なぜLinuxを生み出せたのか? それはぼくが若くてバカだったからだよ!─LinuxCon Japan 2013で2年ぶりに来日したLinus Torvalds名言集 2年ぶりに日本の地を踏んだLinus Torvalds氏 「Linusと私の娘はよく似ている。2人とも、私にとって非常に大切で愛らしい(adorable)存在で、まったくもって天才としか言いようがない。そして2人とも私の言うことをいっさい聞かない」─5月30日、Linux Foundationのエグゼクティブディレクターとして日本のLinuxユーザにもおなじみのJim Zemlin氏は、東京・椿山荘で開催された「LinuxCon Japan 2013」2日目キーノートにおいてLinus Torvalds氏をこのように紹介しました。 Linuxの生みの親であり、誕生から20年以上経った現在もカーネル開発の最高責任者であり続
The free office suite the community has been dreaming of for twelve years Berlin, February 7, 2013 – The Document Foundation announces LibreOffice 4.0, the free office suite the community has been dreaming of since 2001. LibreOffice 4.0 is the first release that reflects the objectives set by the community at the time of the announcement, in September 2010: a cleaner and leaner code base, an impro
オープンソースソフト開発を手がける非営利組織のDocument Foundationは現地時間2013年2月7日、Microsoft Office互換ソフトの最新版「LibreOffice 4.0」をリリースした。日本語を含む各国語に対応したWindows版、Mac OS X版、Linux版をLibreOfficeサイトから無償で入手できる。 LibreOffice 4.0は、コンテンツ管理システムの相互運用仕様であるCMISをサポートすることで、「Alfresco」「IBM FileNet P8」「Microsoft Sharepoint 2010」「Nuxeo」「OpenText」「SAP NetWeaver Cloud Service」といったコンテンツおよびドキュメント管理システムに対応する。 DOCXおよびRTF形式ドキュメントとの相互運用性を向上したほか、Microsoft P
「LibreOffice 4.0」がリリース マイクロソフトもOSS向けOfficeを開発中?:SharePointもNetWeaverも連携 TDFがOSSのオフィススイートを発表。マイクロソフトがLinux版、Android版Officeリリースを「真剣に検討」しているという未確認情報も。 Document Foundation(TDF)は2月7日、オープンソースのオフィススイートLibreOfficeの最新版「LibreOffice 4.0」を発表した。2010年9月に打ち出した「よりクリーンですっきりしたコードベース、機能セットの向上、互換性の強化、多様で包括的なエコシステム」という目標を反映した初のリリースと位置付けている。 LibreOfficeには500人以上のデベロッパが参加し、その4分の3は独立系のボランティアで構成。これまでに数百万行のコードの追加や削除を行って新機能の
とみた まさひろMySQLの日本語対応やコミュニティ成長に貢献 小林 哲之Android開発とLinuxカーネル開発に貢献 半田 哲夫TOMOYO Linuxの主開発者 吉田 浩平Calcの開発およびODFの国際標準化に貢献 青田 直大Gentoo Linux公式開発者 櫛井 優介YAPC::Asia Tokyo運営などコミュニティサポートを実践 斯波 健徳Spiderの開発やmroongaの開発メンテナンス 増井 雄一郎MobiRuby等を開発 結城 洋志Firefoxの拡張機能の開発 吉川 拓哉KVMへの開発貢献 オープンソースカンファレンス事務局OSS情報の発信の場を提供やOSS関係者の連携に貢献 groonga開発チームgroongaの開発 特定非営利法人TOPPERSプロジェクト組み込みソフトウエアを開発する産学官連携のプロジェクト 授賞式 授賞式は、まずは審査委員長である早稲田
全回答者のおよそ35%がMicrosoft Officeの互換ソフト(以下、Office互換ソフト)を利用しており、その半数が使い勝手に「満足」「ほぼ満足」している。ITproが2013年3月に実施したOffice互換ソフトの利用実態調査からは、ユーザーの高い満足度が伺える結果となった。 MS Officeの「Word」「Excel」「PowerPoint」は、それぞれの分野の定番パソコンソフトとして、仕事から趣味まで様々な場面で使われている。しかし、ユーザーの中には「値段が高い」「機能的にオーバースペックで使いにくい」といった不満の声もある。そうした声に応えるように、MS Officeに相当する機能を備えながら、より安価なOffice互換ソフトが製品化されている。 調査ではまず、こうしたOffice互換ソフトの利用状況を尋ねた(図1)。その結果、Excel互換ソフトは32.1%、Word
埼玉県久喜市は2012年10月、市役所のパソコン約200台のオフィスソフトをオープンソースのLibreOfficeに移行した。新規導入したパソコンのオフィスソフトとしてLibreOfficeをインストール、Microsoft Officeを購入しないことで、ライセンス料金約680万円を削減した。 久喜市では2011年度にLibreOfficeを評価、業務に利用可能と判断。今回新規導入したパソコンについてはLibreOfficeを採用した。今回の導入で問題がなければ、今後新規導入するパソコンについてもLibreOfficeの採用を拡大する方針。 LibreOfficeは、米Sun Microsystemsが米Oracleに買収されたことをきっかけに、OpenOffice.org開発コミュニティの主要メンバーが2010年9月に立ち上げたThe Document Foundationが開発してい
米マイクロソフトが、オープンソースソフトウエア(OSS)の開発を手がける子会社、米マイクロソフト・オープン・テクノロジーズを設立した──。 今から14年前、1998年10月にインターネット上に流出した「ハロウィン文書」を思うと、隔世の感があるニュースだ。当時のマイクロソフトは、「Linux」などのOSSを脅威と捉え、OSSへの対抗策を練っていた。ハロウィン文書とは、これら社内の動きを記した内部文書の総称だ。この文書が社外に漏れたことで、同社がOSSに抱く敵対心が世間の知るところになった。スティーブ・バルマーCEO(最高経営責任者)が「Linuxは癌」と言い切ったこともある。 ハロウィン文書から14年、マイクロソフトがOSS採用へ大きく舵を切った。OSS開発子会社の設立は、マイクロソフトが2012年4月12日に報道発表した。誰の目から見ても、同社にとって“大転換”であることは間違いない。もち
Linux Daily Topics 2012年12月7日ポリシーなきOSS導入は失敗する─元Sunのオープンソース責任者サイモン・フィップスが独フライベルク市を批判 行政にカネがないというのは何も日本に限った話ではなく、世界の自治体に共通する悩みであり、当然ながらそれはIT予算にも反映される。行政がOSSに強い関心を示すのはほとんどコストのためと言い切って間違いない。加えて、欧州では米国製のプロプライエタリ製品に支配されることに我慢ならない傾向も強く、LinuxをはじめとするOSSの導入事例はかなり多い。 そんな欧州からちょっと残念なニュースが飛び込んできた。ドイツ東部のザクセン州にある人口5万人弱のフライベルク市は2007年にOpenOffice.orgを導入したものの、「パフォーマンスが悪い」「使いにくい」といった市職員の不満が積もり、ついに11月20日、市議会は「OpenOff
OSSが、ソフトウエアのエコシステムの作り方を変える──。ライバル関係にある企業が一つのOSSを軸にタッグを組み、“呉越同舟”でエコシステムを作ろうとする動きが始まっている。業界内のライバル企業だけでなく、業界の枠を超えた様々な企業が手を組み、エコシステムを実現する時代の到来だ。 ライバル企業がタッグを組んでエコシステムを作っている代表例が、OSSの分散バッチ処理ソフトの「Hadoop」である。業界の枠を超えたエコシステムとしては、Linuxファウンデーションが2012年4月に公開した携帯機器向けLinuxの「Tizen」が一例。Tizenは、自動車メーカー、通信事業者、携帯電話機メーカーが共同で開発している。 呉越同舟でエコシステム拡大 ソフトのエコシステムとは、アプリケーションや周辺ツールなどを提供するサードパーティー、ソフトを利用するユーザーなどの存在を指す。ソフトが広く普及する上で
「LibreOffice Conference 2012 Berlin」が2012年10月17日から10月19日にかけ、ドイツのベルリンで開催されました。昨年パリで開催された第1回(関連記事)に続いて、第2回目となります。様々な発表に加えて、開発やQA(品質保証)、翻訳、マーケティング、コミュニティ運営についてのディスカッションが活発に行われ、LibreOffice日本語チームも活動を発表しました。 会場は石造りの経済技術省カンファレンスセンター LibreOfficeが2010年9月に発足してから2周年を迎え、今年2月にはプロジェクトの運営を支えるThe Document Foundationが財団法人としてベルリンに設立される(以前は任意団体)などプロジェクトの基盤整備が進んでいます。LibreOffice自体もカンファレンス中にバージョン3.5.7がリリースされるなど順調にバージョン
オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。 去年はこんな感じでした。 ◯行ったところ 1月4日 初詣 1月22日 かに道楽 2月23日 京都観光(御金神社・二条城・北野天満宮) 3月10日 ガルパン展 3月18日 京都観光(京都御所・南禅寺・浜大津) 4月7日 北海道物産展(阪急百貨店) 4月9日 桜の通り抜け 4月21日 毒展(大阪市立自然史博物館) 4月22日 ぬまオフ 6月3日 京都観光(出町柳-八瀬比叡山口-藤森-宇治) 6月30日~7月2日 水戸(大洗-那珂湊 大洗-真岡鐵道) 7月22日 OSC京都 7月23日 千葉(佐倉-幕張「私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ」スペシャルイベント) 9月8日 超きんいろモザイク展 9月9日 大阪市立科学館 9月17日 しらせ乗艦 9月23日 KEK一般公開 10月9日
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OSS推進フォーラムが復興支援にLibreOfffice収録CD/DVD無償配布、Facebookでサポートも 日本OSS推進フォーラムは2012年12月21日、オープンソースのオフィスソフト「LibreOffice」を収録したCDおよびDVDを、震災被害からの復興支援に取り組む団体や個人に無償配布すると発表した。操作方法に関する問い合わせへの対応も、Facebook上で2013年9月末まで無償で行う。 日本OSS推進フォーラムは大手システムインテグレータやメーカー、ユーザー企業などが参加する、オープンソースソフトウエア(OSS)活用やそのための課題解決などを目的とした団体。日中韓による会議「北東アジアOSS推進フォーラム」(関連記事)の開催、OSSの共同検証、日本OSS貢献者賞の表彰(関連記事)やOSS学習カリキュラムの作成といった人材育成、RubyやOpenOffice.orgの事例集
今となっては3.4系列も3.5系列も新バージョンのリリース予定はなく、LibOの進歩の早さと安定したリリースに驚くばかりです。 The Document Foundationが財団に LibreOfficeの母体であるThe Document Foundation(以下TDL)が2月17日に、名実ともにFoundation(財団法人)となりました。これがLibreOfficeの組織固めの意味するところです。 ライセンスの変更とAOOの機能の取り込み 5月末頃までに、LibOにパッチを提供した人全員にGNU Lesser General Public License 3.0(LGPLv3)とMozilla Public License(MPL)のデュアルライセンスを明言するよう徹底されました。その後6月6日から断続的にソースコードのヘッダーをApache License 2.0(AL2)に書
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