タグ

ブックマーク / blog.inductor.me (17)

  • リソース制限をかけたKubernetes Podの中でhtopをしてもホスト上のリソースが表示されるのはなぜか - inductor's blog

    はじめに これは、Kubernetesアドベントカレンダー2の20日目の記事です、と思っていたら1の17日目が空いていたのでそっちに移します。 結論 htopホストのリソースを取得できるカーネルの情報を見に行っているから! 終 制作・著作 ━━━━━ ⓃⒽⓀ 終わりではない これだけだとアドベントカレンダーの記事としては内容があまりにも薄すぎるのでもうちょっと書きます。 この話を進める前に揃えておくべき前提知識の話。コンテナとVMの違いを説明する方法はいくつかありますが、決定的な違いとしては根的にリソースの分離の仕方がちがうところにあります(細かいこというのもアレですが、ここではruncなどの標準的なコンテナ実装を用いた場合の話をしています)。 仮想マシンはホストマシンのリソースを(USBやPCIなどをパススルーする場合を除いて)基的には全て隠蔽し、少ないリソースでデバイスのエミュレ

    リソース制限をかけたKubernetes Podの中でhtopをしてもホスト上のリソースが表示されるのはなぜか - inductor's blog
  • Docker終焉は別にしないと思うけど、知っておいたほうがいい知識の補足を書く - inductor's blog

    Docker一強の終焉にあたり、押さえるべきContainer事情 を読んで漠然とDockerが終わるって思った人、素直に手をあげてください。別にDockerは終わりません。なんかむしろWASMとかんばるぞって息巻いてて可愛いので頑張って欲しいと個人的には考えています。 その昔、Kubernetes 1.20からDockerが非推奨になる理由 - inductor's blog を書いたら炎上しました。最初の記事の書き方が良くなかったという反省はあるにせよ、世間一般で「Dockerは開発環境で使うやつ」という認識があまりにも広がりすぎているというのが良くわかる勉強の機会になりました。 逆を言うと、みなさんがこれらの記事を読む時には、Dockerという言葉に含まれる意味に注意して読んでいただきたいと思っています。Dockerには大きく分けて以下の意味が含まれると僕は考えています。 Docke

    Docker終焉は別にしないと思うけど、知っておいたほうがいい知識の補足を書く - inductor's blog
    rin51
    rin51 2023/04/04
  • Re: NginxとApacheって何が違うの?? - inductor's blog

    これは何 以下記事のアンサーブログです。 qiita.com 以下のことはコメントに書いたんですが、書ききれなかった部分もあったり整理したほうがいいなと思い記事に起こしています。 現代のアプリケーションではC10K問題よりも先にDBやアプリケーションのボトルネックが先に来るため、C10K問題に遭遇するよりも先にやることがある ミドルウェアとしての成り立ちから設定ファイルの書き方に至るまで、それぞれのソフトウェアで思想が根的に異なるので、単なるパフォーマンス比較をしてもあまり意味がない NginxとApacheの違いをC10K問題を中心に語るのは時代が違う この記事に限らず、多くの「Nginx vs Apache」系記事では「ApacheはC10K問題を抱えている」という論理をベースにそれぞれの違いを表現しています。 が、これは2022年においては(実際にはもっと前からですが)既に事実では

    Re: NginxとApacheって何が違うの?? - inductor's blog
    rin51
    rin51 2023/02/01
  • そうなんだ。また転職するんだ。 - inductor's blog

    はじめに これは転職エントリーです。この2年出社はしていませんが、一通り仕事を終えたので投稿ってことで自分のブログに自分語りをします。「お前誰」っていう人はツイッターや過去のブログ記事でも読んでからお読みください。 2020年3月に公開したこちらのエントリーでは、ZOZOを退職した話を書きました。その後これまで2年ちょっとの間はHPE(日ヒューレット・パッカード合同会社)にてクラウドアーキテクトとして勤務していました。人によってはHPEよりもZOZOのイメージが強いかもしれませんが、実はHPEの方が若干在籍期間が長いです。 blog.inductor.me 在職中は国内外・大小問わずいろいろな案件に関わらせていただいて、事例紹介のページにもおもしろスーツぽっちゃり写真が出ています。気になる方は探してみてください。 転職します、という話 ※転職先については隠す必要は実はないのですが、最近ち

    そうなんだ。また転職するんだ。 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2022/05/30
    テンプレ
  • 新しいLinux namespaceである「CPU Namespace」について - inductor's blog

    はじめに この記事は、以下のlwn.netの記事を抄訳したものです。 lwn.net CPU Namespaceのご紹介 これはCPU namespaceのインターフェスとそのメカニズムを証明するための初期プロトタイプです。 現状におけるCPUリソースの制限方法 Linuxカーネルでは、タスクのCPUリソースを制御するために2つの方法を提供します。 cgroup cpuset: 該当のグループにアタッチされた単一または複数のタスクの集合に対し、CPUリソースを制限するためのメカニズムです。 syscall sched_setaffinity: CPUの集合に対して特定のタスクをピニングするためのシステムコールです(訳注: NUMA利用時の条件下などにおいてよく利用される手法)。 また、カーネルはシステムにおいて利用可能なCPUリソースを閲覧可能にするために3つの方法を提供します。 sys/

    新しいLinux namespaceである「CPU Namespace」について - inductor's blog
    rin51
    rin51 2021/10/25
  • CIOpsとGitOpsの話 - inductor's blog

    はじめに GitOpsという言葉が生まれたのが自分の知る限り2017年頃なのですが、世の中にあるCI/CDの仕組みはまだほとんどがCIOpsもしくは手動のオペレーションによって成り立っていると思っていて、かつては自分もそうだったのですが「Gitで管理されていればGitOpsなんでしょ?」という勘違いを払拭したくてこのエントリーを書いています。 GitOpsとCIOpsは全然違う まず前提としてGitOpsの明確な定義を知らないという場合、あなたの思う「Gitを契機とした自動デプロイの仕組み」は基的にはCIOpsです。GitOpsとCIOpsは思ったよりも大きな違いがあって、そもそもGitOpsの必要性が分かっていない場合、自動化によって成立しているデプロイはCIOpsが基です。 CIOpsとGitOpsの一番の違いは、Push型かPull型かである CIOpsの場合、例えばGitHub

    CIOpsとGitOpsの話 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2021/09/24
  • 軽量Dockerイメージに安易にAlpineを使うのはやめたほうがいいという話 - inductor's blog

    はじめに やめろ、ではなく、やめたほうがいい。です。自分のユースケースに合ってるか今一度確認することを推奨します。基的にはAlpineは避けたほうが良い、というのが2021年時点での私の認識です。 なんで? libcに一般的な互換性が不足しているからです。RubyPython、Node.jsなどでNativeモジュールをバンドルしているアプリケーションの場合、パフォーマンスの劣化や互換性の問題にぶち当たる場合があります。 superuser.com あとは他のベースイメージの軽量化もそれなりに進んできていて、Alpineが定番軽量イメージと言う認識は2018年頃には消えつつあったかなという認識でいます。 どうすりゃええねん ※Debian Slimがあるやんってツッコミ結構もらったんですが、Slimは当たり前過ぎてもう紹介しなくていいかなっていう甘えで省略していました。よろしくおねがい

    軽量Dockerイメージに安易にAlpineを使うのはやめたほうがいいという話 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2021/03/08
  • あの時に言われた一言にずっと救われ続けているという話 - inductor's blog

    年の瀬なのでちょっとした思い出話を書き記しておく。 自分が高専を中退したとき、精神的にはかなりズタボロな状態で、この時期(年末年始にかけての冬休み)から既に登校が不可能な状態になっていた。お世話になっていた寮にも年始からは戻ることが難しく、単位ギリギリでなんとか大学受験の資格だけをもらえる「修了退学」というところにこぎつけられるかどうかだった(結果的にはそうなった)。 当時の担任(今はもう定年で学校を去ってしまったらしい、当時は当にお世話になった)から、出席日数の関係で体育をあと1時限分受ける必要があるため、登校したほうがよいと告げられ、当時既に留年までしていたので1つ下の「同級生」たちに奇異の目で見られながら久々の登校をした。このとき既に退学をすることは心に決めていて、ついでなのでお世話になった先生にご挨拶に伺った。 このとき、ある数学の先生に言われた一言が今も心に残っていて、凹んだと

    あの時に言われた一言にずっと救われ続けているという話 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2021/01/04
    インダクタさん
  • KubernetesのDockershim廃止における開発者の対応 - inductor's blog

    はじめに 今朝に書いたブログが思ったより反響が大きくて、「Dockerが死んだ」という勘違いをされている方も多かったので追加でエントリーを書きました。 blog.inductor.me 決してそんなことはないので、対応が必要なケースを見ていこうと思います。 はじめに 対応が必要ではないケース Kubernetesを使わない人たち 番はKubernetesでも、開発にDocker Composeを使っているデベロッパーの開発環境 対応が必要なケース 開発環境でも手元でKubernetesを利用する人たち NVIDIA DockerKubernetesで使っている人たち Kubernetesワークロードの中で「Docker in Docker」や「Docker APIに依存した処理」を動かしている場合 Dockerの機能を使ってこれまでやっていたことについて 対応が必要ではないケース Ku

    KubernetesのDockershim廃止における開発者の対応 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2020/12/03
  • Kubernetes 1.20からDockerが非推奨になる理由 - inductor's blog

    追記: Kubernetes側での公式のアナウンスが2出ているのでこちらも合わせてご覧ください。 kubernetes.io kubernetes.io Kubernetesコミュニティを眺めていたら、やたらめったら色んな人達が1.20 RCのリリースノート引っ張り出して「Dockerが非推奨になるからちゃんと対策を検討してね!!!」とアナウンスをしていて、挙げ句SIG Contributexではその対策に追われてバタバタしている自体を観測しました。 CNCF Ambassador Slackでもだいぶ燃え上がっていて、見かねて dev.to に記事を投稿したのでそれをかんたんに日語にまとめてみようと思います。英語のほうはこちらをご覧ください。 dev.to 追記2. 影響範囲を知りたい場合はまずこちらをお読みください blog.inductor.me 追記2. 影響範囲を知りたい場合

    Kubernetes 1.20からDockerが非推奨になる理由 - inductor's blog
  • CNCF Ambassadorになりました。 - inductor's blog

    はじめに こんにちは。inductorです。今日は簡単に報告だけ。 先日以下メールが届いて、CNCF Ambassodorに選ばれたことがわかりました。 日人としては@tnirさん、@superbrothersさんに引き続き3人目で、まさかのCKA/CKAD取得前にAmbassadorになってしまいました。 CNCF Ambassadorってなに? CNCF Ambassador programは、Kubernetes、Prometheus、EnvoyなどCNCF傘下のプロジェクト技術に関心を持ち精通もしながら、他の人々にそのコミュニティや枠組みについて学ぶための支援活動する人に認定されるプログラムです。 Ref. Ambassadors - Cloud Native Computing Foundation ブロガー、インフルエンサー、エバンジェリストなどとしてコミュニティイベントや

    CNCF Ambassadorになりました。 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2020/05/13
  • 社内勉強会にて監視に関して発表した資料を公開します - inductor's blog

    はじめに こんにちは。inductorです。 今回は、社内のSRE技術共有会にて、MLOpsチームにおける監視の考え方や取り組みについて発表したので、その資料を展開します。 speakerdeck.com ご意見ご感想お待ちしております!

    社内勉強会にて監視に関して発表した資料を公開します - inductor's blog
    rin51
    rin51 2020/03/07
  • Googleが作った分散アプリケーション基盤、Borgの論文を読み解く -その5(最後の翻訳)- - inductor's blog

    このエントリーについて このエントリーを書き始めた経緯は下記にあります。 blog.inductor.me 今回で翻訳は最後になります。前回のエントリーはこちらです。 blog.inductor.me 8. 教訓と今後の課題(Lessons and future work) このセクションでは、10年以上にわたって番環境でBorgを運用してきたことから学んだ定性的な教訓のいくつかを説明し、Kubernetesの設計でこれらの考察がどのように活かされているかを説明します[53]。 8.1 学び: 失敗談 まずは、「訓話」として話すのにちょうど良いBorgが持ついくつかの機能から始め、Kubernetesではこれを避けるためにどのように設計したかも合わせてご紹介します。 ジョブは、タスクの唯一のグループ化メカニズムとして制限されています。Borgには、マルチジョブサービス全体を単一のエンティ

    Googleが作った分散アプリケーション基盤、Borgの論文を読み解く -その5(最後の翻訳)- - inductor's blog
    rin51
    rin51 2020/02/17
  • Kubernetes Meetup #24 2つ目のスライドのやつ - inductor's blog

    Debug application inside Kubernetes using Linux Kernel tools Sonyのシステムエンジニア @KentaTadaさん runc Docker containerのコントリビューター Agenda oci-ftrace-syscall-analyzerの紹介 Kubernetes上でプロセスのコアダンプを取る方法の紹介 Kuberetesの全体像 oci-ftrace-syscall-analyzerの紹介 軽量でセキュアなruncベースのコンテナ環境を組み込み向けに開発した サードパーティ向けにセキュア(制限があってルートレスな)コンテナを立ち上げる要件 ftraceベースのシステムコールアナライザを作った 既存のKuberentesデバッグ方法 デバッグツールをPodに入れる デバッグ用イメージを作る プロセスの名前空間を共有し

    Kubernetes Meetup #24 2つ目のスライドのやつ - inductor's blog
    rin51
    rin51 2019/10/24
  • 社内勉強会で作ったDocker/Kubernetes入門の資料を公開しました - inductor's blog

    TL; DR Docker/Kubernetes初心者の方と一緒に仕事をすることになったので、はじめの一歩として勉強会を開いたときに作成した以下の資料を公開しました。 speakerdeck.com 資料の目的 ZOZOテクノロジーズではたくさんのプロジェクトがあり、技術的にも古いものから新しいものまでいろいろなものが使われています。その多くは歴史的経緯や開発者たちのレベル感、今まで経験した技術などをベースに選定されることが多いです。 弊社 岡がCNDT2019にて発表した以下の資料や、ZOZOTOWNの作り直しの真っ赤な広告にもあるように、古い技術を使い続けてグロースを続けてきた結果、社内のプロジェクトのいくつかはスケーラビリティとして飽和に近い状態のものもあります。 ZOZOTOWNのCloud Native Journey from Toru Makabe www.slideshar

    社内勉強会で作ったDocker/Kubernetes入門の資料を公開しました - inductor's blog
    rin51
    rin51 2019/10/15
  • 技術書典6にて本を出します。 - inductor's blog

    ご挨拶 お久しぶりです。inductorです。 いきなりなのですが告知させてください。 技術書展にて、2冊のを出すことになりました! が、うち1冊は詳細がまだ出せないので出せるようになったらご連絡しますw う47 おとうふ工房 知り合いのインフラエンジニアのあおいさんと一緒に、 マンガでわかるKubernetes を出すことになりました。 おとうふ工房は「う47」です!k8s漫画かいてますもりもり✍️✍️✍️— あおい@技術書典う47 (@_a0i) February 20, 2019 こんなかんじ!!!!!!! 僕は主にKubernetes技術周りの話を見つつ、コラムなどを必要に応じて書いています。 マンガの主な執筆?活動はあおいさんがやってくれているので、全体の流れを見たりだとか、技術的なところのフォローをやってたりします。 当日は2人でブースに立っている(座っている?)予定なので

    技術書典6にて本を出します。 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2019/03/04
  • 初めてKubeConに参加したエンジニアが感じた、海外カンファレンスへの臨み方 - inductor's blog

    概要 この記事は、KubeConに参加した @inductor が何も準備せずにKubeConに参加して学んだことをアウトプットする目的で書いています。 TL; DR 英語(中国の場合は中国語)やりましょう 海外でも言うほどレベルが死ぬほど高いってわけじゃない コンテナ初心者でも怖くない 期待通り/期待以上だったこと とにかく人が多い これは当にそうで、2018年12月のKubeCon Seattle 2018にはなんと8000人近くの参加者がいました。1月前に開催されたChinaが2500人くらいだったはずなので、3倍ですよ3倍。 普通に見渡す限りが、人、人、人。交流も楽しかった反面、人が多すぎて疲れたというのと誰と話せばええねんみたいになった側面もあります。 ブースがすごい 企業の展示は日のイベントでも行われているとは思いますが、今回は8000人来場ということもあってか、Inter

    初めてKubeConに参加したエンジニアが感じた、海外カンファレンスへの臨み方 - inductor's blog
    rin51
    rin51 2018/12/17
  • 1