「加悦SL広場」3月末で閉園発表 重文など27両展示、引き取り申し出7件 2020年2月17日 21:15 京都府与謝野町滝の「加悦SL広場」について、運営する宮津海陸運輸(宮津市)は17日、3月31日で閉園すると発表した。展示する重要文化財の「123号蒸気機関車」は町内で保存する方向で町などと協議している。 広場は1996年に現在地でオープン。旧加悦鉄道ゆかりの蒸気機関車や気動車など27両を展示する。 同社によると、車両や施設が老朽化。メンテナンスが追いつかず来場者の安全確保が困難なため、閉園を決めた。展示車両については、全国の自治体などから7件ほど引き取りの申し出があるという。同社は「車両は文化遺産。本当に好きな人に保存してほしい」としている。