Vista の外字エディタは、管理者権限をもっていないと起動しません。といいますか、一般ユーザーで起動すると、管理権限のユーザー名を入力するためのダイアログが出てきて、結局、管理権限のユーザーで実行することになります。 「すべてのフォントにリンク」された外字はそもそもシステムフォルダに作成されるわけですから、管理者が実行すべきものです。ですから、これはこれで正しい動作です。 しかし、「指定したフォントにリンク」された外字の場合は、この仕様はちょっとおかしい。この外字は、標準ではユーザーフォルダ、 C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\EUDC に保存されるようになっています。ということは、別のユーザーでログオンすると、その外字ファイルは見えませんし、外字の設定もユーザー毎ですから、その外字は完全にそのユーザー一人だけのものになります。