平成筑豊鉄道(福岡県福智町)のふれあい生力(しょうりき)駅(同)に停車直前の列車内で乗客の嘔吐(おうと)物を迅速に処置したとして、同社は23日、糸田町の大和青藍高3年、毛利佑弥(ゆうや)さん(17)に感謝状を贈った。 【欧州のクリスマスと鉄道 非日常的な特別な時期を写真で】 同社によると今月6日午前8時20分ごろ、4人掛けボックス席に1人で座っていた女性がもどした。通学で乗り合わせた毛利さんは素早くワイシャツを脱ぎ、通路に流れ出た吐物が広がらないよう拭いた。また居合わせた女子高生から受け取ったちり紙を「口元をふいてください」と女性に渡すなどした。女性は車内で繰り返し感謝していたという。 停車後に運転士が対応し列車は約3分遅れたが、毛利さんの処置がなければ遅れはさらに広がり、列車接続に支障の出る恐れがあった。金田駅車両基地で感謝状を手渡した同社の河合賢一社長は「とっさに行動に移したのは大変す
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