開幕を前に、約1億2000万円の赤字を計上する見込みとなった長崎。この事態を受け、フロントが引責辞任する事態となった。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部) 画像を見る J2のV・ファーレンが、深刻な経営不振に陥っている。2016年の決算が約1億2000万円の赤字を計上するとの見通しで、これはJ2に昇格してから最高の赤字額になるという。 これを受けて、池ノ上社長が責任を取る形で辞任届を提出し、岩本専務取締役や服部取締役はすでに辞任していて、Jリーグから監査が入っているとの報道もあった。 広告料収入の大幅ダウンや、入場料収入も見込んでいた数字に届かなかったことが、赤字の原因となったようだね。いずれにしても、厳しい現実を突きつけられたというわけだ。 『ダ・ゾーン』との大型放映権の契約で、Jリーグの優勝賞金が倍増されるのはポジティブな側面とはいえ、経営に苦しんでいるクラブは少なくないようだ