爺はどちらかというとガトームソン育毛剤ドーピングについての私の見解を聞きたかったようだが、今回は多少真面目に以下エントリーに付け加えてみたくなった。 また失われる10年かな http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2007/08/post_694b.html ニューズウィークの記事”蘇る「失われた10年」の悪夢”は購読&立ち読み推奨。政治的な立場を問わず率直にアジアが抱える向こう数年間の確度の高い考察がコンパクトに書いてある。 「中国経済がバブル状態であって、崩壊に向かって予断を許さない状況である」という基本認識は、もうデフォルトで持っていていい。私も文春新書『俺様国家・中国の大経済』でも語ったし、最近でも『中央公論』ほか何誌かで実情を紹介している。ただし、中国がもたない理由はともかく、その後のシナリオというのは幾つかに分かれる。大きく
王胡「没有“中国製造”的生活実在太艱難」『東方早報』2007年7月4日 米国の女性ジャーナリストSara Bongiorniが1年間Made in Chinaの商品を買わないという実験を基にして書いたA Year Without “Made in China”: One Family’s True Life Adventure in the Global Economyという本が出版されたという。 Reutersの記事を貼り付けておく; U.S. family tries living without China By Cynthia Osterman Thu Jun 28, 8:11 AM ET Lamps, birthday candles, mouse traps and flip-flops. Such is the stuff that binds the modern Amer
2007年5月27日、山西(Shanxi)省臨汾(Linfen)のれんが工場から救出された少年ら。(c)AFP 【6月15日 AFP】中国各地のれんが工場などで、多数の少年らが強制労働を強いられていた事件の実態が次々と明らかになり、中国全土を震撼(しんかん)させている。 ■テレビで放映された強制労働の残酷な実態 国営テレビが放映した、山西(Shanxi)省洪洞(Hongtong)のれんが工場から救出された労働者らの映像は衝撃的だった。皆、強制労働でやせ衰え、立ち上がることもできない少年もいた。また大半が背中や顔に、れんがによる暴行を受けた跡がある。 救出された労働者は、口々に強制労働の過酷な実情を証言している。ある労働者は「脱出など不可能だった」と語り、脱出を試みた者も「無駄だった」と証言する。 テレビ映像が映し出す薄汚い掘っ立て小屋にはトイレもなく、労働者らは不潔な床に積まれたれんがの上
『クーリエ・ジャポン』6月号に掲載された山形浩生さんの記事で、Economist誌の中国系自動車メーカーについての記事が紹介されていた。まあ一連のコピー製品を揶揄するような内容なんだが、それにしてもいくらコピーしているからといってどうしてそんなに安い(オリジナルの半額くらい)製品を作れるのか、謎だ、とEconomistも山形さんも首をひねっており、Economistのことだからそのうち何かもっともらしい分析結果を出すかもしれない、という言葉で締めくくられていた。 しかし、わざわざEconomistが謎を解いてくれるのを待つ必要はない!中国産業研究の分野ではたぶん世界のトップランナーである、丸川知雄さんの新著を読めばその答えが(あらかた)わかるからである。 現代中国の産業―勃興する中国企業の強さと脆さ (中公新書) 作者: 丸川知雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/05メデ
エチオピアにおける中国系油田襲撃事件 アフリカにおいて非政治的な経済活動の関与はありえないとする、フィナンシャル・タイムズの割り切り方はやや極端かもしれないが、現実的な認識だろう。 Letter from Ethiopia: China’s risky venture into resource-rich Africa China, for the first time since Mao’s revolutionary activism in foreign affairs, will have to decide what kind of power it wants to be, and a very large part of the answer will be determined by its relationship with Africa. <アフリカ開発銀>上海で年次総
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