仮想フレームバッファ(デバイス)はメモリ上にXウィンドウ画面をマッピングする特殊なXサーバです。 Linuxマシンを遠隔GUI操作に限定して使用するために実機での直接GUI操作ができないようにする場合は仮想フレームバッファが役に立ちます。 またXenのDomainUなどのようにビデオカードが使えず通常のXサーバが使用できない場合に仮想フレームバッファを導入してXDMCP接続してGUI操作したりもできます。 ここでは2008年4月にリリースされたUbuntu 8.04(Ubuntu 8.04 Desktop版)に仮想フレームバッファを導入し、 XサーバからのXDMCP接続やVNCクライアントからのXDMCP接続を行う手順を紹介します。 1.前提条件 Ubuntu 8.04 Desktop版が標準インストールされているものとします。 2.固定IPアドレス化(任意) Ubuntu 8.04 De