licenseに関するmkouheiのブックマーク (8)

  • GPLソフトウェアのパッチをBSDライセンスで提供することの意義

    先日の投稿「GPLが適用されているソフトウェア=MySQLのパッチをBSDライセンスでリリースする。」では、GPLが適用されているソフトウェアにBSDライセンスのパッチを提供することが出来るということを書いた。ただし、それが出来ることによってどのような意義があるのかということについては触れていなかった。その結果、 という疑問が生じたらしい(ブコメ参照)ので、パッチをBSDライセンスで提供するということはどういうことなのかを説明しようと思う。 まず第一に、パッチ自身はBSDライセンスなので、BSDライセンスに従う限り他のプログラムへ流用することが出来る。パッチといえども、それが何かの機能を追加する類のものであれば巨大なプログラムになり得るだろう。事実、Googleが提供するMySQLのパッチもかなりデカイ。パッチの規模がでかくなれば、独立して機能する有益なロジックが多々含まれることになるだろ

    GPLソフトウェアのパッチをBSDライセンスで提供することの意義
  • GPLが適用されているソフトウェア=MySQLのパッチをBSDライセンスでリリースする。

    Googleがリリースしている有名なMySQL 5.0用パッチは、なんとBSDライセンスで提供されている。MySQLは周知の通りGPLでリリースされているが、GPLソフトウェアはその性質上、改変するとそのソフトウェアもGPLでリリースしなければいけない。だったら何故そのパッチをBSDライセンスで提供することが出来るのか?!ホントにそんなこと出来るのか?!Googleは何か間違ってるんじゃないか?!などと疑問に思われることだろう。 結論から言うと、Googleは何らライセンスの間違いを犯しているわけではなく、GPLソフトウェアにGPL互換のライセンスでパッチを書くことが出来るのは、GPLの条文そのものにしっかりと書いてあるのである。 以上の必要条件は全体としての改変された著作物に適用される。著作物の一部が『プログラム』から派生したものではないと確認でき、それら自身別の独立 した著作物であると

    GPLが適用されているソフトウェア=MySQLのパッチをBSDライセンスでリリースする。
  • GPLの境界線

    GPLを利用するにあたって度々議論されるのが「プログラムの境界」という問題である。GPLソフトウェアを改良または組み込んで別のソフトウェアを作成すると、頒布する際に新しく作成したソフトウェアのライセンスもGPLにしなければならない。ここで注意しなければいけないのは、どこまでがそのソフトウェアの「境界」なのかということである。言い換えると、どこまでが「GPLソフトウェアを組み込んだ」状態なのかということである。自分のソフトウェアをGPLで頒布しようと考えている人にとっては、境界線はあまり意識しなくてもいいテーマである。優れたGPLソフトウェア資産は利用し放題のワンダーランドである。しかしGPL以外のライセンスを利用したいと考えている人にとっては、どこまでならGPLのソフトウェアを利用しても構わないのか?ということを明確に把握していないと、後で著作権法違反で訴えられることになってしまうので注意

    GPLの境界線
  • 多様化するオープンソースライセンス:GPL v3の採用増、だがGPL全体のシェアは低下 | OSDN Magazine

    Black Duck Softwareは6月30日(米国時間)、オープンソースプロジェクトのライセンス利用動向に関する統計を発表した。GNU General Public License(GPL)v3の採用数は前年比4倍で増加したが、GPL全体の利用率は前年より減少した。オープンソースの多様化を示す内容となった。 同社が追跡しているオープンソースプロジェクトが採用するライセンスの種類について調べた。最も多かったのはGPL v2.0で、50.6%と圧倒的な利用率となった。2位以降の上位10ライセンスは、GNU Lesser General Public License(LGPL) v2.1(9.63%)、PerlライセンスことArtistic License (8.68%)、BSD License 2.0(6.32%)、GPL v3.0(5.1%)、Apache License 2.0(3

    多様化するオープンソースライセンス:GPL v3の採用増、だがGPL全体のシェアは低下 | OSDN Magazine
  • GPLに対するオトコの個人的見解

    なぜ自分がMySQL関係の仕事をしているのか?もちろんMySQL技術的に面白いということや、MySQLの優れた性能に惹かれているという部分はあるが、それよりも何よりもライセンスがGPLだということが一番の理由である。なぜGPLがいいのか?それは最も自由なライセンスだからである。 GPLよりBSDライセンスのほうが自由ではないのか?GPLソフトウェアを改変した場合、そのソフトウェアもGPLでリリースいなければいけない。BSDライセンスなら別のオープンソースでないライセンスにするという自由があるではないか。という反論があるかも知れない。 しかし考えて見て欲しい。BSDライセンスのソフトウェアを元に、オープンソースでないライセンスをつけた非常に優れたソフトウェアを開発したとしよう。そのことによって一体どれだけのメリットがプログラマ(またはエンジニア)に還元されるのだろうか。優れたソフトウェアで

    GPLに対するオトコの個人的見解
  • ライセンス両立性の罠 | OSDN Magazine

    DjVu(デジャヴと読む)は、テキストや画像を含むドキュメント向けのファイル形式である。テキストと背景画像のレイヤー分離や高速な表示、圧縮率の高さを特徴としている。1996年、AT&Tで開発された。 すでにお気づきの方もいるように、DjVuはAdobe PDFへの対抗馬として世に送り出されたものである。実際、DjVuは多くの場合、同じドキュメントからクオリティを落とさずにPDFよりも小さなサイズのファイルを生成することができる。DjVu開発者による比較では、PDFで1.14MBだったファイルがDjVuでは0.88MBになったそうだ。PDFより約25%も小さなファイルを生成できた、ということになる。視認性も往々にしてPDFより高い。2002年にはFlip BookやPDFと並びInternet Archiveの公式フォーマットの一つに採用されたし、米名門誌The New Yorkerの全バッ

    ライセンス両立性の罠 | OSDN Magazine
  • AGPLは将来のクラウドコンピューティングにおけるFOSSに必須——Funambol CEOの見解 | OSDN Magazine

    「ソフトウェアの将来はクラウドコンピューティングにある」と、モバイルサービスを提供する企業FunambolのCEOを務めるFabrizio Capobianco氏は述べる。そしてFOSS(フリー/オープンソースソフトウェア)がその新しい市場で生き残ろうとするならば、コミュニティは、特にSaaS(software as a service)向けに設けられたライセンスAGPL(GNU Affero General Public License、Affero一般公衆利用許諾契約書)が広く使用されるよう推進することにより、この状況に対応していくことが必要だと同氏は言う。 「オープンソースを将来にわたって繁栄させたいのならば、われわれはこれをSaaSにも適用していかなければならない。クラウドの世界にコピーレフトを存続させるライセンスが必要だ」と、Capobianco氏は警告する。 Capobianc

    AGPLは将来のクラウドコンピューティングにおけるFOSSに必須——Funambol CEOの見解 | OSDN Magazine
  • 訴訟が増えている!? OSSライセンス違反

    訴訟が増えている!? OSSライセンス違反:企業技術者のためのOSSライセンス入門(1)(1/2 ページ) いまや、企業が何らかのソフトウェアを開発するときに、オープンソースソフトウェア(OSS)との付き合いを考えずには済まない時代になりつつあります。私は、企業の製品開発者向けにOSSライセンスコンプライアンスに関するコンサルティング・サービスを行っていますが、その中から得られた経験を踏まえながら、OSSとうまく付き合い、コミュニティに還元していくために重要と考えられるポイントを紹介していきたいと思います。 「使えるんだから、勝手に使っていいんでしょう」!? お客さまとお話ししていると、中には、何ら悪びれることなくこんな発言をする方に出くわし、ビックリします。 このケースでは、OEM販売するプログラムを海外から導入するに当たって、「Black Duck Protex」でコードを検査したとこ

    訴訟が増えている!? OSSライセンス違反
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