日々思うこと 人は皆、今日を精一杯生きています。悩み、苦しみ、悲しみながらも、あらゆるものを受け入れ、出来事を理解しようと努め、人を許し、一人でも多くの人を愛するために生きています。どんな場合、どんな時でも、まわりに対してやさしくありたい。 「やさしくあるために」。 こんな言葉をよくぼんやりと思い浮かべます。そのために自分はどうあるべきなのだろうか。社会や他人と、どう接していけばいいのだろうか。どう振る舞えばよいのでしょうか。心をどう整えればいいのでしょうかと。。。 暮らしの知恵袋 何を努力し、何を学んだらいいのだろう。改めたらよいことは何か。そんな時、ヒントを与えてくれる一冊があります。 貝原益軒の『養生訓』。貝原益軒は、江戸時代の儒者であり、84歳まで生き、死の前年まで著述をつづける健康を保っていました。『養生訓』は、著者83歳の時に書き下ろした健康論で、現在も読み継がれている名著です