スレッドについて 前頁までOSのスレッドの概念やJVMの概要をご理解頂けたかと思います。 スレッドとは、OSのJavaコマンドなどのプロセスをCPUのコアに要求する最小の処理要求です。 Javaのスレッドは、OSのマルチスレッド(複数のスレッドによる並列処理)を実現するために、 JDK1.0からRunnableインターフェイス、ThreadクラスがJavaAPIが用意されています。 Java5からjava.util.concurrentパッケージとして、並列処理を管理及び実装し易いAPIがリリースされました。 まずは、Runnableインターフェイス、Threadクラスを学び、最終的にはconcurrentパッケージを利用した並列処理を学習します。 スレッドのライフサイクル スレッドの状態遷移について説明します。 Threadクラスの状態遷移は、java5よりThread.State列挙型