加熱式たばこ市場が厳しい競争を繰り広げる中、日本たばこ産業(JT)のPloomブランドが次なる挑戦へと踏み出した。新商品「Ploom AURA(プルーム・オーラ)」には、味や吸いごたえ、デザインの進化とともに、ユーザー体験を一新する工夫が詰め込まれている。JTたばこ事業本部の山口顕氏に、商品開発の舞台裏と意気込みを聞いた。 JTが発売する新たな加熱式たばこ用デバイス「Ploom AURA(プルーム・オーラ)」。日本市場投入の中心を担ったのは、同社たばこ事業本部RRP商品企画統括部長の山口顕氏である。 山口氏は2023年まで、スイス・ジュネーブにあるJTI(JTインターナショナル。たばこ事業の本社機能を担うグループ会社)に駐在し、プロダクトポートフォリオとデザインの担当者として商品企画を手掛けていた。 「新商品Ploom AURAの特長は、よりコンパクトで使いやすく、それでいてたばこ葉本来の
