艦橋にも戦闘機運用に必須の装備が。 姉妹艦「いずも」も改装に着手済み ステルス戦闘機F-35Bの運用能力を持たせるため飛行甲板などの改修工事を行っていた海上自衛隊の護衛艦「かが」が2024年4月8日、報道関係者に公開されました。同艦では艦長の國分一郎1等海佐自ら報道陣を案内、飛行甲板だけでなく航空管制室などの艦内も見ることができました。 「かが」は、海上自衛隊最大の護衛艦である、いずも型護衛艦の2番艦です。ヘリコプターの同時発着艦が可能なよう、空母に似た、いわゆる全通甲板型の形状をしているのが特徴で、横浜市にあるJMU(ジャパンマリンユナイテッド)磯子工場で建造され、2017年3月に就役しています。 呉基地に停泊する海上自衛隊の護衛艦「かが」。改装終了に伴い、艦首構造が台形から四角形に変更されている(深水千翔撮影)。 一見すると、既存のひゅうが型護衛艦に似ていますが、任務の多様化や陸海空自
