台風から変わった低気圧の影響で、関東から東北南部にかけて記録的な大雨となり、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。気象庁は、宮城県と茨城県に大雨の特別警報を発表して、川の氾濫や土砂災害、浸水に最大級の警戒を呼びかけています。 茨城県が神栖市に設置した雨量計では午前6時20分までの1時間に57ミリの非常に激しい雨を観測しました。 関東から東北南部には9日から線状降水帯が南北にかかり続け、宮城県ではこの48時間の雨量が多いところで400ミリを超えて、平年の9月1か月の雨量の2倍近くに達する記録的な大雨となっているほか、茨城県では降り始めからの雨量がおよそ300ミリに達し、各地で河川の氾濫や浸水などの被害が出ています。 気象庁は、午前6時すぎに栃木県の大雨の特別警報を解除しましたが引き続き、宮城県と茨城県に大雨の特別警報を出して、最大級の警戒を呼びかけています。また、東北地方は、福島県で