春夏秋冬、いつ出かけても四季折々の車窓が楽しめるのが「わたらせ渓谷鐵道」だ。特に終点・間藤までの約36kmは大自然が作った庭園のようで、雨の日さえも風情アリ。東京から日帰りで行かれるところに、こんな極上の路線がある。
燃えるような紅葉に囲まれてみたい――そんな願いは、意外と東京の近くで実現する。オススメは群馬県のわたらせ渓谷鐵道だ。 紅葉シーズンのトロッコ座席は予約が確実 浅草発7時40分発の「特急りょうもう3号」は、途中の北千住や東武動物公園でたくさんのお客さんを乗せて快走する。東京スカイツリーのふもとを駆け抜け、複々線区間あり、複線の先行列車の追い越しあり、ラストはのどかな単線区間となる。この列車の車窓も楽しくて飽きないけれど、詳しく書くと本稿の終わりまでに紅葉へたどり着けない。
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