。資力のある大企業がバックアップすることで、これまでとはまた違う、市民にとって嬉しい空間が生まれている。そんな先行事例を見てきました。 三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、MUFG)が始めた「まちライブラリー@MUFG P

    これが図書館? 全面ガラス張りの開放的な空間。大企業が始めたコミュニティ型図書館「まちライブラリー」を見てきました 西東京市
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    kitone 2023/09/09
  • 喧騒と静けさが両立する心地よい矛盾。不思議でノスタルジックな街「下高井戸」|文・ともまつりか - SUUMOタウン

    著: ともまつりか 大学進学を機に岐阜県岐阜市から上京し、9年間で引越すこと5回。まわりと比べるとすこし多いかもしれませんが、その都度事情があったり、契約更新のたびに気分を変えたくなってしまったり。それまで住んでいた世田谷区・経堂の次の住まいとして選んだ街は、京王線の下高井戸でした。 新卒で入社した銀行を辞めたあと、大学図書館のスタッフとして働きはじめて3年目のことです。パートナーと2人で暮らすことになり、経堂に後ろ髪を引かれながらも、新たに部屋探しをすることになりました。 物件を探す際、前回の引越しでお世話になった不動産屋さんに連絡をしてみることにしました。そういうことは今までなかったのですが、わたしが初めて出会った "いい感じの不動産屋さん" だったし、経堂での生活は楽しい思い出が多かったので、この人に頼めば、運気の上がる物件に出会えるだろうという期待がありました。いつも根拠のない縁起

    喧騒と静けさが両立する心地よい矛盾。不思議でノスタルジックな街「下高井戸」|文・ともまつりか - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2023/08/26
    “大学進学を機に岐阜県岐阜市から上京し、(snip)新卒で入社した銀行を辞めたあと、大学図書館のスタッフとして働きはじめて3年目のことです。”
  • 暮らしやすい街とはなんだろう。黄色い電車、西武新宿沿線の風景。|文・見汐麻衣 - SUUMOタウン

    著: 見汐麻衣 絶対に安全な場所はないけれど、備えあれば憂いなしの物件探し「この辺り、地盤は固いですか?」 2007年、土地勘の全くなかった私が都内で物件を探す時、不動産屋でまず最初に聞いていたのは部屋の広さでもなく、家賃の相場でもなく、交通の便でもなく、地盤の固さだった。2005年3月20日、福岡県早良区で暮らしていた当時、最大震度6弱の福岡県西方沖地震を経験し、そのころ勤めていた博多区の映画館では最大震度5強を観測したのだが、突然の激しい揺れに身構えることもできなかった。自宅に戻ると家の中のやレコード、器類が散乱し、部屋の壁に少しだけヒビが入っているのを目にして、その日はひとりで家にいるのが怖くなり友人の家で一晩を過ごした。 九州でも大きな地震が起こるのかと思うと怖くて仕方がなかったが、友人が「まぁ、そんなに怖いんやったら地盤が固いか調べてそこに住めばいいんやない?」と何気なく言っ

    暮らしやすい街とはなんだろう。黄色い電車、西武新宿沿線の風景。|文・見汐麻衣 - SUUMOタウン
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    kitone 2023/06/24
    都立家政
  • 世界が元に戻るまで、のはずだった長野で - SUUMOタウン

    著者: 風音 「どこにでも行ける子になるように」という願いから「風」の字を名前に貰った。 いつもここじゃないどこかに行きたかった。旅先で、知らない街で暮らす、今の私と違う人生を想像する。自分の部屋に帰ってきては、そのまま布団に倒れ込み、見慣れた天井を見あげながら「いつまでここにいるんだろう」とぼんやりした。 卒業旅行で訪れたジョージアのトビリシ。いつかまた行きたい街 1カ月以上先の予定を立てるのが怖かった。カレンダーを埋めてしまったら、いきなりいなくなることができなくなってしまう。友人には、「ふうちゃんは綿毛みたいにすぐどっか行っちゃうから、会える距離にいるうちに会いにいかないと」とよく言われた。 私の現在の住まいは、長野県長野市。2020年の秋、身軽になるために、いろんなものを手放してやって来たはずなのに、もう2年もこの街で暮らしている。居場所ができて、友だちができて、いつの間にか手に職

    世界が元に戻るまで、のはずだった長野で - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2023/02/11
    “1カ月以上先の予定を立てるのが怖かった。カレンダーを埋めてしまったら、いきなりいなくなることができなくなってしまう。”
  • 三重県伊勢市にワーケーション(ワーク&バケーション)で滞在して、「伊勢うどん」を調べてみた(文・玉置標本) - SUUMOタウン

    著: 玉置 標 2020年に三重県伊勢市が募集した「クリエイターズ・ワーケーション」に、遅ればせながら2022年の6月に参加してきた。これは応募した中から選ばれたクリエイターたちが伊勢市内に滞在し、何らかの創作活動をしつつ観光もするという企画である。 『ワーク+バケーション=ワーケーション』 製麺好きのライターである私が提案した創作活動は「伊勢うどんを通じて伊勢市を知る」である。これを伊勢市に創作活動だと判断していただけたのだ。 なんとなくしか知らない存在だった伊勢うどんを深掘りすることで、伊勢市が持つ魅力にどっぷりと肩まで漬かることができた。この研究は住まい探しに通じる部分も多々あるので、その成果をここで発表させていただこう。 ■伊勢市民にとっては「うどん=伊勢うどん」だった ■伊勢うどんの老舗、つたや 「つたや」のご主人が考える伊勢うどんの歴史 青木さんが考える伊勢うどんのルーツ 「

    三重県伊勢市にワーケーション(ワーク&バケーション)で滞在して、「伊勢うどん」を調べてみた(文・玉置標本) - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2023/02/10
    suumoタウン史上最長記事では……
  • 便利さと不便さ、都会っぽさと田舎っぽさ。相反するものが共存する「戸越」(文・高橋ユキ) - SUUMOタウン

    著: 高橋ユキ 就職難で想定外の上京。新宿では悪徳セールスに捕まり…… ずっと福岡から出たくないと思っていた。修羅の国などといわれる北九州市で生まれ育ち、大学進学を機に福岡市で一人暮らしをした。この福岡市の住み心地があまりにもよすぎて、できれば住み続けたいと思っていたが、おりからの就職氷河期により、東京に出てきた。 いつか福岡に帰る……そんな思いは、いまもしぶとく私のなかにある。なのに、なんだかんだ、福岡を出てからの人生のほうが長くなってしまった。結婚し、子どもまで育てている。すっかり“生活”をしながら、それでもどこか旅人のような気持ちで、東京での暮らしを続けている。 そんな自分が、かつて独身時代に住む場所として戸越を選んだのには、いくつか理由があった。一つは単純に当時の職場へ通うための乗り換えが楽だったから。また、心地よい池上線沿線であることも大きい。 気分は旅人だから、休みの日に東京の

    便利さと不便さ、都会っぽさと田舎っぽさ。相反するものが共存する「戸越」(文・高橋ユキ) - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2022/11/19
    “地元北九州で馴染みのあった『筑豊電鉄』のようである。”
  • ほんのり愛着をおぼえる新代田(文・小原晩) - SUUMOタウン

    著: 小原晩 京王井の頭線新代田駅の改札を降りると環七通りがばーんとある。その奥には朝焼けや快晴や夕暮れやどしゃぶりがいつものんびり広がっている。あの風景が好きだった。 新代田は、初めてひとり暮らしをした部屋の最寄駅だ。もう6年前のことである。下北沢のとなりの駅で、もともと下北沢に住みたがっていた私に「ここならあんたも住める家賃の部屋があるよ」と両親が見つけて、選んでくれた部屋だった。うちの両親は八王子に住んでいて、旅行以外で八王子からでることはほとんどないのに、どうしてこの時だけ1時間も電車に揺られてこの街をすすめてくれたのか不思議だったけれど、それほど娘のひとり暮らしは親からすれば不安なものだったのかもしれない。たしかに両親おすすめの新代田から憧れの下北沢までは、ちょっと歩けばつく距離だった。だから私はこの街に住んでみようと思った。 新代田駅の改札を出たところの風景、環七通りと空 新代

    ほんのり愛着をおぼえる新代田(文・小原晩) - SUUMOタウン
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    kitone 2022/11/19
    新代田か世田谷代田か、下北の徒歩圏内に住みたい(環七沿いなのもいい)
  • 書評家の私が魅せられた、喫茶店でゆっくりと本が読める街「京都」(文・三宅香帆) - SUUMOタウン

    著: 三宅香帆 ゆっくりとが読める街。それが私にとっての京都だった。 はネット書店があればどこでも手に入るし、映画や観劇みたいにアクセス方法の限られたエンタメじゃない。なんてどこでも読める。そう思っていた。昔の自分は。 でも違った。気づいたのは、大人になって――東京に3年住んでからだった。 上京後も、学生時代を過ごした京都が恋しくて… 地方出身の文学少女にとって、京都は憧れの街だった。多くの小説の舞台となり、たくさん文化の詰まった街。実際居心地が良すぎて、大学と大学院あわせて7年間も京都にいた。 「京都で学生時代過ごしたやつ、まじ一生京都の話してる」 そうTwitterで呟いたら、ものすごくバズった。みんなそうなんだな、と笑ってしまった。京都の磁場は強い。一度住んだらやみつきになる。でもどこかで「京都が好きなのは、学生生活が楽しかったからだろうな」とも思っている自分がいた。 大学時代

    書評家の私が魅せられた、喫茶店でゆっくりと本が読める街「京都」(文・三宅香帆) - SUUMOタウン
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    kitone 2022/10/25
    “「大垣書店&cafe 高野店」。下鴨神社から歩いたところにあるこの書店は” あんまりそういう意識がなかったけど、たしかにそうか。洛外のひとに紹介するときはカナートとか高野の交差点とかいうてもしゃーないもんな
  • 「地元最高!」と思うのは仲間意識の強さを感じる瞬間。飯窪春菜が伝えたい「八王子」の魅力 - SUUMOタウン

    取材、編集: 小沢あや(ピース株式会社) 原稿協力: 結井ゆき江 撮影:西田優太 モーニング娘。を卒業後、女優・タレントとして幅広く活動する飯窪春菜さん。漫画好きとしても有名で、最近は漫画原作の舞台「終末のワルキューレ」や「炎炎ノ消防隊」などにも抜擢されました。演技には、八王子の豊かな自然の中で過ごした幼少期の経験も活きているそうです。 小学生のころはカブトムシや蚕を育てたり、花の蜜を吸ったりしていたのだとか。「地元が大好き!」な飯窪さんに、高校時代に通ったお店や八王子の自然、そしてさまざまな芸能人が集う「八王子会」の実態についてもたっぷりと語っていただきました。 「どこ中?」から始まる八王子出身者の会話 ―― 飯窪さんは高校2年生のときに「モーニング娘。」へ加入。八王子での青春を満喫してからのデビューですよね。 飯窪春菜さん(以下、飯窪):そうなんです。私が住んでいたところは、駅から30

    「地元最高!」と思うのは仲間意識の強さを感じる瞬間。飯窪春菜が伝えたい「八王子」の魅力 - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2022/10/19
    “それに、「クレープ・アン」は、俳優・塩野瑛久さんのご実家なんですよ。”
  • 心地いい風が吹く街、「京都・下鴨」。ここに吹く風に、私も。 - SUUMOタウン

    著: 熊谷麻那 はじめに 2021年4月から、京都に住んでいる。もともと宮城からリモートで働いていた仕事を、直接肌で感じながらやりたいと思い、引越してきた。地元を離れるのは初めて。仕事のスキルアップのための京都行き。だからこの街は私にとって修業の街だった 。 今後の文章にも関わってくるので、ここで先に自己紹介。私は、出版社さりげなくで働いている、牡羊座、23歳。宮城県生まれ。さりげなく代表・稲垣佳乃子さん(以下、かのこさん)のもとで編集を学んでいる。 気持ちのいい風が吹く場所で、学ぶこと。 京都・下鴨の北の方に、『花辺 』という場所 がある。花辺には喫茶室と、香りの店・makaさん、 そして出版社さりげなくの事務所が入っていて、私は毎日ここに通っている。 ”花辺”のハーブ園と喫茶室への入り口 喫茶室では、毎月展示がひらかれ、魅力的な作品にいつも財布のひもが緩んでしまう。ときには演奏会があり

    心地いい風が吹く街、「京都・下鴨」。ここに吹く風に、私も。 - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2022/02/05
    北山通りを超えても下鴨がついてるエリアがあるんだ(知らなかった)
  • 岡山で私を育ててくれたカルチャーのこと(文・ゆっきゅん) - SUUMOタウン

    著: ゆっきゅん 私が岡山県に住んでいたのは2014年春の高校3年生までです。高校は進学校で土日も部活か勉強、外もあまりしない家庭で、友達と話す場所といえば「ハローズ」のイートインコーナー、放課後に遊ぶならローカルカラオケ「サウンドビート」、略してサンビだった。 だから観光に勧められるような岡山のスポットに詳しいとは到底言えないけれど、それでも私は岡山県の岡山市(実家はわりと中心部でした)のなかでできる限り積極的にカルチャーを享受してきたように思います。 上京を決めたのは高2のとき。でも、それまでもずっと当は、芸術文化の真ん中に飛び込むことを望んでいたんだろうと感じます。岡山に大きなイオンがオープンする直前に上京した私。その記憶を辿りながら、私の過ごした岡山の街を紹介します。 メルパとシネマ・クレールが教えてくれた映画たち 私が初めて自分が「これ、どうしても観に行きたい!」と母親にお願

    岡山で私を育ててくれたカルチャーのこと(文・ゆっきゅん) - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2022/01/28
    岡山県立図書館
  • 熊本生まれの妻に「熊本の良さ」を全力で伝えてみた|ヨッピー - SUUMOタウン

    著: ヨッピー 「でも熊、なんにもないからなぁ」 普段から温厚篤実(おんこうとくじつ)で知られる僕ですが、さすがにこのときは完全にブチ切れました。今思えば、わが家で唯一の離婚危機はあのときだったのかもしれません。 熊をめぐってすれ違う2人2021年2月、東京。 奥さんに頼まれたモノを届けるため、寝起きそのままのボサボサ頭と朝ごはんにべたイカリングでテッカテカに光った唇を装備しながら「うーす、持って来たでぇ~」ぐらいの勢いで奥さんの会社を訪問したところ、奥さんが「妊娠してた!」とギャン泣きしながらオフィスから飛び出してきたのであります。 このときばかりは「お前みたいな屁こき豚の子どもなんて絶対に産みたくない」とかそういう意味で泣いてるのではないかと困惑し、どうリアクションしてよいのかわからなかった記憶があります。後から聞くと「うれしくて泣いちゃった」とのことでしたが。 ともあれ子どもが

    熊本生まれの妻に「熊本の良さ」を全力で伝えてみた|ヨッピー - SUUMOタウン
    kitone
    kitone 2022/01/22