アメリカのジャーナリズムの分野で、デジタル・メディアを活用した創造的な取り組みを表彰するナイト・バトン賞(Knight-Batten Award)というものがあります。先月末、2011年度の最優秀賞に選ばれたサービスは、設立からまだ1年半のスタートアップサービス、Storify(ストーリファイ)でした。 ソーシャルメディア上の情報を集約して物語(ストーリー)をつくる「Storify」 「Storify」とは、ソーシャルメディア上に存在する膨大な量の情報を取捨選択することで、「Story(物語)+fy(化)」することを可能にするサービスです。 以前に『災害時に必要とされるキュレーション・メディア』(3/30/2010)でも触れたように、自然災害や速報性の高いニュースが勃発した際、重要性の高い情報を整理し、時間の流れや文脈を踏まえた上で共有することを可能にするサービスの必要性は、今日増々増えて
![『ジャーナリズムの未来? 注目のキュレーション・サービス、Storify(ストーリファイ)』(市川 裕康) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/372489352b9b4007716378b7b6e9d2b937a5088a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fcommon%2Fimages%2Fv3%2Fmeta%2Ffb_ogp-image.png)