「お目出たき人」(武者小路実篤、新潮文庫) こんにちは てらこやです。 そろそろ年末ということで、ブックオブザイヤーバイマイセルフを考えてみました。今年読んだ本の中では綿谷りさ「蹴りたい背中」(この作品をとりあげた回でも書いた通り、話題の本=読んでたまるものかという病にかかっており、さらに同世代の成功に対する嫉妬もあったため、これまで読んでこなかったのです)あたりが一番おもしろく読めた本になるのかな、と思っていたのですが、それを凌駕するくらいの衝撃的な本が現れました。 武者小路実篤先生の「お目出たき人」です。 ほんのお遊びから武者小路先生の本に手を出して、いつしかすっかりはまってしまったてらこやは、この本によって完全に参ってしまったのであります。 「蹴りたい背中」は、いわゆる恋愛小説ではありません。それは現代の(といっても今からおよそ10年も前の現代ですが)女の子の自己中心性を描いた作品で
情報をいただきました。 ——————– 「実篤チョコ」バレンタインデー限定版ご案内 ★1個470円で、2月1日より発売 ★1月20日より予約受付開始 毎年大変ご好評をいただいております武者小路実篤記念館のバレンタインシーズン限定チョコレートを、2012年も発売します。 今年は、「仲よき事は美くしき哉」の色紙をあしらった箱に、キューブ型のミルクチョコを12粒詰めました。 「仲よき事は美くしき哉」は、武者小路実篤の言葉でも特によく知られており、広く親しまれている言葉です。一見当たり前の事を言っているようですが、誰しも自らを省みて様々な場面を思い浮かべてみると、その意味の深さに気づかされ、また励まされます。気持ちをチョコへ託すバレンタインにふさわしい言葉ではないでしょうか。パッケージの元になった色紙は、来館される方からの希望で複製を販売しており、1985年の開館から根強い人気があります。 中に詰
印刷 黒沢明監督直筆の絵コンテ=美術スタッフを務めた近藤司さんの長男・正司さん所蔵無料で公開される「虎虎虎」(準備稿)=武者小路実篤記念館所蔵 真珠湾攻撃の日米の動きを題材にした映画「トラ・トラ・トラ!」。攻撃から70年を迎える8日、監督を途中で降板した黒沢明さんのオリジナルシナリオが、電子書籍として無料で公開される。当時の撮影風景の写真や直筆の絵コンテも閲覧できる。これまでオリジナルシナリオの内容は公開されていなかった。 この映画は1967年、米20世紀フォックス社と黒沢プロ提携での制作が発表され、68年12月に撮影が始まった。だが、黒沢さんは撮影開始から約3週間で監督を解任され、3年後の71年に自殺を図った。解任前後の5年間は黒沢さんにとって「失われた5年間」と言われる。 今回公開されるシナリオは「虎虎虎(準備稿)」。黒沢さんが脚本家の小国英雄さん、菊島隆三さんとともに、67年1
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