他の人がzshを使っているのを見ていると、「もっと便利に使えるのに」と、もやっとしたり、「え、その便利な機能ってなに?」と、発見があったりします。だれかに「この設定をすると便利ですよ」と話しやすくするために、今のzshのおすすめ設定をここに記しておきます。 もし、Emacsも使っている場合はおすすめEmacs設定もどうぞ。 ディレクトリ構成 長年漬け込んできたzshの設定がそこそこの量になっているので、以下のようなディレクトリ構成にして分類しています。主に、zsh標準機能の設定と追加パッケージの設定を分けるためにこうしています。 ~ ├── .zshrc # シェルを起動する毎に読み込まれる。 │ # ~/.zsh.d/zshrcを読み込んで │ # 標準機能の追加設定を行う。 ├── .zshenv # ログイン時に一度だけ読み込まれる。 │ # ~/.zsh.d/zshenvを読み込ん
最近 oh-my-zsh ってのがあるって聞いた。インストールするだけで zsh が便利になるみたいなので、早速試してみた。 oh-my-zsh って何? oh-my-zsh は zsh の設定を管理するフレームワークで、いろんな設定を有効にして管理、更新できるようになる。プロジェクトは GitHub で管理されてる。 http://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh 特徴としてこんなことが挙げられてる。 40以上のプロンプト テーマ 便利なプラグイン 自動アップデート機能 コミュニティ主体の開発(みんなの設定を取り込んでいく) インストールすると、だいたいこんなことが設定される。 プロンプトがかっこよく(?)なる alias がいっぱい設定される よく使う option が設定される インストール直後はこんな感じ。 Git のブランチ名も表示される。 必要
For the Whyday, I've hacked two ZSH scripts for completion of RVM and bundler 1.0. You can find them on my dotfile repository on github: http://github.com/nono/dotfiles/blob/master/zsh/Completion/_rvm and http://github.com/nono/dotfiles/blob/master/zsh/Completion/_bundler. To install them, you can put these 2 files in $HOME/.zsh/Completion (create this directory if it doesn't exist), and add it to
タイトルはやや釣りぎみのような気もするが、この設定がないサーバで長時間作業したくない、と思う程度には便利なので、個人的には釣りではないと言える。 ctrl + 矢印で単語単位のカーソル移動 コマンドの真ん中あたりに間違いがあった場合、修正するためにカーソルを移動させるのはちょっとした苦痛である。デフォルトのキーバインドだと、emacsバインディングであればalt + bとかalt + nで単語単位で移動できるのだが、これは片手で打つと親指に無理がかかるキーバインドである。そこで、emacsと同じように、ctrl + ←→ で単語単位の移動を可能にしておく。ついでに、/は単語の一部と見做さない様に設定しておく。この設定により、長いパス名の中程に間違いがあった場合に修正するのが楽になる。 bindkey ";5C" forward-word bindkey ";5D" backward-wor
.zshrcの設定内容によっては、EmacsのM-x shellでは動作しなくなる。それは、zleをいじっているから。だけど、zshでもEmacsの中で動かす方法はある。以下の行を.zshrcに入れるだけでよい。 [[ $EMACS = t ]] && unsetopt zle この設定は環境変数 EMACS が t であるならば zle を使わなくするという意味。で、環境変数 EMACS は誰が設定しているかというと comint.el の comint-exec-1 だ。以下の部分で環境変数を設定している。 (let ((process-environment (nconc ;; If using termcap, we specify `emacs' as the terminal type ;; because that lets us specify a width. ;; If
概要 Emacs を利用していると全部 Emacs でやりたくなるのは Emacs 使いとして当然だと思います。 Shell だって Terminal など利用せず Emacs 上で動作させたくなることでしょう。 この文書では Emacs 上で Shell を快適に利用するための設定を記述していきます。 目次 概要 検証環境 Emacs での Shell Mode に関する基礎知識 shell term (ansi-term) eshell どのモードを利用するか 利用する Shell について Windows での Shell の準備 Mac OS X での Shell の準備 Emacs 側の設定 PATH の設定 利用する Shell の設定 文字コードの設定 システムの terminfo を利用しない設定 エスケープを綺麗に表示する term 呼び出しキーの割り当て Shell 側
zshというシェルはデフォルトでも素晴らしいのですが、あまりに拡張性が高いので全ての機能を使いこなすのは逆に難しいと思います。 特にzstyleというコマンドの文脈に応じた補完候補への設定関数は、使用するとどうなるのかヘルプを見てもWeb上を見てもよく分かりません。 そんなわけでzstyleの挙動について調べてみました。 参考にしたサイト http://www.gentei.org/~yuuji/rec/pc/zsh/zshcompsys.txt http://wiki.fdiary.net/zsh/?ColoredCompletion http://grml.org/zsh/zsh-lovers.html http://www.dna.bio.keio.ac.jp/~yuji/zsh/zshrc.txt http://q-eng.imat.eng.osaka-cu.ac.jp/~ippe
今日のzsh。 漢のzsh (9) 世界はモノクロからカラーへ | マイナビニュース ディレクトリや実行可能ファイルを色付きで表示するためのHOWTO。これを参考に、自分なりに設定してみた。 現在の自分の.zshrc: autoload -U compinit compinit zstyle ':completion:*' list-colors 'di=36' 'ln=35' zstyle ':completion:*:default' menu select=1 autoload predict-on predict-on precmd () { PROMPT=$'%{\e[0;33m%}%* ('$(sysctl -n vm.loadavg | perl -anpe '$_=$F[1]')$') %%%{\e[m%} ' } RPROMPT=$'%{\e[32m%}%/%{\e[m%
12/19(土) 関西アンカンファレンスが開かれた(告知ページ)。 発表テーマは何でも良さそうなので、僕は大好きな zsh について発表した。なんか勢いで2回発表してきた。これも愛。 発表資料 発表資料はこんな感じ。 Zsh を使おうView more documents from H M. まあその資料は飾りで、後は実際に使いながら zsh のスーパーさを広めてきた。発表内容は以下。 zsh の補完機能 なんと言っても zsh は補完機能が強力。以下の2行を ~/.zshrc に書いておこう。 autoload -U compinit compinit source ~/.zshrc かログインし直すかで補完機能が有効になる。 特に補完が便利な例として以下を紹介。 cd ディレクトリのみを補完 grep --with-filename --recursive とか長いオプションを補完。
FreeBSD 用の zsh 設定ファイルの例を公開しています。[ last-update: 2008.06.22 ] のうがき 最初にこの文書を公開してから7年が過ぎています。自分の設定ファイルを作り始めてからもう10年です(!)。zsh は日々使っていますが、ここの設定ファイルは今や歴史の彼方にある zsh 3.x のものをベースにしています。ちゃんと設定したい方は、他のサイトを参照するようお願いします。 旧のうがき 全然(4年くらい)メンテしていないのになぜか未だに各所で紹介されているようなので、ちょっとだけきれいにしました。もはや FreeBSD はあまり関係なくなっていますが、役に立つのであれば幸いです。 旧旧のうがき こんにちは。UNIX クローン OS、FreeBSD の初心者ユーザ and/or マニアなあなた(たぶん)のための zsh 講座の時間がやってまいりました。とい
男のbashユーザーが、バラ色の紳士こと漢のzshに乗り換えたときに アッーってなるコト事を先ほどいくつか思いついたので共有する。 !!とかの履歴実行はrコマンドで zshには、r というシェル組み込みコマンドがあって 履歴からの実行が簡単に行える。 たとえば、一番最後に実行したviコマンドを実行したいときなどだ。 bashなんかだと !vi で出来るのだが、 rコマンドだったら % r vi でよい。 直前に実行したコマンドを再び実行したいとき、 bashなんかだと !! というやり方になるが、 rコマンドでは、 % r とするだけでよい。 また、文字列を置き換えてからの履歴実行はどうだろう。 たとえば次のようなbashの例だ。 $ vi .zshrc $ !vi:s/zsh/bash/ これは、最後に実行したviコマンドの引数文字列を ":s/zsh/bash/" によりzshという文
Copyright (C) Mainichi Communications Inc. All rights reserved. 掲載記事の無断転載を禁じます
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く