将棋の藤井聡太二冠が、11日行われた「朝日杯将棋オープン戦」で準決勝と決勝の対局を制し、この棋戦で3回目となる優勝を果たしました。 藤井聡太二冠(18)は11日、都内で「朝日杯将棋オープン戦」の本戦トーナメントに出場し、準決勝で現在最多のタイトルを持つ渡辺明三冠(36)を逆転で破ったあと、午後に行われた決勝で三浦弘行九段(46)と対局しました。 対局は、それぞれの持ち時間が40分と短い「早指し」のルールで、決勝も終盤に形勢が入れ代わる熱戦となりましたが、午後4時すぎ、101手までで藤井二冠が三浦九段を投了に追い込み、優勝を果たしました。 藤井二冠はこの棋戦で、初出場した3年前とその翌年に連覇していて、今回で3回目の優勝を果たしました。 対局のあと、藤井二冠は「準決勝と決勝、どちらも苦しい場面が長い将棋でしたが、開き直って勝負したことが結果につながったと思います。優勝という結果はとてもよかっ