県検査 在庫廃棄、商品回収を要請 県産ブランド銘茶「狭山茶」から国の暫定規制値(1キロ・グラムあたり500ベクレル)を上回る放射性セシウムが検出された問題で、県は27日、全約2600銘柄のサンプル検査を開始した20、21両日に鶴ヶ島、日高、毛呂山の3市町で採取した18銘柄のうち、4銘柄で暫定規制値を超える放射性セシウムを検出したと発表した。問題の製茶は、日高、毛呂山両市町の3茶商が取り扱っており、最大1840ベクレルを検出。県は在庫品の廃棄と販売済みの商品回収を要請した。安全性が確認された14銘柄については、出荷・販売が再開される。 全銘柄検査は、厚生労働省による「抜き打ち検査」で鶴ヶ島、日高両市の製茶から規制値超えの結果が出たのを受けて、信用回復を目指す県が、今年生産されたすべての製茶の出荷・販売を一時的に自粛したうえで実施している。 今回発表された検査結果は、セシウムがたまりやすい若芽
キリスト教思想家の内村鑑三が、佐賀出身の葉隠研究家の栗原荒野(あら・の)に宛てた手紙が、栗原の遺族の元に残されていた。研究者は「内村の意外な一面をうかがい知る貴重な資料」と評価している。 手紙を保管しているのは荒野の息子の栗原耕吾(こう・ご)さん(79)=佐賀市。荒野は1886年、現在の唐津市浜玉町に生まれた。大阪陸軍幼年学校に進んだが軍国主義になじまず、トルストイの「非戦論」に共鳴して中退。21歳で上京して明治学院神学部に入り、賛美歌「荒野の果てに」にならい「荒野」と改名した。 内村の手紙は1908年10月23日付。内村が創刊した学術雑誌「聖書之研究」に投稿を試みた荒野への返信とみられ、内村は長さ75センチほどの和紙に力強く筆を運び、「御寄贈文正に落掌仕(つかまつ)り、小生も之(これ)に由(より)て大変慰藉(い・しゃ)を蒙(こうむ)り候 必ず次号に掲載仕(つかまつ)るべく候」とねぎら
(茅舎追想その二十一)茅舎と麦南そして武者小路実篤 川端茅舎の幼なじみの無二の親友に「雲母」の主要俳人の西島麦南がいる。麦南の簡単なプロフィールは次のとおりである。 西島麦南 (にしじま-ばくなん) 明治二十八年(1895)~昭和五十六年(1981) 大正-昭和時代の俳人。 明治二十八年一月十日生まれ。武者小路実篤(むしゃのこうじ-さねあつ)の「新しき村」で開拓に従事。大正十三年岩波書店に入社,「校正の神様」とよばれ、昭和四十年文化人間賞受賞。俳句は飯田蛇笏(だこつ)に師事、傾倒し、みずから「生涯山廬(さんろ)(蛇笏)門弟子」と称した。昭和五十六年十月十一日死去。八十六歳。熊本県出身。本名は九州男(くすお)。句集に「金剛纂(こんごうさん)」「人音(じんおん)」。 【代表句など】炎天や死ねば離るゝ影法師 この麦南について、飯田蛇笏の亡き後「雲母」の主宰者となった飯田龍太は次のとおり記している
以前に河口~川原自然公園までサイクリングしたので、今回はさらに上流の戸崎橋まで走ってみました。 これまでの平野部から山間部に入って行きますが、道路の傾斜はあまりなく、交通量も少ないので走りやすいです。 自然公園の西1kmで、川は北方向に進路を変えます。 川沿いに県道22号(東郷・西都線)が走っています。 川原橋。 まっすぐ行くと西都市穂北方面へ。 橋から北方向を見る。 川岸は徐々に崖が多くなります。 えほんの郷の案内板が道のあちこちに建っています。 いかにも手作り風のほのぼのとした感じです。 川は少しずつ蛇行しながら流れる。 流れはそれほど速い感じではありません。 山々の緑が鮮やかです。 道路は2~1.5車線位で走りやすい。 小丸川発電所建設のために、整備されたのではないかと思います。 日日新トンネル 武者小路実篤の「日々新」という詩から付けたらしい。 戸崎橋までに4箇所のトンネルがありま
石井記念友愛社の日常や、そこで起こる出来事などを、スタッフ、入所者、通所者などが、それぞれのブログ名で記録し、発信してゆきます。 「日向新しき村」を訪ねた日は、前日までの冷たい雨の降る天気とは違い、早春の陽射しがやわらかく山里に降り注ぐ日でした。 この日は、この新しき村の事業を引き継ぎ、40年間にわたって支えてきた松田省吾氏のお話を聞く事ができました。松田さんは、村の田んぼに放し飼いにしてある豚たちの中に混じって話をして下さいました。 それによると、松田さんは、北海道生まれ。東京へ出て働きながら学んでいた時、埼玉県の「新しき村」のことを知り、そこを訪ねたのが縁で、「日向新しき村」へ。宮崎は、太陽の光があふれる別天地であり、理想郷のように感じられたといいます。その時、松田さんは「この静かで美しい環境・自然の中に自分自身を置く」ことを心がけようと決めたのです。それが26才の時で、以来、40年間
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