【足利】市は16日、市議会全員協議会でJR両毛線の足利-富田駅間での新駅整備事業について説明した。プラットホームは線路の南側のみに設置し、線路は1本のみの「1面1線」方式で検討するほか、県にも事業費の支援を要請したことなどを報告。市議からは、費用負担や周辺の渋滞対策など質問が相次いだ。 市によると、駅本体の建設見込み額は約8億円。JR東日本のICカード「Suica(スイカ)」への対応システムを導入した場合、追加で約3億円がかかるという。駅前広場などの整備費用を合わせた総事業費は計約15億円と推定し、市とJR東日本で負担割合を調整している。