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ブックマーク / www.yomiuri.co.jp (146)

  • つくば市、福島からの転入者に放射能検査要求 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    茨城県つくば市が、東京電力福島第一原発の事故で福島県から避難して転入する人たちに、放射能汚染の有無を確認する検査を受けた証明書の提示を求めていたことが18日、わかった。 市側は「市民に無用な不安を与えない目的だった」としているが、転入者からの抗議を受け、検査を求めないことにした。 つくば市によると、市民課長名で3月17日、福島からの転入者にスクリーニング検査を求めることに決め、担当する窓口へ通知した。窓口の担当職員が、転入者に消防部や保健所で検査を受け、証明書をもらうように指示するなどしていたという。原発事故が起きてから、つくば市には福島県いわき市などからの住民が避難している。 今月11日、つくば市内の研究機関に就職するため仙台市から転居してきた男性(33)が証明書の提示を求められ、このことを茨城県に訴えたことから問題が発覚した。つくば市の岡田久司副市長は、「放射能汚染について、誤解があ

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2011/04/19
    筑波というと科学万博のイメージがあったのだけど。
  • 原発事故の賠償、他電力会社も負担…原案 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京電力の福島第一原子力発電所の事故による被災者に対する賠償策の原案が12日、明らかになった。 米スリーマイル島の原発事故の賠償制度を参考に、東電以外の電力各社も加わった「共済制度」の仕組みを創設する。各社には保有する原発1基あたり300億〜500億円の負担を求める案を軸に検討する。東電の負担額は2兆〜3・8兆円とし、電力各社の支払い上限を超える部分は政府が全面支援する。賠償制度の実現に向け、政府は特別立法の制定も視野に入れる。 政府と東電は近く賠償案の格検討に入る。原案では東電は同社の毎年の利益から1000億〜2000億円を15年間払うほか、保有する原発17基分の負担金5100億〜8500億円程度を支払う。東電以外の電力各社も国内に37基の原発を保有しており、基数に応じて負担金を拠出する。電力9社の合計は1・1兆〜1・8兆円程度となる。

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2011/04/13
    事故情報共有の見返り、的な「理屈」だったような。実際、教訓は現在進行形で生かされつつあるし。
  • 「福島県民お断り」入店・宿泊、風評被害相次ぐ : 福島原発 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    「福島県民お断り」――。 東京電力福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故で多くの避難者が出ている福島県の災害対策部会議で8日、風評被害の事例が報告された。 放射線に関する県の相談窓口に寄せられたもので、ある運送業者から「他県のガソリンスタンドに『福島県民お断り』との貼り紙があった」という相談があった。ほかにも、福島県民であることを理由に、「レストランで入店を断られた」「ホテルに宿泊できなかった」「車に落書きされた」などの被害があったという。 県によると、3月17日の窓口開設から8日朝までに計6967件の相談があり、うち162件が風評被害に関するもの。県は風評被害払拭のため、これまで国に対して正確な情報発信に努めるよう要請している。

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2011/04/09
    それは風評じゃなくて「犯罪」じゃないの。
  • 燃料電池、停電時使えず…太陽光も発電量不足 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    深刻な電力不足を受けて、家庭用自家発電システムの燃料電池と太陽光発電について、「停電時に使えるのか」との問い合わせがメーカーに相次いでいる。 燃料電池は一般電源を使ったモーターが必要なため停電時は使用できず、太陽光発電も発電量が小さい。節電を目的に開発されたものだけに、停電時の代替電源としては限界があり、注意が必要だ。 東京ガスなどは、2009年から家庭用燃料電池を「エネファーム」の愛称で販売している。都市ガスなどから取り出した水素と、空気中の酸素を化学反応させて発電する仕組みだ。 計画停電実施後、東京ガスには、計画停電時の代替電源に使いたいと考える家庭から、「計画停電の時に使えるのか」との問い合わせが増えているという。しかし、水素や酸素の取り込みには電気で駆動するモーターを使うため、停電時には使えない。 また、燃料電池の運転中に停電すると機器が故障する可能性もあり、東京ガスはホームページ

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2011/03/31
    「電池」なのに自立動作してくれないのか。
  • 炉心冷却装置の復旧へ、新送電線着工 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東京電力は、福島第一原子力発電所に外部から電力を供給するため、新たな送電線の設置に着手、原子炉を冷やす緊急炉心冷却装置(ECCS)の16日中の復旧を目指す。 成功すれば、燃料棒が露出したままの1〜3号機の炉心溶融などの危機が回避される。 同原発では、地震によって停電したほか、ECCSなどを作動させる非常用ディーゼル発電機も津波の影響などで破損した。 東電は、社員ら70人体制で、電源車を使った消火用ポンプで、炉内への海水注入を続けているが、ポンプの能力は小さく、難航していた。高圧の外部電源を確保することで、炉心を効果的に冷やす高圧炉心スプレー、格納容器冷却スプレーなどのECCSの作動が可能になり、「冷温停止」状態を導くことができる。

  • 被曝の恐怖、余震…真っ暗な建屋で決死の作業 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    放射能汚染の恐怖と闘いながら、決死の作業が続く。15日朝に大きな爆発が起きた2号機。東電や協力企業の作業員ら800人が水の注入作業を行っていたが、爆発に伴い、「必要最小限」という50人を残し、750人が一時、現場から離れた。被曝(ひばく)を避けるため、放射線量が高くなると作業を中断しなければならない。15日午前、隣接する3号機付近で観測された400ミリ・シーベルトの環境下で作業できる時間は15分が限度。津波による被害で、停電も続く。照明がつかないため真っ暗な建屋内で、作業効率はあがらない。余震が続く中、津波警報で作業の中断を余儀なくされることもある。400ミリ・シーベルトを記録したのは、作業員が携帯する放射線監視装置だった。 12日午後、高圧になった1号機の格納容器内の蒸気を逃すための弁が開放された。格納容器に亀裂が入る最悪の事態はまぬがれた。その弁を開ける作業にあたった男性は、100ミリ

  • シャープ、ノートPCの生産打ち切り : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    液晶技術を生かした画像表示の美しさなどで人気のあった「メビウス」シリーズは、2009年10月に発売した最新型を最後に後継の予定はないといい、「メビウス」ブランドが消える可能性もある。販売済み製品の保守・修理サービスは続ける。 今後は、今年12月に発売を予定している電子書籍の多機能端末「ガラパゴス」などを中心に、端末の販売だけでなくソフト配信を組み合わせた事業を強化する考えだ。 1995年に登場した「メビウス」ブランドのノートパソコンは、薄型軽量のモデルなどで根強いファンがいた。その後、台湾など海外の安い製品が出回り、機能が近いスマートフォン(高機能携帯電話)が普及したため、従来型の機種は苦戦していた。

  • 尖閣の中国名表示削除を…グーグルに自民要請 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    自民党は13日、検索最大手の「グーグル」に対し、同社の地図サービス「グーグルマップ」で、尖閣諸島の表記に併記されている中国名を削除するよう申し入れた。 グーグルマップ上では、尖閣諸島と同諸島の魚釣島について、それぞれ中国名の「釣魚群島」「釣魚島」が併記されている。 同社の日法人を訪れた小野寺五典「影の内閣」外務担当は「中国と領有権問題が存在する領域であるかのごとき表記で誤りだ」として、日語表記のみにするよう求めた。 グーグル法人は「米社に伝える。しかるべき時期に返答したい」と述べた。

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2010/10/13
    そういうつまらないことは政治と教科書くらいにしといてほしい。
  • 中2、飛行中の2機へ管制指示…職員口止めも : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    福岡航空交通管制部(福岡市)で今月6日、30〜50歳代の管制官3人が、旅客機2機への管制指示を職場体験学習中の中学生2人に行わせていたことがわかった。 2機は計500人以上を乗せ、高度約5100メートルを飛行中だった。3人の上司に当たる先任管制官が、この事実を把握しながら中学生らに口止めしていたことも判明。国土交通省では、国家公務員法が禁じる「信用失墜行為」に当たる可能性もあるとみて、関係者の処分を検討すると同時に、全国で同様の事案がないか調査を始める。 国交省によると、無線で管制指示を行ったのは福岡県内の中学2年の男子で、5日から7日までの3日間、体験学習のために同管制部を訪れていた。6日午前10時45分頃、管制官から「周波数119・65で福岡空港の管制官とコンタクトして下さい」という内容の英語をカタカナ書きしたメモを渡され、メモを読み上げる形でパイロットと無線交信したという。対象となっ

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2010/10/13
    無免許運用状態にはなってなかった、ということなのかな。
  • 逮捕の地検前副部長、「取り調べ可視化」要望 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    郵便不正を巡る証拠品のフロッピーディスク(FD)改ざんに関連する犯人隠避事件で、大阪地検特捜部の前副部長・佐賀元明容疑者(49)(逮捕)が取り調べの全過程について録音・録画を求めているとして、佐賀容疑者の弁護人に選任された秋田真志弁護士(大阪弁護士会所属)は4日、最高検に「取り調べ可視化」を申し入れる文書を送付した。

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2010/10/05
    これが日本風の政治ジョークかwww これで可視化実現した後の世の人が、この件を追調査したときどんな顔してるか想像すると、顔がにやけて仕方がない。
  • 第1次大戦賠償金、やっと完済…終結92年後 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ベルリン=三好範英】ドイツ政府は3日、第1次世界大戦(1914〜18年)の後始末を決めたベルサイユ条約でドイツが科された賠償金のうち、最後まで残っていた7000万ユーロ(約80億円)の支払いを終えた。 大戦終結から92年後の完済は、第2次大戦後の分断を克服した東西ドイツ統一から20周年の記念日に行われることになった。 DPA通信によると、支払われたのは、ベルサイユ条約発効後に、賠償額の軽減を定めたドーズ案(24年)とヤング案(30年)に基づく公債の利子分。33年に発足したナチス政権が賠償支払いを拒んだことと、第2次大戦後も、分断国家となったことなどから、支払いが行われないままになっていた。

  • タンカー爆発、米高官が「攻撃示す情報ない」 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ワシントン=間圭一】クローリー米国務次官補(広報担当)は28日の記者会見で、商船三井が運航する大型原油タンカー「M・STAR」の右舷後部がホルムズ海峡を航行中に爆発したとされることについて、「現時点でタンカーが攻撃されたことを示す情報はない」と語った。次官補は、「事故以外(の要因)を示す情報はない」とも述べた。

  • 旧軍ロケット戦闘機「秋水」の地下燃料庫5基確認 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    千葉県柏市の歴史研究グループ「手賀の湖(うみ)と台地の歴史を考える会」(代表・上山和雄国学院大教授)は27日、市内で記者会見し、第2次世界大戦中に陸軍、海軍が開発に取り組んだロケット戦闘機「秋水」の地下燃料貯蔵庫5基を、同市北部の陸軍柏飛行場跡地近くで確認したと発表した。 8月8日午前10時から現地見学会を開く。 秋水は、米軍のB29爆撃機を迎撃するため、ドイツ軍の技術を基に、時速900キロで高度1万メートルまでわずか3分半で急上昇する性能を持つように設計されたとされる。市教育委員会などによると、同飛行場にも駐留し、約1キロ離れた同市花野井には燃料貯蔵施設が建設されたが、「秋水」、貯蔵施設とも未完成のまま終戦を迎えた。 今回見つかった5基の貯蔵庫は、同会メンバーが、柏飛行場で働いていた旧軍関係者から聞き取り調査を行って確認した。直径2メートルの鉄筋コンクリート製の管を地中に埋めただけの簡易

  • 鉄化合物、お酒で超伝導…物質・材料研が確認 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    鉄を含む化合物の一種を赤ワインなどの飲用酒に漬けた後に冷やすと、電気抵抗がゼロになる超伝導状態になることを、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)の研究チームが突き止めた。 熱を帯びずに大量の電流を流せる超伝導のメカニズム解明に貢献する成果。8月1日から米ワシントンで開かれる国際会議で発表する。 実験に使われたのは鉄、硫黄、テルルの化合物。このまま冷やしても、超伝導にはならないが、研究チームは何らかの化学処理をすれば超伝導になると予測。エタノール溶液のほか、ワイン、ビール、日酒、ウイスキーに浸し、電気抵抗を測定した。 その結果、すべての場合で絶対温度8度(零下265度)に冷やせば超伝導状態が生じることを確認。超伝導になった化合物の割合は、赤ワインに浸した場合が最高で、エタノール溶液の7倍。白ワインはエタノール溶液の5倍だった。 研究チームは、酒の味などをつくる不純物が化合物の結晶に入り込ん

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2010/07/28
    なんかいろいろ重要な点がスポイルされてそうな記事だなあ。
  • 戦闘機が墜落!パイロットは九死に一生 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    カナダ西部アルバータ州レスブリッジの空港で23日、週末に予定された航空ショーに向けて練習中だった同国空軍の戦闘機CF18ホーネットが墜落、炎上した。 この戦闘機を操縦していたパイロットは墜落直前に緊急脱出し、負傷したが命に別条はないという。

  • 比内地鶏、折り重なって圧死…米軍機に驚く? : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    秋田県大館市比内町大葛の養鶏場の鶏舎内で、比内地鶏86羽が折り重なるようにして死んでいたことが17日、分かった。 JAあきた北によると、死骸が見つかったのは14日午後3時頃。餌やりに鶏舎に入ったところ、大量に死んでいた。 同日、米軍機数機が鶏舎上空を低空飛行するのを養鶏場の関係者が目撃しており、同JAでは、騒音に驚いた地鶏が鶏舎の隅に押し寄せ、下敷きになった鶏が圧死した可能性が高いとみている。 養鶏所の関係者は当時の様子を、「『ドーン』というごう音を響かせながら、機体の腹部がはっきり見えるほど近くを戦闘機3機が飛んでいった」と話した。 付近では今年2月にも、戦闘機の低空飛行が目撃されており、同JAは「大量死との因果関係が明らかになった場合は、防衛省を通じて、圧死した地鶏の補償と戦闘機の飛行コースの変更を米軍に求める」としている。 防衛省東北防衛局では14日、米軍機が同市上空を通過したことを

  • つらい、でも最期の姿見て…保健所の犬の写真展 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    保健所に持ち込まれたり、迷子になるなどして殺処分された犬たちの最後の表情をとらえた写真展「慈しむ命」が、熊県人吉市宝来町の「でい兎(と)ホール」で開かれている。 県内では犬の殺処分数は減少傾向にあるが、昨年度だけで3000匹を超えており、主催した動物愛護団体「PHILIA(フィリア)」(熊市)の田尻みゆき代表(41)は「犬たちの最後の姿を通して命の重さを伝えたい」と話している。 県動物管理センター(熊市)での殺処分数は、2004年度は6025匹(うち飼い主の持ち込みは1898匹)に上ったが、保健所や民間団体による新しい飼い主を探す取り組みなどの成果で、09年度は3008匹(同872匹)まで減少した。 写真展では、同センターで炭酸ガスによる殺処分を控えた犬たちのモノクロ写真28点を展示。檻(おり)の向こうから悲しげな表情でこちらを見つめる姿や、死が迫っていることも知らず無邪気にじゃれ合

  • 「人気漫画を無断公開」14歳逮捕に賛否 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    動画投稿サイト「YouTube」(ユーチューブ)上に人気漫画を無断で公開したとして、中学3年の少年(14)が京都府警に逮捕された事件で、京都簡裁は16日、少年を10日間、少年鑑別所での観護措置とする決定を出した。 14歳という年齢は刑事処罰の「下限」で、殺人などの凶悪犯罪ではなく、インターネット犯罪で逮捕されるのは極めて異例。その妥当性について、専門家の間にも様々な意見がある。 名古屋市内の中学に通う少年は今月14日、著作権法違反(公衆送信権の侵害)の疑いで逮捕された。容疑は、発売前の人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」などをパソコンに読み取り、ユーチューブで公開したというもの。昨年12月以降、漫画118作品が違法公開され、閲覧数は4月末で800万回に達した。 捜査関係者によると、少年は学校の成績は良かったが、母子家庭で自室に閉じこもりがちだった。母親は、我が子への関心が薄く、少年

  • 「はやぶさ」最後の力で撮った故郷 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    小惑星探査機「はやぶさ」は大気圏突入の直前、最後の力を振り絞って、数千キロ・メートル離れた地球の写真を送ってきた。 日時間13日午後10時2分に撮影した白黒写真を送信中の同28分、はやぶさが地球の裏側に入ったため、地上との交信が途絶。写真のデータも途切れたが、地球の姿が奇跡的に写っていた。 はやぶさは同日午後7時51分、機体の前面から地球に向けてカプセルを放出後、底面にあるカメラを地球に向けようと、180度向きを変えた。姿勢制御用のエンジンはすべて故障しており、長距離航行用のイオンエンジンの推進剤を直接噴出して、機体を回転させる離れ業を再び演じた。

    mitsuki_engawa
    mitsuki_engawa 2010/06/14
    やはりキセノン生噴射か、最後の最後まで・・・w
  • 「はやぶさ」大気圏突入、60億キロの旅帰還 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ウーメラ(オーストラリア南部)=間雅江】日の小惑星探査機「はやぶさ」が13日夜、地球と太陽の距離の40倍に上る60億キロ・メートルの旅を終え、打ち上げから7年ぶりに地球へ帰還した。 午後8時21分(日時間午後7時51分)に試料カプセルの分離に成功し、同11時21分(同10時51分)ごろ大気圏へ突入した。 カプセルがウーメラ(南オーストラリア州)付近で回収される可能性が高まった。 カプセル内には、小惑星の砂が入っている可能性がある。小惑星の砂や石は、ぎゅっと固まる過程を経た惑星の岩石と違い、太陽系の初期の状態をとどめているとみられる。米アポロ計画で採取した月の石などに続く、貴重な試料として、世界の研究者の期待を集めている。 はやぶさは、2003年5月に地球を出発。05年11月に地球から3億キロ・メートル離れた小惑星「イトカワ」に着陸し、砂などの採取を試みた。地球からは小さすぎて見えな