iPodとiPhoneのデザインで知られる、Appleで唯一、スティーブ・ジョブズ以外の誰も指示も受けない特権を持つ男、ジョナサン・アイブの伝記が出版されました。 非常に示唆に富む内容で、全ページ赤線を引きたくなるような傑作です。 林信行氏の手による序文も、序文の範囲を越えた力作になっており、本当にオススメです。個人ブログでも詳しく書きましたが。 そしてこの本を読むと、本書で度々言及されている「アップルデザイン」という本も読みたくなります。早速昨日購入し、今朝読んだところです。 この本も本当に面白いのでオススメです。 そして改めて「デザイン」という仕事について考えてしまいました。 昨日は、幕張メッセで開催された東京オートサロンに行ってきました。 東京オートサロンは、改造車のショウです。 アフターパーツメーカーやチューナーが一同に会し、さまざまなカスタムカーを展示しています。 私自身も改造車
複雑とシンプルは相反するもの。ともすれば複雑になってしまう物事をシンプルにすることで、どんな効果があるのか。シンプルの熱狂的信者であったアップル(主にスティーブ)から学べることは多いでしょう。 今回はKindleではじめて購入した本「Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学」について琴線にふれた内容をまとめました。この本を読めば、あなたの中にある「シンプル」の意味が変わることでしょう。 1. Think Brutal 容赦なく伝える はじめて、著者(アップルの広告代理店)がスティーブ・ジョブズに会ったとき、こう言われたそうです。「君たちの作ったTVコマーシャルは良かったよ、でも紙の広告はクソだった」と。それも、とても親しげな笑顔で。 けれど著者はその言葉に悪意を感じませんでした。彼は単純に著者に対して素直なのだと分かったからです。素直さはシンプルであり、あいまいな言い方は
Appleのデザイン部門のトップであるジョナサン・アイブのインタビューが掲載されるということで非常に楽しみにしていた今月号のBRUTUS Casa。ジョナサン・アイブがインタビューに応えることは非常に少ない(昔クーリエ・ジャポンの特集で読んだくらい)ので、2ページの記事でしたが読んで良かったと思う素晴らしい内容でした。他の特集も非常に面白く今月のCasaは買いだと思います。Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2012年 03月号 [雑誌] マガジンハウス 2012-02-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools ジョナサン・アイブの強い言葉とデザイン哲学 詳しくはCasaを読んで欲しいのですが、僕が非常に印象に残ったのは、以下の言葉。 つまり会社の設立とはアイデアを実行するためにあるわけです。そして会社として実際にデザインをし、開発をして製造
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