東京都のほぼ中央に位置する三鷹市は、昨年生誕100周年を迎えた太宰治をはじめ、多くの作家たちが暮らした町として知られている。平成13年には「三鷹の森ジブリ美術館」が開館し話題を集めたが、北部には太宰が入水した玉川上水が流れる水と緑豊かな町でもあり、散策にはもってこい。せっかくの連休、街歩きがてら、文豪の足跡を追ってみるのもいいかもしれない。 国木田独歩の碑 JR三鷹駅北口に降りたつと、右手に「武蔵野」などで知られる国木田独歩の碑が建っている。一時期三鷹で暮らしたことのある武者小路実篤の書で、「山林に自由存す」というの一節が刻まれている。碑に埋め込まれた肖像レリーフは、独歩の次男で彫刻家の佐土哲二制作によるものとか。周囲にはすっかり発展した駅前の風景が広がるが、ここからかつての「武蔵野」に思いをはせてはいかがだろう。 禅林寺 三鷹駅南口から南に約10分。森鴎外と太宰治の墓がある。太宰の命日に
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